My Laid-back Aussie Life

オーストラリア、アデレード発のオージーライフ、家族、看護などについて~

脱・コンタクトレンズ!!

2007-06-24 00:37:04 | 日常あれこれ
ああっ!世界が普通に良く見える!!正しく言えば…朝起きてベッドサイドにある眼鏡を手探りで探して(目を開けていても手に届く範囲にあるものが見えないため)洗面所まで行きコンタクトレンズを入れなくても普通の生活が出来るほど物が良く見える。

実は2日前に視力回復のためのレーザー手術を受けた。夫に散々勧められていたのに、費用は高いし目にレーザーでメスを入れられるという状況にイマイチ気がのらずにいたのが、運転中にコンタクトレンズを車の中でなくしたのがきっかけで手術を受けることに。そうそう、ハードコンタクトレンズはちょっとドライアイになったり変な角度を見たまま瞬きをしたりすると簡単にハラッと落ちてしまう。そうなったら最後、自力で探すのは困難、場所によっては不可能となる。毎回、私に「ちょっと来てー!コンタクトを落としちゃったー!!」といわれて探す羽目になるのが嫌になって夫は手術を私に勧めたのだと思う。彼は15歳のときから暇さえあればPCゲームばっかりしていたのに未だに視力は無駄に良い。絶対におかしい…。

手術は起きている状態で受け、局所麻酔用の目薬を差してくれるのでほとんど痛みは感じない。そう、手術を受けている間は。台の上に乗っかって全て終了するまでなんとほんの10分。その後は割とすぐに先生に術後の診察を受けてそのまま家にすぐ帰れる。でも、直後~数時間は視界が霧がかかったような感じに見えるし、手術前にリラックスするために安定剤を飲むのでかなりフラフラする。でも、これは人によるらしい。一緒に手術を受けた同室にいた同志達(?)はその後すぐはっきりと見えて、買い物に行ったりとクリアな世界を早速エンジョイしていたらしい。私は帰るなりダウンして4時間ほど寝ていた。しかも痛みがかなりあり、コデインの入った鎮痛剤を飲むほどだった。同志達はこれまた痛みは全然無いともいっていた。この回復力の違いは年のせいか!?と思ったが、54歳のおばちゃんも術後直後からピンピンしていたらしい。

まあ、ともかく次の日は運転できるまで視界がよくなっているのには驚いた。これでも、コンタクトをしているときに比べたら70%くらいかな。と思っているうちに数時間単位で視力が上がっていき、術後(ってなんか医療専門用語みたいだよね)48時間でコンタクトをつけているときの90%くらいにまでなった。これからも徐々に視力が上がっていくらしい。両目で手術費はAUS$5,000。それだけの値打ちはある。この喜びは眼鏡をかけたことが無い人にはちょっと理解しがたいだろう…。こうして眼鏡暦27年、コンタクトレンズ暦23年にめでたく終止符を打つ。勧めてくれた夫に大感謝!!

でも、あと十年もしたら本を読む時だけは老眼鏡のお世話になるのだろうけど…。

Kapunda週末旅行2~Part3Barossa編続き

2007-06-20 16:51:47 | カントリーサイド~Kapundaにて
しつこくBarossa日記。今回訪れたワイナリーは2つでLangmeilとChateau Dorrien。このChateau Dorrienはもちろんワインを生産しているが、どちらかと言うと売りは蜂蜜で作られているリキュールのMead。ワインのほうは余りぱっとしない。オーストラリアでもMeadを作っているワイナリーは5つほどしかないとか…。ここにおいてあるMeadは4種類。全部試飲させてくれた。シナモンやチョコレートなどスパイス系のMeadを飲むときは、小さいミルクパンに入れてちょっとだけ火にかけて暖めて飲む。こんな寒い時期にはちょうど良い。体が温まる。なんだか、昔に大晦日に行った地元の神社で貰った甘酒を何故か思い出した。ワイナリーのおばちゃんはこのワイナリーがMeadを作ることになったきっかけやらそれぞれについているMeadのラベルの名前の由来なんかを話しながらMeadを暖めてくれた。私はシナモンとチョコレート味の暖めて飲む Scarlet(「風と共に去りぬ」のScarlet O`Haraの情熱的なイメージかららしい…)とオレンジ系のGran MenielというMeadを1本つづ購入。私の試飲した残りのMeadを息子達が喧嘩しながら飲み干してしまった。甘いからジュース感覚で飲んだらしい。これで酔っ払って少しでも静かになってくれたら…。



直売店の建物。



建てのもの入り口。



中はかなり広くちょっとしたワイナリーの資料館のようになっている。古いワインの貯蔵庫や、ワインを絞るのに使った機具、地元の人たちが作ったのであろう工芸品なんかも置いてあって面白い。



時代がかったやかんとワインの樽。



古いワインの貯蔵庫に描かれている当時の様子。この絵はワインを足で踏みつけて絞っている場面。



ブトウ圧搾機っていうのか?



次に行ったのは、Chateau Dorrienからほんの2-3分のMaggie Beerのグルメショップ。このおばさんはオーストラリアでもかなり有名なひとでいろんなレシピを作り出している。ここにはワインはもちろん、主にはここにある養鶏所(っていうのか?)で育てている雉から作るレーバーペース、ワイン用のぶどう(Carbenet)やQuince(花梨っぽいすっぱい果物)から作ったジャムやペースト、トマトソース、チリソース、アイスクリーム、オリーブオイル、ヴィネガーなんかの高級グルメフードがおいてある。値段も結構良い…。ものによってはAdelaideの町にも置いてあるものもある。試食試飲はほとんどさせてくれ、それだけでも結構お腹が満たされる。



建物はガラス張りになっているところが多く、周りにある湖が中から見渡せるようになっている。部屋の一角と湖に面したテラスではここのグルメフードの盛り合わせや手作りケーキが食べられるようになっている。とてもきれいな場所。



何故か、直径1メートルはあるかぼちゃが入り口に鎮座している。息子達が面白そうに叩きまくっていた。



敷地内にある雉の農場。何故か孔雀までいる…。雉ってこんなにいろんな色があるんだー。知らなかった。もちろんカラフルなのは雄だけだろうけど。

敷地内にはプラムやその他の果物の木、オリーブの木が沢山あり、農場の人がオリーブを摘み取っているのを見かけた。あれもあの美味しい香りの高いオリーブオイルになるのだろう。

これでバロッサの日記は終わり。次回はオーストラリアでも一番美味しいとされているRockford WineryとHenshcke Winery(だっけ?)に訪れてみたい。

Kapunda週末旅行2~Part2Barossa編

2007-06-19 00:17:15 | カントリーサイド~Kapundaにて
日曜日にはKapundaからほんの15分くらいのBarossa Valleyに家族とHさんと行って来た。まずはランチを、ということでとりあえずメインストリートのMurray Streetに行って路駐する。えーと、どこで食べようか、Hさんには彼女がまだ食べたことが無いというカンガルーを体験してもらいたいし、子供がいても気軽に食べれて且つちゃんとした質の良いレストランが無いかなー、なんて考えていたらなんと車を停めた真ん前のカフェレストランの「Stone Grill」という面白そうな看板が目に入る。ガラス窓に貼ってあるメニューを見ると結構しっかりしたものが食べれそうだ。迷わず入り、私と夫は調味料にマリネードしてあった色々な肉類のグリルとポテト・野菜の付け合せを一緒に食べることに、Hさんはカンガルーとポテト&サラダ、チビ達はイカのリングのフライとフライドポテトを注文。で、この期待のStone Grillとやらがやってきた。本当にStone=石に肉がのっている。ガンガンに熱した四角い石の上に肉類がのせてあって、まずこの肉をひっくり返して、1口大に切って好みの焼き具合になったら食べていく、とお店のおねーさんが説明していく。みんなで、「おおっ!!」とか大いに反応してしまった。クールな夫はいつものように「フーン。」とか…。この石は結構余熱があり、うまい具合に食べるペースと肉が焼けるペースが合って具合が良い。これを付け合せのソースにつけてパクパクといく。ああ、車を運転していなかったら地元の美味しい赤ワインなんか完璧に合うだろうな、など思ってしまう。まあ、それは次に待っているワイナリーでのティスティングで補うことにする。とりあえずランチは大当たり!

まず、行ったワイナリーの1つのLangmeil。これは次男が生まれたときに知り合いにお祝いで頂いたとても美味しかったワインの生産元。是非来て見たかった所だ。



割とこじんまりしているところで、注意していないと見過ごしてしまうかも。とても古い家をそのまま使っている。とてもおしゃれな感じのする素敵な雰囲気を持っているワイナリーだ。そしてとても暖かい感じがする。



奥の左手にあるのが入り口。庭にはテーブルやワインの樽が置いてある。ここで何が食べれるのだろうか?ついでに、ワインの樽が半分に切って大きめの植木鉢として売っている。大きな庭があったら是非試したい。とてもおしゃれだ。Harndorfのメインストリートにもいろんな花を植えてあちらこちらに飾ってあった。



庭の前にあった、同じく古い建物。コテージといった感じか。何に使われているのだろう?この町にはこういった敷地に小さな建物がいくつかある、というのを良く見かける。そう、大きな家をどーんと建ててあるのではなく…。



SA州のワイナリーは知る限りはテイスティングをするのは無料。ここでは赤のみを試飲する。うちのチビたちは見るもの全てが珍しいらしくワインを造るための古い器具やワインボトルを触って遊んでいるので気が気でない…。Hさんと試飲は交代ですることに。ここのワイナリーの人たちはとても上品なおば様たちでそしてとても親切。ワインのことに関して私がした質問に詳しく答えてくれた。そして、チーズやクラッカーなども置いてありすすめてくれる。ワインはとても良いものだった。値段も手ごろ($19~25)。ただ、上等なものは高いため(一本$50以上する)試飲はできなかった。色々な種類の赤ぶどうが入っているとてもフルーティーな香りのする赤Three Gardens (Shiraz Grenache Mourvedre)と、フルボディのBlacksmith Cabernetを1本づつ購入する。なんと、気を使って私達の写真まで撮ってくれた。とても気持ちの良いワイナリー。



試飲をする部屋は、暖炉で暖かった。外から見ると煙突からもくもくを煙が昇っている。こんなのは味があって良い。



見渡す限りブドウ畑。今冬であるためぶどうの木には葉がほとんど付いていないか紅葉が少し残っているくらいだ。



数年前に見つけた隠れた名所。Viking Wineryの前からみるValley。Valleyがぐるっと見渡すことが出来る。深呼吸、深呼吸!冷たい澄んだ空気が脳に染み込んでいく…。

~Part3に続く~

Kapunda週末旅行2~Part1Kapunda周辺

2007-06-18 13:26:41 | カントリーサイド~Kapundaにて
先日まで、1泊2日の恒例のKapunda週末旅行に行ってきた。今回は飛び入りでナース仲間のHさんも一緒。土曜日のお昼を一緒にうちで食べて(自家製焼き豚入りのベトナム風春巻き)午後からゆっくりとKapundaにチビ2人と泊まり用具・食料を積み込んで出発した。午後3時半くらいにKapundaに今度は迷うことも無く無事に到着し、チビ達が車の中で爆睡しているのをいいことにKapunda初心者のHさんを連れてそのまま主な観光スポットを車で流すことにした。余りアデレード市内を出ないHさん、田舎の風景や町にいちいち反応していたのでそれを見るのも楽しかった。


 
前回も掲載したが、Kapundaの入り口で皆を出迎えている「MAP」という名物おじさん(の巨大な像)。炭鉱夫らしくつるはしを抱えている。



前回は日没直前で余りきれいに写真に残せなかったKapunda炭鉱跡地。生(ナマ)の羊とウサギが見れる。Hさん曰く、「やはり田舎は空気が澄んでいて気持ちいい。」そういえば、その昔、イギリス人が持ち込んだウサギが大量繁殖して農作物を食い荒らすようになったので、今度はそれを制御するために狐を離した所、その狐が大量に繁殖しオーストラリア原産の動物の何種類かを絶滅に追いやったとか何とかという話を聞いたのをうろ覚えに記憶に残っている。



Kapunda観光案内所の地下にある炭鉱資料館。Kapundaの史跡を簡単にまとめたビデオを流している。そのほかにもいろんな資料の展示がされている。地下に炭鉱の中の雰囲気を再現しているので、当時に浸りたい人にお勧め。これを見るとこの町は1800年代の半ば頃からかなりに栄えたらしい。今は寂れた農業中心の小さな町…。



Kapunda Historic Trailというものを辿って行くと、こんな小さな町なのにいろんな宗派の教会がもうそれは各ブロックごとくらいに沢山建っている。それが建てられたのはほとんど炭鉱の町として栄えた当時なのだろうけど、それらがこうして残っているというのは凄いことだとおもう。



毎回チャンスを逃していたMuseum。閉館までまだ30分くらいあったのに、受付の魔女のような時代がかったコートを着込んだ年配のおばちゃんがいうには、中はかなり広く地下も相当広いし、庭にもさらに色々な展示物があるのでゆっくり見るには時間は必要だとの事。また、HさんとMKさんでも連れて改めて来る事にする。残念…。それにしても開館時間が午後1時~4時までってどーよ?商売っ気がまるで無い。



町の中心からほんの少し離れたところにある見晴台。ちょうど日没直前だったので夕焼けがとてもきれいだった。

日曜日には、夫、Hさん、チビ達と一緒にKapundaから15分くらいのオーストラリアでも有数のワイン生産の地、Barrosa Valleyに行く。

~Part2に続く~


半手作りピッツァ

2007-06-10 00:24:03 | Myレシピ!


最近、ピッツァを作ることが多い。手軽なランチとして友達と、息子の学校のお弁当に、夫の夜食に。作るといってもうちの場合は、Central Marketで大きな袋に入っている生地(Sour Dough)を買ってそれを伸ばして使っている。一袋$3で、小さめのピッツァが軽く10枚以上できる。生地はイーストが入っているので冷蔵庫で3-4日くらいしか持たない。量が多いので、半分くらいすぐに冷凍庫に入れて保存し、使うときに一時間くらい自然解凍してつかえる。各自好きなものを色々乗っけて楽しめる。

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材料:Sour Dough、トマトソース、ピッツァ用のモッツァレラチーズとチェダーチーズが入っているもの、サラミやハムなど、マッシュルーム、オリーブ、トマトの薄切り、アンチョビー、付け合せにロケットの葉

作り方:

1.ピッツァ生地をかなり薄く引き延ばして、アルミホイルではなく料理用のペーパーか、鉄板に直にのせる。アルミホイルだと焼けたときに生地にくっついてしまう。

2.トマトソースを広げチーズをのせる。安いチーズではなくちゃんとした質のよいものを使うこと!

3.具をのせて180度に熱したオーブンで数分焼く。焼きあがったら冷めないうちに、ロケットの葉やキュウリを添えて勢いよく頂いてしまう。ラーメンとピッツァは冷めないうちに、これ鉄則!ピッツァのリッチな味に、ロケットの苦味と甘みがとても良く合う。

キンキンに冷やした白ワインとCheers。

最近とても嬉しかったこと

2007-06-09 01:04:05 | 日常あれこれ
最近色々忙しくBlogネタも山ほどあったのに、3歳になる次男が「機関車トーマス」のPCゲームにはまって私のラップトップを独占して私に触らせてくれない。一番のネタはやはり、私も出る予定だった空手の試合で(結局利き手の骨折で出れなかった…)、ほかの道場で2ヶ月ほど前に知り合った日本人家族(お母さんと9歳と7歳の男の子)が皆入賞してメダルを取ったこと。彼らはオーストラリアで永住しているのではなく一時滞在している家族で、お父さん以外は末の男の子(5歳)を含めて皆空手をしている。出場した3人は皆、型の試合のみに出て、お母さんは成人女子の部で堂々三位、長男君は9歳以下の部で2位、そしてなんと次男君は決勝で長男のお兄ちゃんと対戦して一位になった。とても嬉しい!!賞を取った本人たちより私のほうがはしゃいでいて馬鹿みたいに見えたことだろう…。遠い国に来てほんの4ヶ月。なれない国で自分の空手で勝負するなんて、とても勇気のいることだと思う。皆おめでとう!私も負けてられない。次の試合に向けて得意型(飛燕・壮鎮・珍手・二十四歩)を特訓中…。

それからビクトリア州から大会の審判として来て、試合の前日に私達の道場に型の稽古をしてくれた有名なコン・カーシス先生の話と、その先生が講師として登場した空手の試合の審判のための講習会を受けさせてもらった貴重な話もまた次の便で。