My Laid-back Aussie Life

オーストラリア、アデレード発のオージーライフ、家族、看護などについて~

Carzone~イタリアのピッツァ・パン

2007-09-08 21:50:45 | Myレシピ!


ああ、今日は昨日の空手の練習のおかげで上半身があちこち痛い…。昨日は上級者用のクラスには私1人しか女子がいず、身長が見合うようにと先生が(実は先生は私と余り背の高さが変わらない。それでも手を抜いていてもめちゃくちゃ強くて早い。)私の組手の相方になってくれたおかげ。組手の空手試合に重きを置いた練習だったため、久々に2時間たっぷり手足技・集中力を総動員して道着が上下びっしょりになるまで動き回った。とてもいい汗をかいた。茶帯のオジサン生徒(55歳くらい?)と休憩中に、今この瞬間に一番欲しいものの話をした。

「いやー、この後シャワー浴びてキンキンに冷えたビールなんかをぐっといくっていうの、いいと思わないー?」

「そーだねー、いいねー。僕はハイネケンがいいなー。君はどんなビールが好きなの?」

「ハイネケンか。まあまあ美味しいよね。私はステラ・アートワが一番好き。南オーストラリア州産だったら、CoopersのPaleAleかな。こってりとしていて飲みごたえがあって。」

「オーストラリア産だったらCascadeのPremiumも凄く美味しいよ。値段もステラくらい張るけどね。」

と、滝のように流した汗を補わんとするかのようにビールへの妄想が浮かび、そのままビール談議へと発展していく。私は昔から、自分より大分年上のオバサン・オジサンとの方が若人とよりも話が合う。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

今日はそんな痛い身体を引きずって午前中は息子2人をいつものように動物園に連れて行き、家でお昼はイタリアのCarzoneというピッツァ・パンを初めて作って食べた。これはこちらのイタリアンのカフェ・レストランだったら大抵メニューに載せているもの。まあ、ピッツァをそのままパコって閉じてオーブンで焼いたような感じ?レストランではボロネーズ・ソースがのせてある。

材料:ピッツァの生地、ピッツァ用のチーズ(出来れはボッコチーニ)、サラミ、マッシュルーム、バジル、熟れたローマトマト、玉ねぎ、にんにく1かけ、オリーブの実、オリーブオイル

作り方:

(具)微塵きりのニンニク・玉ねぎをオリーブオイルで炒めて、トマトとマッシュルームを入れて水分がかなり飛ぶまで炒める。最後に小さめに切ったサラミ・オリーブ・バジルを入れて軽く炒める。サラミ・オリーブにかなり塩味がついているので塩は入れないでよい。

(皮)市販の新鮮なピッツァ用の生の生地が手軽で美味しい。

適当な大きさの生地を厚めに楕円形に伸ばして具とチーズをのせ、それを半分に折って半月形にし、縁をお箸かフォークで押えて中身が出ないようにしっかり閉じる。生地の上に2箇所ほどナイフで小さな切れ目を入れ、少量の牛乳を刷毛で生地に塗り、180℃熱したオーブンで20分ほど焼いて出来上がり。

~~~~~~~~~~~~~~~

具の中にケイパー(サーモンのマリネなんかによく入っている小さい青い実)を普通入れるらしいが、夫が余り好きでないらしく家では入れなかった。オーブンから出してナイフとフォークでパリパリの皮を切って熱いうちにふうふう言いながら頂く。最良は基本的にピッツァと一緒だが、このパリパリの香ばしいパンの部分が多いのが好き。真昼間から当たり前のように赤ワインをついで優雅に遅い昼食をチビ達と一緒にとる。今度はボロネーズ・ソースをかけて食べてみたい。

医療通訳ナースのお仕事

2007-09-04 12:19:36 | 看護に関するあれこれ
数ある私の仕事の中に、翻訳・通訳とうものがある。最近ほとんどしていなくてすっかり忘れていたが、忘れた頃に通訳・翻訳の紹介所(派遣会社みたいなもの?)から電話が入り、今回はここから30分以上もかかるかなり寂びれたしかも治安の悪い地域にある病院で日本人が入院しているので急きょ行って欲しいと言われた。この会社から連絡があるときは必ずタイミングが悪く、ナースの仕事が入っているときとか、子供を面倒みてくれる人がいないときとか、またまた週末旅行で田舎でドライブして楽しんでいるときとかだ。でも、今回は時間の都合がバッチリつき、天気も良いのでドライブ気分で出かけられた。

Adelaide市内から北へ真っ直ぐくるまで30分ほどだけど、うちから15分もすれば高速道路の両脇には羊やら馬やらがのんびり草を食んでいるというなんとも癒されるのどかな風景が広がる。空は真っ青、地面は緑か今あちらこちらで咲き狂っている黄色い花でいっぱい。そんな風景をみながら、「KOKIA」や「HOME MADE KAZOKU」なんかを聴きながら車をぶっ飛ばしていると気分がなんとなくウキウキしてくる。

仕事のほうは患者さんの退院に向けての栄養士からの栄養指導の通訳。ナースとしてもとても良い勉強になった。お給料は最初の一時間(最低料金は一時間から。たとえ5分しか通訳してなくても一時間分の料金が通訳に支払われる)は$35。あれ?$40だったっけ?それから一時間毎に追加料金が払われる。仕事の場所が今回のように遠いい場合には足代もちゃんと出してくれる。給料面だけで考えると週末のナースの仕事で午前中だけ働けば$160になるのを考えると余り効率のよい仕事ではない。が、たまには違う場所に行って違う空気の中で仕事をするだけでとても良い勉強になるし何より良い気分転換になる。こちらの人は良く、"A change is good as a holiday."と言う。いろんな仕事をいくつか抱えている人も多いし、仕事も良く変わる人が多い。それにしても、普段一緒に働いているナース達のそばで通訳と言う全く別の立場で働くのはちょっと変な感じがする。

~~~~~~~~~~~~~~

趣味や特技はあればあるほど、幅の広い体験が出来て楽しい…。

普通に近況報告

2007-09-03 14:24:24 | 日常あれこれ
お久しぶり。もう最近こまごまとしたことに忙しく毎日あっという間に過ぎていっている。週末は午前中だけ病院でナースの仕事(内科病棟とリハビリ病棟に行った)、週末の午後は友人と公園でBBQやら息子の友達の誕生会、平日は次男のPlay Groupに週二回午前中、毎日家族がせっせと出してくれる洗濯物の山の片付け、平日の夕方週に3回の空手と1-2回のジョギング、朝夕の息子達の散歩(これは必須事項-もうそれは犬みたいに…じゃないと欲求不満になるらしい)、とこんな感じで毎日それなりに充実している。それプラス、夜には夫が入手した日本のアニメや友達が貸してくれた日本のドラマを一気に観たり。

今日は近所のスーパー、アジア食品店、銀行、郵便局などを回って用を足し、家事をチョコチョコしているうちにあっという間に長男の小学校への迎えの時間。目当たらしところでは長男のクラスメートのイタリア人のお母さんから聞いた、コーヒー豆の直売店にも立ち寄った。うちから車でほんの2分くらい。直売店だから最低1キロの豆を購入しなくてはならないが、うちは週に300g以上使ってしまうのでノー・プロブレム。1週間分を缶に移して残りは冷凍庫に保管しておけば、それなりに新鮮にキープできるはず。Mocha Royalという豆で(ということはアフリカ産か?なんか南米系の豆っぽい味がしたけど…)値段はお得な$23/kg。この店はカフェなんかに卸売りをしているらしい。出てきたおっちゃんがなんとサービスで「コーヒー飲んでいかないかい?」とか言ってくれたので、自分の家ではまず飲まないエスプレッソを頂く。お砂糖なしでそのまま味わう。「あー、やっぱインスタントとは比べもんにならないね!」とおっちゃんにいうと、とても嬉しそうに「そうだろ?そうだろ?一旦ちゃんとしたものを飲むようになるとインスタントコーヒーはもうのめなくなるだね!」と話していた。

こんな感じで普通に平和な時間がさらさらと過ぎていく-。夕飯は夫の得意料理、北京ダックだ。わーい!

外はもう春日和。この1-2週間で色とりどりの花が一気に咲き始めた。通りを歩く人たちも冬の終わりに浮かれすぎて、必要以上に薄着をしたりしている人もいる(18-20度でタンクトップってちょっと寒いかも)。

普通に幸せな日に今日も感謝。