ああ、今日は昨日の空手の練習のおかげで上半身があちこち痛い…。昨日は上級者用のクラスには私1人しか女子がいず、身長が見合うようにと先生が(実は先生は私と余り背の高さが変わらない。それでも手を抜いていてもめちゃくちゃ強くて早い。)私の組手の相方になってくれたおかげ。組手の空手試合に重きを置いた練習だったため、久々に2時間たっぷり手足技・集中力を総動員して道着が上下びっしょりになるまで動き回った。とてもいい汗をかいた。茶帯のオジサン生徒(55歳くらい?)と休憩中に、今この瞬間に一番欲しいものの話をした。
「いやー、この後シャワー浴びてキンキンに冷えたビールなんかをぐっといくっていうの、いいと思わないー?」
「そーだねー、いいねー。僕はハイネケンがいいなー。君はどんなビールが好きなの?」
「ハイネケンか。まあまあ美味しいよね。私はステラ・アートワが一番好き。南オーストラリア州産だったら、CoopersのPaleAleかな。こってりとしていて飲みごたえがあって。」
「オーストラリア産だったらCascadeのPremiumも凄く美味しいよ。値段もステラくらい張るけどね。」
と、滝のように流した汗を補わんとするかのようにビールへの妄想が浮かび、そのままビール談議へと発展していく。私は昔から、自分より大分年上のオバサン・オジサンとの方が若人とよりも話が合う。
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今日はそんな痛い身体を引きずって午前中は息子2人をいつものように動物園に連れて行き、家でお昼はイタリアのCarzoneというピッツァ・パンを初めて作って食べた。これはこちらのイタリアンのカフェ・レストランだったら大抵メニューに載せているもの。まあ、ピッツァをそのままパコって閉じてオーブンで焼いたような感じ?レストランではボロネーズ・ソースがのせてある。
材料:ピッツァの生地、ピッツァ用のチーズ(出来れはボッコチーニ)、サラミ、マッシュルーム、バジル、熟れたローマトマト、玉ねぎ、にんにく1かけ、オリーブの実、オリーブオイル
作り方:
(具)微塵きりのニンニク・玉ねぎをオリーブオイルで炒めて、トマトとマッシュルームを入れて水分がかなり飛ぶまで炒める。最後に小さめに切ったサラミ・オリーブ・バジルを入れて軽く炒める。サラミ・オリーブにかなり塩味がついているので塩は入れないでよい。
(皮)市販の新鮮なピッツァ用の生の生地が手軽で美味しい。
適当な大きさの生地を厚めに楕円形に伸ばして具とチーズをのせ、それを半分に折って半月形にし、縁をお箸かフォークで押えて中身が出ないようにしっかり閉じる。生地の上に2箇所ほどナイフで小さな切れ目を入れ、少量の牛乳を刷毛で生地に塗り、180℃熱したオーブンで20分ほど焼いて出来上がり。
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具の中にケイパー(サーモンのマリネなんかによく入っている小さい青い実)を普通入れるらしいが、夫が余り好きでないらしく家では入れなかった。オーブンから出してナイフとフォークでパリパリの皮を切って熱いうちにふうふう言いながら頂く。最良は基本的にピッツァと一緒だが、このパリパリの香ばしいパンの部分が多いのが好き。真昼間から当たり前のように赤ワインをついで優雅に遅い昼食をチビ達と一緒にとる。今度はボロネーズ・ソースをかけて食べてみたい。