And Li Po also died drunk

勝手に好きな音楽、映画、本を書き連ねる。

声はヤコブの声だが、手はエサウの手だ

2015-01-24 17:43:07 | 日記
刑事コジャックをDVDで買って久々観たら面白かった。本が面白いのは当然だが、日本でもヒットしたのは森山周一郎の吹き替えのおかげだろう。トトロが糸井重里の吹き替えで台無しになったのをみても吹き替えは重要であるのは当たり前なのに、最近では平気でシロウトの俳優使ったりする。逆に昔のテレビドラマは本当にうまい声優を使っているので字幕で観たらきっと面白さ半減というのある。ドラマだけではなくアラン・ドロンは野沢那智、クリント・イーストウッドは山田康雄といったおきまりはあったが映画はやはり字幕で観たい。もちろんこの二人はドラマでもさまざまな吹き替えをしていて野沢那智ならイリヤ・クリヤキン、山田康雄ならコンバットのケーリとかすぐ思いつく。昔観たテレビドラマは当然吹き替えで観るが、最近のレンタルのもしくはBS,CSで放映しているテレビドラマも吹き替えでないと観ない。下手なら字幕も観ないが最近も民放の映画と違って下手な吹き替え使わず、それどころか声優プラス訳仕方もうまいんじゃないかと感心する。最近と行っては何年も前になるが「24」も吹き替えで夢中になったくち。「バーンノーティス」もこれはうまいなと調べたら栗田貫一。これには驚いた。声優でも食べていけるのではないかと思った。もちろん声優がうまくたって本が面白くなければどうにもならない。前も書いたがアメリカテレビドラマだからすべてが面白いわけない。「24」などサンプルでもらった第1話の最初の10分観ただけでのめり込んだ。だいたい1話でぴんとこないのはだめだ。刑事物などたまたまつまらないエピソードにぶつかることもあるが、もう1本観たらわかる。吹き替えで観るというのは1つのジャンルかもしれない。ある講演会で外人の講師がしゃべり通訳したらどっと笑い出して、講師が通訳にどういう風に通訳したんだと聞いたことがあった。言っては悪いが、たかがテレビドラマなのだから多少は意訳があってもいいと思う。口数を合わせなければならないのでそういったことはあるだろうが、そのところでもしかしたら面白さが出てることもあるのかもしれない。「宇宙家族ロビンソン」のドクタースミスは熊倉一雄でなければだめなのだ。他の吹き替えでも字幕でも。ショーン・コネリーのボンドは若山弦蔵でなくてもいいとの違いか。吹き替えにすると明らかにおかしいのも時にはある。日本でてきとうに名前作ったのもある。フライデーが単にロボットと言われていたなんて。映画版スタートレックを観て戸惑いを覚えた。どこにもミスターカトーはいなかったから。もはや子どもをターゲットにしているわけではないアメリカテレビドラマで吹き替えが残っているのはアメリカドラマでありながら日本ドラマのような楽しみ方をするのも残っているからだろうか。でもコジャックでおやじさんとかデカ長とか呼ぶのって日本の刑事ドラマそのまま。今ならまともな日本語にできるだろうな。

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