And Li Po also died drunk

勝手に好きな音楽、映画、本を書き連ねる。

夢のカリフォルニア

2015-01-03 23:40:20 | 日記
どこからが現代音楽だろうと考えると、年代では決められないだろうというのはわかる。昔から興味あって聴いていたが、知られていない現代音楽を聴くとどれだけの作曲家がいてモーツァルトやベートーヴェンが残っているかがわかる。控えめにいってゴミだと思うのまでCDになっているのだから、というより自分で知られざる作曲家を探してみようと買ってはみたもののこれは知られないのは当たり前だと思うものばかりにぶつかる。名の知れた作曲家であってもメロディを一緒に口ずさめるものはない。もはや作曲家として出てきてから100年以上経ってるからシェーンベルクは古典ですといいたいところだが、無調に入ってからのを聴かせたらクラシック聴いたことのない人なら誰もが現代音楽でしょうと言うだろうし、ヴァレーズのイオニザシオンなんて21世紀の音楽はなんて言われそうだ。逆に今の現代音楽は聴きやすくなってきたというのを知らないだろう。だが一般的にはおかしな音を出すのが現代音楽。シェーンベルクは古典ですと言ってもいいのだけれど、「アマデウス」に出てきたサリエリくらいの作曲家なんでと嘘をつかないと気軽に買われてしまうとまずいので気をつけなければならない。ケージなら笑ってくれるかもしれないが、シェーンベルクは本気で不快にさせる可能性がある。今の耳で聴いても弦楽四重奏第2番など観客が怒り出したの無理ないと思う。21世紀を14年過ぎた今では、シェーンベルクもシュトックハウゼンすらももはや現代の音楽とはいえないだろう。ただ一般的には無調の変な音を出す音楽イコール現代音楽と思われているので現代の音楽とは別に「現代音楽」というジャンルでも作らないと当てはまらないのかもしれない。シェーンベルク、ウェーベルンなどあと100年経っても気軽に聴ける音楽にはならないだろう。iPodにウェーベルン入れて聴いていたら絶対車にひかれるかビルから飛び降りたくなる。ふぐの肝、焼けば食べられるかとかそういう問題じゃないのと同じで煮ても焼いても食えないといってしまったら身も蓋もないがCDも売れない時代に消えていくのは仕方ないかな。でもそれは一般論で、好きですウェーベルン。






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