植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

梅雨の柳

2020年06月23日 | 動物
 のっけからいささかお下劣な話で恐縮ですが「梅雨の柳」という言葉がありますな。柳は水辺を好み、挿し木で簡単に増やせます。また、梅雨時期の気温と高い湿度は、基本的に植物の生長に適しているので、挿し木や植え替えなどの適期とされています。  

 口の悪い昔の人は、妊娠しやすい女性のこと、子沢山の奥様を例えてこう呼んでおりましたな。そのココロは「させば つく」ということだそうです。梅雨時期にはすることが無くて、ついお部屋でいたしてしまったりするのでしょうか。コロナのせいもあって妊娠する人が増えているようですが、うーん、そうかもしれませんね。

 雨が続くと、外仕事・ガーデニングはおあずけとなります。園芸書道メダカ養殖と、人と接することがほとんどないので、コロナに関係なく自粛生活でありますな。

 新種作出を目論んでヤフオクで落札した4種のメダカの卵はざっと140~150粒ほどありました。いちいち届いた容器の中を数えるわけもなく、オークションの説明書きの数を足すとそのくらいですか。
 卵は、出品者側の管理や、やり方次第なので、どうとも出来ません。郵便物に混じって長旅して届いたものですから、孵化するも八卦、かびるのも八卦なのです。

 今月17日到着時、すでに孵化していたもの(針子)は数匹いました。今日で6日目になりました。どうやら、ほとんど孵化終了のようです。ざっと数えて70匹位はいます。到着後すぐに死んだもの、無精卵などいろいろ理由はありましょうが、半分孵化したらめっけものです。
 本来メダカは日光を好み、戸外で育つべきものです。お日様にあて水が緑色に変わり、自然と微生物やバクテリアが繁殖するのが、メダカにとっては絶好の環境で健康に育ちます。とはいえ生後1週間足らずの赤ちゃんです。赤ちゃんメダカの死因の一番は餓死!だそうですが、ちょっとした水質の変化や振動・水流も大きなストレスになります。一番神経を使うのは水温です。急激な水温変化で死んでしまいます。

 メダカを飼って、頻繁にきれいな水に変えて死なせることが結構多いのです。ワタシのように、ズボラでたまにしか水を変えたり水槽を掃除しない方がうまくいくのです。体がまだ微細の赤ちゃんメダカは、ひと月位は水替えしないつもりです。水質悪化する心配はありません。よく一匹1Lの水が理想と言われますが、稚魚で体積・重量からしたら大人のメダカの数十分の1ほどですから、水質の汚染のペースもゆっくりです。
 
 現段階で、いきなり外(屋上)に出すのはちょっと躊躇われます。観察しながら、安定した気温の中でちょっと過保護に育てることにします。あと、まぁ1週間くらいは部屋に置いて、アクアリウムライト を当てておこうと思います。雨なので、室内で過ごすのにメダカの孵化や稚魚の面倒を見るのはもってこいですね。ちょいと生臭いのは我慢です。メダカは見ていて飽きないです。とりわけ赤ちゃんメダカは可愛いなぁ。

 屋上では、成魚のメダカの内、ダルマ系、三毛猫風、虎メダカ、ラメミユキ、赤ダルマなど、珍しい色や形のものだけ厳選して繁殖させるつもりであります。また、ラメミユキの2世代目は、既にこれらのいくつかと交配しており、次々にハーフ(3世代目)が生まれております。メダカはコロナも梅雨も関係なく、温かかったら一年中繁殖期、「梅雨の柳」状態です。
 昨日は、その中で桜色「ピンクメダカ」も発見しました。これは綺麗です。白メダカと赤メダカの交配種に、ミユキが混ざったのかもしれません。これは、もしかしたらもしかします。

 生まれたての赤ちゃんは可愛いですが、あまりにも小さいので写真掲載割愛いたします。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 少しづつ以前に戻ってるのは... | トップ | 悪いことはいい事の引き立て役 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

動物」カテゴリの最新記事