植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

ワタシの植物園も、温暖化によって熱帯植物が増えている

2019年07月02日 | 植物
フランスで、気温が45℃を越えて、死者も出ているそうですね。
その公式な見解が笑えます。
「地球温暖化が原因かどうかは判断できないが、温暖化による気候変化の予測には合致する」
だそうな。フランス流のジョークでありましょうか。

世界規模での異常気象や、気温・水温上昇は誰もが知るところです。過去の平均気温を並べてみれば温度だけ見れば、
一目瞭然です。20世紀初頭に比べ、約1℃上昇しております。なんだ大したことないじゃん、と思うのは間違い。
それまでは、ほぼ、横ばいであったのにこの100年間は、一貫して気温は右肩上がり、このまま放置すれば、
1000年後の地球で、人間が住めるところはほとんど無くなるでしょうね。
原因は、産業革命から始まり、化石燃料の莫大な使用、爆発的な人口増加と森林減少、フロンガスの温室効果などなど。
複合的に地球環境が悪化しているので問題は深刻なのです。

九州はじめ、大雨被害が出ております。気象予報士さんたちはなんやかんや解説しております。ただ、根本的な原因は
我が国の気温上昇=亜熱帯化にあります。地球全体が温かくなり、日本も大量の消費にともなう発熱量・CO2の増加
ヒートアイランド現象、森林破壊など、気温上昇は明白です。さんまの不漁とか、河川での熱帯魚の越冬、米どころの
北上など、いろんな現象が出ています。昔は熱帯特有であった、ゲリラ豪雨・スコールなどが、沖縄からすこしづつ
本州方面に飛び火していると思います。これから、もっと顕著になるだろうな。

今日は、屋上の植物の一部であります。

源平カズラです。耐寒性が無い外来種です。ワタシの屋上の低加温温室でも冬越し出来ました。



ハイビスカスも、当地では屋外で越冬できるようになりました。ただし、枯れ死することもあり、春からの芽吹きも遅くなるので
やはり温室に入れます。プルメリアも同様、寒い冬には外では枯れますね。


ワタシの屋上温室の電気ヒーターは、パワー不足で、せいぜい最低5℃までしか保てません。それでも、どうにか非耐寒性の植物たちは
永らえております。

これは、スイレン。古今東西の画家が好んで描く対象の一つです。水に浮かんだ葉から、ぽっかりと開花するその立ち姿は
儚さと、高貴さを漂わせています。


こちらも水生植物で「シラサギカヤツリソウ」ですね。耐寒性がある多年草で、群生のして開花したものが涼し気ですね。


これも屋上の住人、タイサンボク、今年初めての開花。花期が長く楽しめますが、地植えすると高木になります。やむなく
鉢に植えていますが、来年あたりはなんとか考えなくては。昨年大量のコガネムシの幼虫に荒らされたせいで蕾が今のところ
一個だけです。


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