植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

NTTとNEXTBB、どちらも戦だ

2021年04月16日 | 雑感
今年に入ってからにわかに身辺慌ただしくなりました。
 コロナの緊急事態宣言解除したころから、世の中がストップモーションから急に早送りになったような印象になりました。オリンピックもやるよ、ワクチンが来たら一挙にコロナ問題も解消さ、とばかりスポーツやらなんやらが堰を切ったように再開して巷では人が増えました。

 ワタシは年初から、篆刻を本格的に始めたのはいいとしても、封印されていたゴルフコンペがパラパラと入るようになりました。月一の仲間との飲み会、旅行会はワタシが一応会長なので、いまだにGoサインは出しませんが。地元の神輿を繰り出すお祭りも、実施の方向で会合が始まりました。そして持ち回りの自治会の理事を受けたのが運の尽き、会長を押し付けられるという事態となりました。

 そんなわけで急に用事が増え知らない人と口を利く機会が増え、町内の方の自宅を訪ねるということまで日常的になりました。仕方ない、いったん引き受けた以上投げ出すわけにも参りません。ともかく早く仕事を覚え、懸案事項を片付け、みんながコロナに罹らない様にしよう、と俄然テンションを上げることになりました。

 すると、退職後リセットし、心穏やかな老後を迎える生活や精神状態が、現役当時の戦闘モードに切り替わりました。今まで、ほったらかし先送りにしていた私的な「改善すべき諸問題」に向き合うことにいたしました。その第一弾が、我が家のインターネット・電話問題であります。

 ワタシの家では、いろいろな経緯があって電話回線がアナログとデジタル二つの契約をしております。コンビニの上の私の仕事場を入れて3回線あります。携帯全盛となってるのに無駄なお金を支払っております。ほとんど固定電話は使わない時代なので、とっくに整理すべきでありました。ワタシたち古い保守的(笑)人間は、どうしても昔のナントカ公社や半官半民の組織体を優先してしまいます。NTTおよびその関係するプロバイダー(OCN)を使っていました。

 ところが数年前、うっかり家内がNTTの代理店という会社からの電話に出て、ワタシが話を聞いたことから、余計なづ通のタネを招いてしまいました。「NEXTBB]というその会社が、電話料とネット契約(プロバイダー料)を一括にできるようになるという話にまんまと乗せられたのです。結果、自宅のデジタル回線と会社の電話両方を乗り換えることにしました。初期費用は大したことはなかったのですが、そのうちNTTファイナンスへの料金請求手数料が月500円かかる、納付書もよこさないのに「料金未納」の督促状が届くことが起きました。

 また、別の代理店と名乗る会社から「解約した電話契約を元に戻すとお得になる」などと怪しげな電話もかかるようになりました。NEXTBBに切り替えたことを知っていることが、詐欺的商法のグループであることを自供してるに等しいのです。そもそも電話帳が普通に出回っていた時期にこの電話が掲載されていて、仏壇・墓石・畳・互助会などあちこちから勧誘電話がかかり、無言で切られるという不審電話も多かったのです。

 ついに業を煮やした家内は電話からコードを抜くという決断をいたしました。もう一つのアナログ電話は身内や親戚以外知りませんから、それ以来ぴたっと勧誘電話はなくなりました。が、電話契約とインターネット契約は続いているのでNEXTBBに金を払い続けてきたのです。

 そして、昨日ゴルフ帰り、自治会の仕事など数件をこなす忙しい合間を縫ってNTT東日本に電話をしました。過去の経緯を説明し自宅のNEXTBBとの契約のデジタル回線を解約し、アナログ回線が番号そのままでデジタル(光回線)に変えられるなら、新規に契約しよう、会社の契約も依然と同じようなフレッツ光に戻します、という申し入れであります。

 相手のオペレーターが非常に呑み込みが悪く説明がたどたどしく、何度も保留になって誰かと相談するといった女性でありました。「ふんふん」「うんうん」といった接客やサポートセンターではタブーと思われる言葉遣いにも我慢しながら、なんとか「新規申し込み」の端緒までたどり着きました。

 法人契約は担当が違うので、別途そちらから連絡します、だとか、この時期工事が集中するのでひと月以上待つことになるだとか延々と面倒くさそうな説明が多く、相手が何と何を聞きたいのかがはっきりしないのです。だからNTTとか郵便局などの昔役所だった民営化団体はねじが緩いのです。客商売と思っていないのです。

 いささか、かったるい担当女性と3回電話を入れたり、先方から折り返し電話があったりで夜7時半になっても、結局は完結せず今日また電話があるそうです、しかも2か所から。いいでしょう。イニシャルコストが数万円かかっても、あの忌々しいNEXTBBと手が切れて、1本電話料金の支払いが無くなり、相手方がNTTだけになるのですから、辛抱強くやりますよ。それで、自宅と会社の電話契約とフレッツ光契約が確実となり、工事・回線開通の日取りがわかったら、NEXTBBに解約を申し入れます。

 どうせこうした悪質なまがい商法の会社です。違約金がどうだとかなんとか言うでしょう。この程度のことは昔さんざんやりました。やりますよ毅然と、冷静に粘り強く。
 生きていれば、誰しも心配事や悩みは尽きません。一つが片付くとまた新たな障害やトラブルが生じます。みんな、一つ一つそれらを受け入れ乗り越えていくしかありません。まだ、この話が決着もしないのに、今度は洗面所のカランからお湯が吹き出しました。はいはい、新たなトラブルです。(笑)
コメント (1)
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