植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

生活返せ 町を返せ 金返せ

2020年04月13日 | コロナ
ここのところ、見慣れた日常が随分と変わってまいりました。

散歩、ジョギング、子供連れなど土手を行き交う人の数が目に見えて増えました。大勢が集まる場所や、閉鎖的な空間を避けると遊歩道やら河原などが絶好のお出かけ先となるのでしょう。家を出るなって言っても、安倍さんの家と違って、日本の住宅事情は容易ではありません。自己所有でも、狭く普段学校や会社に行っている家族が押し込められたらストレスでしょう。アパート暮らしなら、家賃の支払いも気になるところですし、室内で運動不足解消で体を動かしたりすれば、隣の住人からクレームが来ることになります。
 犬を抱えコーヒーブレイクする優雅な宰相が、「うちで踊ろう」の動画に便乗・コラボしているのが顰蹙を買っています。コロナに感染し一時はICUに入りながら自宅から国民にメッセージを送り続けたイギリスの首相とはえらい違いです。

 昨日は、駅前のパーキングには一台も駐車している車がありませんでした。駅にある商業施設が、飲食・食料品売り場を除いて「自粛休業」しているのです。日曜だというのに駅前を歩く人は減りました。9割がたマスクをつけています。つけていない人は、マスクが手に入らない人でしょうか。こんなにまばらな街では、マスクは不要に思えるとも言えるのですが。

 あるはずのもの、あって欲しいものは陳列棚には影も形もありません。マスク、アルコール消毒用品、使い捨て手袋も。霧吹きも、100均やホームセンターから姿を消しました。想像するに、薬用アルコールや消毒液・洗剤などを詰めて、スプレー消毒しようということでしょう。頼みの中国製が入ってこないのでダイソーではずっと品切れです。(ワタシは、洋ランの水遣り・シリンジ用なのですが) ドラッグストアでは分別盛りの大人が、欠品にいら立って声を上げることも多いと聞きます。

 お昼に外食で済まそうにも、ほとんどが休業になりつつあります。コンビニや、地下食料品のお弁当で間に合わせるのですが。

 神奈川県知事が、休業補償は出来ないと断言しました。「無い袖はふれない」という理由だそうです。国も個別補償には及び腰です。実際に出ていく負担金はわずか12兆円くらいなのに。利権まみれの公共事業には、国債を青天井で発行して金を出すくせに。公務員や議員歳費は増やすことはあっても減らすことはしません。

 ワタシの住む平塚市、今回のコロナ騒動で、ワタシら市民に直接役に立つようなことをしているようには見えません。保健所や公立病院は必死で修羅場になっているのかもしれませんが、ワタシたちが求める、感染経路・感染者の勤務先・職場などの情報は開示しません。年齢と性別・職種だけ発表されても感染防止には役立ちません。マスク一枚配給するでなし、当然生活の支援の給付金もありません。

 自慢ではありませんが、ワタシら夫婦と会社だけで、年間百万円を上回る地方税を納めております。固定資産税から住民税・事業税・地方消費税などなど。こういう時に使う金はないのでしょうか?ワタシらの税金は「いずこへ?」。国が何かするのを待っているだけで市町村は我関せずでいいのでしょうか。

 北野武さんが「金返せ」というのも、尾木ママの「政府のお金じゃありません」と言うのもっともなのです。国も市町村も、元はワタシらから巻きあげた税金で成り立つのです。役人は、国(地方公共団体)の懐に入ったら、自分たちのものだと勘違いしているのですよ。

 2か月分の持病の薬を処方してもらったお陰で、二月間かかりつけのクリニックに行かずに済みました。今日は雨。そろそろ薬が尽きるので、医療現場の現状をリサーチがてら行こうと思います。まさか、臨時休業などになって無いとは思いますが。
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