植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

今日のワタシ フ・デ・オ・ロ・シ

2019年09月03日 | 植物
消費税が10%に上がるそうです。日本人は大人しく、おかみの言うことには逆らわず疑わず、なのでデモも暴動も無く増税を受け入れますな。消費税導入は1989年、竹下自民党内閣の時代でした。欧米ではとっくに導入している、財政危機を回避し、税の直間比率を是正するという理屈で押し通しました。これで、打ち出の小槌を手にした大蔵省はさぞや北叟笑んだことでしょう。

その後、増税を繰り返し経済の混乱と停滞を招く一因となっていますが、消費税のお陰で財政が持ち直したという話は聞きません。ワタシの会社のような零細企業は、簡易課税処理の恩恵で、益税が発生しますから消費税だけを考えるとばんばん税率を上げてもらってもいいのですが。つまり売り上げに含まれる受け取り消費税に対し、実際払った消費税を差し引いた残りの差額を納付する仕組みですが、いちいち記帳して計算する事務が大変なので、簡易的にみなし仕入率を掛けた額を支払い消費税として計算し、差額を納付すると、少し儲かるというわけです。

来月の税率引き上げの駆け込み需要を狙ってか、あるいは9月中間決算の対策かは知りませんが、あちらこちらで廉売セールを目にします。
近所のホームセンターでも、ハイビスカスやプルメリアの鉢が50%OFFになっていました。まだ、蕾が付いているのに。というか、うちのハイビスカス8株のうち、未開花がまだ2つ残っているのです。しかし、もう冬越し用のスペースや温室は既に満室状態なので、さらに買い足すのは憚られるのであります。

さらに、書道の作品用にと、ちょっとお高い半紙を求めて、書道専門店に赴いたところ、こちらも「大売出し」の幟がはためき「30%以上割引」の張り紙がありました。前述のホームセンターにも書道用品コーナーがあるのですが、筆や用紙の品ぞろえがお粗末なので、ネットか専門店で買うことにになります。

今、主に使っている中筆が、イタチ毛の6号、コリンスキー種という高級毛なので5千円いたしました。割合書きやすくワタシのような腕でもそこそこにきれいな漢字が書けます。もう少し太めの鼬毛筆が欲しかったので、予算1万円と大奮発するつもりでもありました。
 このお店には、今使っているものと同一の筆(定価5千円)が置いてありましたが、8千円以上は30%引きと書いてあり、これって、値引きなしなの?と残念な感じですよね。

すると店員のおばちゃん(おそらく店主のおかみさん)が、こちらの希望を言うと、いろいろ説明してくれました。
「この町で(平塚)は、高い筆がなかなか売れない出ないんですよ。皆さん安くていい筆をと仰います。」と高そうな(1万円)の筆を手にしました。

「精選狼毫 小号」ミンクの毛のみを使っているそうです。

ワタシ「良い字を書くには、やはりいい筆でないとというのは確かだけど。ワタシの力量では高い筆はもったいないかもね。」と心にもないことを言うと
「何をおっしゃいますか。上手な方にぜひ使っていただきたいです。」だそうです。ワタシが上手いか下手か知らないのに(笑)
 おばちゃんをやきもきさせても仕方ないので、さっさとこの2本を30%割引でお買い上げ。肝心の半紙は何種類かを混ぜて100枚、実際に試してみて気に入ったものを後日まとめて買う算段です。墨汁は35%OFFと書いてましたから、こちらもその時にまとめ買いします。腐るものではありませんから。

そこで、気になった商品説明書き「準上級者に最適」!!!
準上級者とは、どこらへんのことを言うのでしょうか。そもそも自分は初級者なのか中級なのかも判断できません。ただただ毎日1時間ばかりの練習を3年間続けているだけですから。それでも、1万円の筆にふさわしい修練を積み、準上級者と言われるにふさわしい字を書くため、日々研鑽いたしましょうぞ。

というわけで、これから新しい筆を早速試すことにいたします。これを筆おろしと言いますね。

ドキドキワクワクしてしまいますなぁ。


コメント
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