国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

はじめに

私(Yasuhiro)とボリビア人のLinda(通称)は2015年9月29日にニューヨークで結婚しましたが、翌2016年の1月3日にも妻の実家があるコチャバンバで式を挙げました。3ヶ月以上もの日を措いて2度結婚することになった訳ですが、その「たいへんだった」経緯については「結婚@NYまで」のカテゴリーにまとめています。

暴走田植機

2020-05-18 | 日記
下の動画が今年最後となった家近くの小さい水田での田植えの模様です。(少しでも大きく映るよう横長で撮るんだった。)田植えに馴染みのない方にはわからないかもしれませんが、普通の状況ではありません。とりあえず再生してみて下さい。

問題だったのはエンジン音のうるささ。私たちはすぐ異常に気が付いてボンネットを開けてみたのですが、案の定マフラーが破れていたため暴走族顔負けの爆音を立てて走行したという次第。(農機屋さんによると部品の在庫はとうの昔になくなっているため修理不能とのこと。)耳が少し遠い父には何ともなかったようですが。なおサポート隊(といいながら苗の運搬と手渡しなど負担は田植機の運転より大)の私とLindaは軽トラで先に移動したのですが、お陰で数百メートル先からも父が来ることが判りました。さぞかし近所迷惑だったと思いますが(苦笑)。

移植完了後も除草剤散布、田植機洗い、苗運びの棚の解体と収納、苗箱洗いと返却といった作業があり、全て片付いたのは18時前。3人ともクタクタになりました。

何はともあれ乾杯。田植え後の宴会を「さなぶり」といいます。スペインのスパークリングワイン(例の河馬)で乾杯。神事なので日本酒と先日の鯖そうめん、あるいは鮒鮨あたりの方が相応しかったのかもしれませんが、自分が食べたかったので鉄板焼きにしました。そして肉には赤ということでもう一本、スペイン(カタルーニャ)のフルボディを開けました。普段はグラス一杯で酔っぱらうLindaなのでテレビを観ている間ずっと居眠りしていました(笑)。
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もうちょっと

2020-05-17 | 日記
午前中の田植えが予定より1時間以上遅れて終了。やはり30年(以上?)物はやってくれます。施肥ユニットがまともに機能しないため最初からストップして作業を始めました。後で手で撒かなければならないのは覚悟の上です。ところが、あと1/3というところで予想外のトラブル。エンジンはかかっているのに植え付けが一切できなくなりました。それも我が家では2番目に大きい田んぼ(約35アール)の真ん中で。

農機屋さんを呼び出して中を見てもらったところ、駆動用ベルトが2本も切れていることが判明。負荷の大きいコンバインでは時々起こることなのですが、田植機では初めてでした。その修理の間、私は午後にするはずだった肥料の散布をしたので、いつもの2倍疲れました。ぬかるみの中を1時間以上歩き回ったので当然ですが。這々の体で帰宅。午前中に終わっているはずでしたが、家の近くの小さな水田(約4アール)が残りました。

Lindaはその苗への潅水と育苗箱施用剤(殺虫殺菌剤)の散布。その手前には「リンダガーデン」(父の命名)が。

彼女の来日以来、一番花が咲き誇っているのではないでしょうか。

その奥には野菜畑。キュウリの誘因をしている父が写っています。
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おおっ!

2020-05-17 | 日記
先ほどテレビ欄を見て思わず「おおっ!」と叫んでしまいました。将棋のNHK杯トーナメントは今年度の放送が延期され、アンコール放送が続いているのですが、今日は第38回加藤一二三九段×羽生善治五段、将棋ファンにとっては必見の一戦です。なぜそうなのかといえば、終盤で羽生五段(当時)が誰にも予想できなかった驚愕の一手を放ち、それが決め手となって快勝したからです。この「伝説の5二銀」については既にこちらなど、あちこちで解説されていますが、いわば「羽生マジック」のはしりといえるでしょう。(そしてそれが「藤井マジック」へと引き継がれています。)

私はこの対局をリアルタイムで(1988年に)、しかもその絶妙手が飛び出す少し前からテレビ観戦していましたが、空中に(タダで取られてしまうところへ)放り込まれた銀を見て「何ごとが起こったか!」と仰天したことを憶えています。なお解説していた故米長邦雄永世棋聖(後に日本将棋連盟会長)は「おー、やったやった!」と絶叫し、その声が対局者にもハッキリ聞こえたそうです。(後年の番組で「スタジオは防音がされていて普通なら解説室からの声が届くことはあり得ない。米長先生はよっぽど興奮したのではないか。」と羽生先生は笑いながら語っていました。)

そして敗れた加藤九段は今やタレントの「ひふみん」として有名ですが、その9年前のNHK杯の対大山十五世名人戦では、必勝の局面から三手詰めを見逃して(というより、わざわざ詰まされる手を選んでしまったため)大トン死するという離れ業をやってのけています。(これも家で観てひっくり返りました。)この人もやはり只者ではありません。この対局のビデオも残ってないのかな?

先日「最近のテレビは再放送ばっかし」とぼやきましたが、こういうのは嬉しいですね。

おまけ
 こちらにその放送の解説室のやり取りを全て文字に起こし、続いて対局についての見解を延々と語っているページを見つけました。熱いです!
Comments (9)
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オバノレシピ

2020-05-16 | 日記
昨晩から降り始めた雨が今もずっと。昨日は面積的には2/3以上植えることができました。ただし・・・・・

父が知り合いの農機屋さんから5万円(!)で買ったという中古の田植機は、移植ユニットには全く問題がなく、欠株もほとんど出なかったものの、施肥の方に次々とトラブルが発生したせいで余計な仕事ができてしまいました。(30年以上も前に発売された機種らしいので無理もないですけど。)そのため午後早くに天気が回復するようなら働きに出ますが、夕方以降なら今日は完全休養します。

これらは育苗センターに行った時にLindaが撮りました。ズラッと並んだ早苗の薄緑色が大好きなんだとか。

話は変わって、福井の小浜から京の都まで鯖を運んだ「鯖街道」は時々テレビで紹介されますが、近江の国はせいぜい通過点といった扱い。とはいえ滋賀も内陸県ながら鯖との関係は深く、鯖寿司や焼鯖が道の駅はもとよりスーパーにも並びます。また田植えの忙しい時期には、娘の嫁ぎ先の農家へ実家から焼鯖を差し入れるという風習もありました。(こちらの下の方にもその逸話が。逆パターンですが、うちにも以前は妹が陣中見舞いとして持って来てくれました。)

そして上は昨晩の夕飯で出た鯖そうめん。これも湖北の郷土料理です。(なお焼鯖は私が木曜日の帰宅時に寄ったスーパーで半額シールが貼ってあるのを見つけたので買いました。)大皿に盛ってあるのがちょっと独特ですが、味は一級品。Lindaが昨年叔母から作り方を教わりました。

おまけ
 私が子どもの頃から食べてきた鯖寿司はこのタイプ。ご飯を鯖で挟んだサンドイッチ状です。甘酸っぱい香り(発酵臭)もします。京都や鯖街道沿いの湖西で売られているもの(昆布締めした鯖の切り身を使う)は確かに洗練されていて美味なのですが、私には味もボリュームも物足りないし、何といっても高い!

おまけ2
 Firefoxで検索しながらブログ記事を書いていると1時間ほどでバッテリレベルが半分近くに減ってしまうため、今日から電源アダプタに接続しています。持ち運びが少し面倒ですが仕方ありません。
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応急処置?

2020-05-15 | 日記
昨日の昼休み中、大学生協から電話がありました。先月の日記のおまけで触れていたノートパソコン(MacBook Air 11インチ)のバッテリ寿命のため連休明けに修理を依頼したのですが、Apple社から「古すぎて交換不可能」という回答があったとのこと。その日のうちに戻ってきました。お金はかからないことになりましたが残念!(研究用機器を扱っている業者には、修理見積もりを依頼すると修理不能であっても点検料はしっかり請求してくるところもありますから、まあ良心的とはいえますが。)
 
で使ってみたところ、以前のような「バッテリの交換修理!」は表示されなりました(左画像)。何も変わっていないはずなのでどうして? ただしバッテリの持ちは相変わらず良くないです(右)。ネットに繋いでいるとみるみる減っていきます。とりあえず警告が出ないようソフト的に何かをいじったということでしょうか?


ところで今日は有給を取って家の田植えをします。明日の天気予報が絶望的に悪いので仕方ありません。遠隔授業は事前の準備だけでなく、学生がちゃんと受講できているかのチェックや毎回出すことが求められている課題(宿題やレポート)の評価など後も大変なのですが、そのための時間が丸1日奪われることになりました(泣)。

なお水曜日の午前には大学のポータルサイトのUSPoがアクセス集中でダウンしていましたし、昨日は私の初回授業後に講義資料が見られないとメールを送ってきた学生がいました。やり取りしてもダメで、結局プレゼンテーションをmp4の動画に変換&アップロードすることで解決しました。毎回それをしなければならないと考えたら気が重いため、「他の学生はちゃんと見られているようだから、可能なら別の端末で試みてほしい」と伝えたところ、「家族のパソコンでは視聴できたので、どうやらOSのバージョンが古いのが原因らしい」との返事が。私のメイン機(iMac5)もそうなので「買い換えて下さい」などと偉そうなことはとても言えません(苦笑)。
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ボヤキ

2020-05-13 | 日記
今週から遠隔授業が始まっています。事前に講義資料をOneDriveにアップロードしておき、授業時間になったら(実際には少し前に)そのファイルへのリンクなどを記した文書(授業掲示)を履修登録した学生が読めるようになるよう設定しておきます。あとは当日に学生が資料を見ながら学習するだけ。既に今週分の準備は終わって一息ついているところです。

しかしながら、すぐ来週分(第2回)の準備を始めないといけないし、毎回レポートなどの課題を出すよう求められているため、その評価や講評なども遠隔用に作らなければなりません。それでも講義科目はまだラクな方。実験・実習やフィールドワーク(野外調査)は無理を承知で遠隔で実施するため、準備にその何倍もの時間と手間がかかることを思い知らされました。これが7月末まで続くと思うとゾッとします。6月からは圃場での栽培試験も始まるというのに。その経験はありませんが、借金取りに終われている時もこんな心理状態になるのでしょうか?

おまけ(雑談)
 最近よく耳にする「アビガン」と「レムデシビル」ですが、前者は「阿鼻叫喚」を連想させるし、後者も当初使われていた「レムデシベル」は「レム+デシベル」と放射線被曝や騒音公害のニュースに出てくる物理単位をくっつけたみたいで違和感がありました。(横文字の綴りが "Remdesivir" なので「〜ベル」はないでしょう。)もちろん両方とも劇的な治療効果が現れることを期待していますが。

追記
 土日に家の田植えを予定しているのですが、天気予報がよろしくない(とくに土曜は最悪)。不幸にも的中してしまったら金曜日か翌週月曜日に有休を取るしかなく、準備の時間が丸1日減ってしまう。(ご存知のように、うちの回線はポンコツなのでサイズの大きなファイルを扱うことは不可能。なので在宅勤務はほとんどできません。)借金取りの督促がさらに厳しくなりそうです(泣)。
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次は冷蔵庫で

2020-05-10 | 日記
1週間前の「いろいろ米」(白米とキヌア追加投入)に味をしめた訳でもないですが、精米時に5合分を取っておいて炊いてみました。

画像左の白ご飯(前日の残り)と比べれば色の違いは歴然。圧力鍋でないと玄米は無理と私は長いこと思い込んでいましたが、炊飯器でも結構うまく炊けるもんですね。ただし味は前回の方が良かったかな。甘味が全然足りませんし、匂いと酸味が少し気になります。

なお今回はほぼ丸1日吸水させましたが、胚(胚芽)の見た目には変化がありませんでした。もうちょっと置いておけばGABA(γ-アミノ酪酸)など体に良い成分が増えるのかもしれませんが、食味のさらなる劣化が心配。こちらによると冷蔵庫での発芽がいいみたいです。

5月11日追記
 土曜日に叔母(オバノマスクではない別の方)の家の法事に参列し、巻寿司と赤飯と餅をもらってきたため昨日炊いた玄米ご飯が半分近く残り、私が今日の朝と昼も食べることになりました。(父は味が悪いと言って敬遠しているので。)炊き立てこそふっくらしていたものの時間が経つにつれて硬くなり、その分噛む回数が増えました。それは健康にとって良いことかもしれませんが、前週の白米&キヌアのサポート付き玄米ではさほどでもなかった食感の悪さが気になります。デンプン(胚乳)部分が溶けてもジャリジャリした種皮は最後まで残ったまま。これも食物繊維による整腸効果は期待できるでしょうが、我が家ではとくに減農薬栽培をしてないため残留農薬(精米であらかた除去可能)が気になります。ということで、次に玄米を炊くのは有機栽培されたものを入手した時ということになるかもしれません。そうなると廃農後かな。

Lindaは昨日の午後ずっとパンを焼いていました。右から順にクリームパン、あんパンのレシピ(画像左上のテキストを参照)で具だけパイナップルに変えたオリジナル、そしてブリオッシュです。また、この時オーブンでは別のブリオッシュも焼成中でした。いつものように当面食べる分を残して冷凍します。
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オバノマスク

2020-05-10 | 日記

Lindaの顔にはちょっと大きすぎですね。ということで彼女が作ったのではなく、昨日父が訪ねて行った叔母から「ぜひLindaさんに」といただいたものです。

生地はもちろんですが、紐も使用済パンストのリサイクル。このアイデアに感心したLindaは自分でも作ると言っていましたので、いつかこのブログに画像を載せるかもしれません。

それにしても「アベノマスク」とやらはいったいいつ届くんでしょうか?

追記
 今日の日記のタイトルですが、既にあちこちで使われていました。
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V字回復

2020-05-09 | 日記
スマホのYahoo!ニュースアプリで見つけたこの記事を興味深く読みました。(偶然ながら今日の朝刊でも4コマ漫画の隣に出てました。)ついでにあるコメントとそれに付いたレスも。(腹が立つので普段「ヤフコメ」は滅多に見ないのですが。とくに「外国人は帰れ」的なアホコメントを見ると血が沸騰します。)やはり例の旅番組は人気も評価も結構高いようですね。昨晩放送されたタイ編も含め直近4週間の放送はとても良かったです。ストックが尽きる前のロケ再開を願うようになりました。さきほど週間番組表をチェックしましたが、タイトルを見て「これは」と思った番組も多くは「○○選」(再放送)ですからね。
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今日は在宅

2020-05-06 | 日記








他の日も二人で自転車または徒歩で姉川沿いを散策しました。旧浅井町との境界なので河岸に至るまでに3km以上ありますが、Lindaのお気に入りルートなので。また家の田植えが再来週末なので、私は昨日の午後外で働きました。今日は雨模様なので自宅にずっといるつもりですが、連休中に何冊か読破できたらと思っていた長編小説は1冊も消化できそうにないですね(苦笑)。おっと、いま読みかけのはノンフィクションでした。ほとんど小説といっていいほど幻想的なお話しですが。
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