他の日も二人で自転車または徒歩で姉川沿いを散策しました。旧浅井町との境界なので河岸に至るまでに3km以上ありますが、Lindaのお気に入りルートなので。また家の田植えが再来週末なので、私は昨日の午後外で働きました。今日は雨模様なので自宅にずっといるつもりですが、連休中に何冊か読破できたらと思っていた長編小説は1冊も消化できそうにないですね(苦笑)。おっと、いま読みかけのはノンフィクションでした。ほとんど小説といっていいほど幻想的なお話しですが。
他の日も二人で自転車または徒歩で姉川沿いを散策しました。旧浅井町との境界なので河岸に至るまでに3km以上ありますが、Lindaのお気に入りルートなので。また家の田植えが再来週末なので、私は昨日の午後外で働きました。今日は雨模様なので自宅にずっといるつもりですが、連休中に何冊か読破できたらと思っていた長編小説は1冊も消化できそうにないですね(苦笑)。おっと、いま読みかけのはノンフィクションでした。ほとんど小説といっていいほど幻想的なお話しですが。
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"PAULA"(原題には妙なサブタイトルはなし)を午前中に読み終えたので、午後はこれに取りかかりました。作家名は知っていたし、各種メディアで顔も見たことがありますが、きっかけは下の連載エッセイでした。しかしこれはちょっと・・・・・
https://www.hmv.co.jp/news/article/1906101020/
2作とも主人公は「DVの素養120%」とでも言いたくなるような、それでいて小心者というダメ男の典型ですが、筆者をモデルとしています。もちろん私小説というのは現実そのままの描写ではなく、誇張(デフォルメ)がかなり加えられていることは理解しているものの、読み進むのは骨が折れました。(大き目の字で200ページほどだったので同日中に読了しましたが。)
実は同じ日にBOOKOFFで同じ出版社の文庫本を他に2冊買ってしまっています。が、次を手に取る気にはなかなかなれないでしょうね。(よっぽど心身共にいい状態でないと。)
なおリンク先ページ双方で紹介されている藤澤清造の短編集も気になるのでAmazonのほしい物リストに入れています。西村作品よりも読むのがキツそうですが(苦笑)。
続いて手に取ったのも日本の小説。表題作を読み終えました。先日の西村氏とは異なり、芥川賞受賞作の「共喰い」の後に初期作品という逆順になりました。また「暗渠の宿」の主人公が「ダメ男」なら、「図書準備室」のそれ(30過ぎのニート)はまさに「クズ人間」。こんな奴実際にいるはずがないと思いつつも細部の描写が見事で妙にリアリティーがありました。ただしお薦めできるかといえば、ちょっと・・・・読み進むにつれてイライラが高まりますし、読後には何ともいえぬ後味の悪さが。それこそが作者の目論んだことなんでしょうけど。
次はラテンアメリカに戻ることにします。それもあんまり重苦しくないものを。
二つ上のコメントで触れた作家さんが今日亡くなってしまいました。私より若かったのに・・・・・死因は明らかにされていませんが、アル中の噂が絶えず、ヘビースモーカーでもあったらしいので、破滅型の人生を全うしたとはいえるのかもしれません。とはいえ、ブックオフで買った2冊目と3冊目の文庫本は結構楽しめたので、もう新作が読めなくなると考えたら残念です。