国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

はじめに

私(Yasuhiro)とボリビア人のLinda(通称)は2015年9月29日にニューヨークで結婚しましたが、翌2016年の1月3日にも妻の実家があるコチャバンバで式を挙げました。3ヶ月以上もの日を措いて2度結婚することになった訳ですが、その「たいへんだった」経緯については「結婚@NYまで」のカテゴリーにまとめています。

結果オーライ

2020-05-05 | 日記
先週金曜日の帰宅直後、Lindaに「お米は?」と訊かれて「しまった!」と頭を抱えました。家の米びつの白米が少なくなっていたので、連休前に一袋(30kg)持って行って大学の精米機で搗いてくるつもりだったのですが、朝出かける前にゴタゴタしたため痛恨の積み忘れ。で残量を調べてみたら少しだけ足りない(6日までの分はあるものの7日の昼までしか持たない)ことが判明。わざわざ近所のコイン精米機を利用するほどの量でもないため、(運動も兼ねて)自転車で大学まで行き1kgほど精米してくるつもりでした。けれども、改めて正確に量ってみたら不足分は本当にわずか。そこで1食はパスタで凌ぎ、さらに・・・・・・

他大学の先生から(知り合いの農家さんからの貰い物のお裾分けとして)昨年いただいた玄米を持ち出すことにしました。ラベルに書かれている通り、収穫後にブレンドしたのではなく、最初から約50種類のイネ品種を混ぜて植えたという珍品(しかも無農薬・無化学肥料栽培のプレミアム付き)です。ただし500g入りという量がネック(中途半端)。我が家は3人で1日5合(750g)食べるので少し足りません。もちろん2回に分けて炊けば問題ないのですが面倒。そこで家の白米(コシヒカリ)とLindaがサラダやスープに時々入れるキヌアで補うことに。ただし玄米の吸水に時間がかかることを考慮して前日の昼から水に浸け(注)、白米とキヌアは炊飯の直前に洗って加えることにしました。(注:もし適当な温度を維持できる電気製品があれば発芽玄米にしていたところです。)いわば高度な時間差攻撃です。(どこが?)

で、いざ炊飯器に入れて気付いたことには目盛りが白米よりだいぶ上にあります。炊き上がるまでに時間がかかるはずだから当然とは思うものの、白米も混ぜるのでちょっと不安・・・・でしたが、結局微調整はせず、5合の線ピッタリに水を入れ、メニューから「玄米」を選んで炊飯開始。

炊飯器で玄米を炊くのは昨日が初めてでした。いつもと違い、しばらく待っても煮立ってくる様子が全くない。正確な温度は不明ながら50〜60℃ぐらいをしばらく維持し、その後も沸騰するまでゆっくりゆっくり温度を上げていく感じです。究極の「はじめチョロチョロ中パッパ」とでもいうべきか?(こっちの方がよっぽど高度。)グラグラという音が聞こえてきたのは1時間半ほど経ってからでした。

で、上は炊き上り直後ですが、赤米や黒米のポリフェノールが溶出し、見た目はほとんど赤飯と同じになりました。問題なのは食感ですが、危惧した通り白米はお粥を通り越して形をほとんど留めず。しかしながら、それが糊の役割を果たすことで玄米のパサパサ感の緩和に貢献。噛めば噛むほど味のある美味しいご飯ができました。

これが朝食の一部ですが、玄米ご飯は漬物でも昆布の佃煮でも塩味のおかずと非常に良く合いました。(また「とろろには麦飯」と同じ発想で試してみたら、それも美味でした。)ちなみに載っけているのはこの時期に出回る琵琶湖の小鮎(当地での呼び名は「こあい」)の煮物で滋賀の代表的郷土料理の一つ。父がスーパーで買ってきた材料(200円/100g)から今回Lindaが初めて作りましたが、市販の佃煮と比べても全く遜色のない逸品で、玄米との相性も抜群でした。もっとも彼女の朝食はほとんどパンかシリアルなので、この時も少し味見しただけでしたが。

夕飯の画像も貼っときますね。なお昼は外で食べました。その様子は日を改めて。

5月6日追記

明日の分の5合が何とか確保できました。本当にギリギリでした。
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