随所に新しい工夫が見られたが、大問4の誘導は失敗作かもしれない。
誘導に幻惑された受験生も多かったのではないか?
1番から3番までが穏やかな出題だっただけに、残念だ。
予想平均点は、例年並みの63点前後か?
随所に新しい工夫が見られたが、大問4の誘導は失敗作かもしれない。
誘導に幻惑された受験生も多かったのではないか?
1番から3番までが穏やかな出題だっただけに、残念だ。
予想平均点は、例年並みの63点前後か?
昨年、数学ⅠAが難化したので、今年はゆり戻しが予想される。平均点は60点を越えるか?
変って、数学ⅡBが元通りの成績に戻って50点台前半か?
明日からは「波乗りジョニー」で、スイスイスイと問題を撃破してください。
センター試験で高得点を挙げて、先行逃げ切り。これに限ります。
全国の受験生諸君、ご健闘をこころよりお祈りいたします。
スタンフォード大学のDr.Kunthはコンピュータ科学に於ける碩学です。数学、情報科学分野でその名前を知らぬ人はいないくらいの知名度です。特にTeXを作成して下さったお陰で、多くの人に恩恵を授けているところに、感動すら覚えます。コンピュータのプログラム、あるいはマクロに馴染みのある人ならば、すぐ使えるようになります。ちょっとしたレポート、論文、書籍の作成に便利に使えるソフト、それがTeXです。理工系に進学される方は、是非大学在中にマスターすると良いですよ。
その前に、是非頑張らねばなぬものが、センター試験&二次試験です。
センター試験まであと1日(今日は入れていません。)まな板の鯉の貴方。じたばたせずに、運命のときを迎えてください。
自分のこれまでの努力を振り返って、心静かに本番を迎えてください。キット・カットならぬ、きっと勝つ。明治のカールならぬ、受カール。駄洒落でも、親父ギャグでも何でも良い。目指すは試験突破。突破力をもって、是非初志貫徹を目指してください。
今日は、ゆったりとした気分で入浴し、早めに寝るもよし。
貴方の成功を心より祈っています。
1979年から始まった共通一次試験。約10年後には現在のセンター試験が始まった。
初年度の数学は基本的で、5分もあれば完答できて、当然満点が当たり前のレベルであったと記憶する。なにせ、受験生の1割が満点をとったといいます。時代が下るにしたがって、問題の分量も増え、レベルもじりじりと上げってきています。受験生を指導する現場の教員、あるいは塾予備校の講師の指導により、過去問は徹底的に分析され、万全の対策とります。勢い、ほっておけば受験生の平均点が上がるので、センター側としてはレベルを上げざるを得なくなります。イタチごっこの始まりです。センター用の解法テクニックも次々に開発され、それを許さない問題を開発する、まさにイタチごっこです。
しかし、数学の問題を仔細に見れば、徐々に出題形式が安定してきました。一つには例年開催される全国校長会による問題検討委員会のセンターに対する意見書の存在が大きい。具体例をあげれな、当初解法の流れが余り意識されず、〇〇を求めよといった小問集合的であったものが、一つのテーマをもって、誘導にしたがって目標を達成する「問題解決型」に変わってきたことです。一見、大きな問題はないように見えますが、解法を一つに限定するため、受験生の中には違和感を覚える人もいます。特に、二次タイプの記述試験に強い生徒ほど、解等の流れに乗りづらいような傾向がみられます。そうした生徒にとって、センター数学は型にはめようとする傾向が確かにあります。またセンターのレベルは当初と比べて相当上がってきています。感覚的にいえば、地方国立大学の二次試験とほぼ同等のレベルに達しています。ここ2,3年でみれば、数学1A、2Bのレベルは、例えば新潟大学、岐阜大学、静岡大学などの2次試験とほぼ同等のレベルです。
そうしてみると、センター試験の問題自体が、2次試験対策をすれば、それほど特別な準備をしなくても間に合う位の問題になったことを意味します。これはセンター試験開始当初の目標だったのです。
従って、直前期の現在なすべきは、中堅地方国立大学の二次試験の数学を解くことが大切なのです。無論センターの過去問を解きまくることも必要です。
オマケ:センターの古文・漢文は何故か東大の二次試験の古文・漢文と酷似しています。東大を受験するひとは+αの勉強で東大対策ができるのです。センター試験、東大二次試験の古文・漢文では、設問の最初の解説文と文末の注釈文をしっかり頭に置くことです。重要な解答のヒントが含まれています。仔細に読み解いてください。
これで得点力に関して、数学は1割UP、古文・漢文は2割UPします。今日は1月15日。まだまだ実力はUPしますよ。諦めず、最後まで頑張れ!!
いまさら、参考書を学習している暇はない。市販の重要古語としては「マドンナ重要古語230」がお勧め。
「ゆかし」・「らうたし」・「うつくし」・「きよし」・「あし」・「わろし」「よし」・「よろし」・「おこす」・「おこたる」・「おどろかす」・「せたまふ」・「しほたる」・「ない」・「つとめて」・「かぶく」・「かづく」・「ましかば・・・まし」・「え・・・ず」・「6日の菖蒲、10日の菊」・「連理の枝」・「傾国」など大丈夫ですか?
一度確認してください。目指せ+15点
1988年に発売した複合機「NAV」は先進的な機能を備えていた。なんといっても、タッチパネルでメニューから機能を選ぶところはスマートフォンと同じであった。時代をあまりにも先取りしていたため、市場ではあまり受け入れられなかった。しかし、そのNAVIを見て、大いなるヒントを得た人物がいた。当時アップル社を退任して新たな会社であるネクスト社を立ち上げたスティーブ・ジョブス氏だった。後年のスマートフォンを設計したときの機能要件として、タッチパネルで簡単操作ができることが挙げられていた。既存の技術を組み合わせて、新たな商品を作り上げるスティーブ・ジョブズ氏の卓見に感心せざるを得ない。日ごろから、ぼやっとせず、常に新しい商品を発想する姿勢が大切なのだろうう。
残された時間を有効に使うために、
1.センター試験タイプの模試、その他過去に受けたものを、もう一度点検してください。
特に不正解の部分をもう一度補強しおきましょう。
2.各教科の教科書をざっと眺めてください。(基礎の点検)
物理、化学の各章の扉の説明から出題されることがあります。教科書に記載されている内容はすべからく出題の対象 と考えてください。過去に何度も出題されています。
3.過去問を含めて、演習を行いましょう。特に、高速で安定したマークの仕方を身につけよう。
鉛筆はHB以上の滑らかなものを使ってください。ひとなぞりで、マークすることです。
4.実際の試験時、時間的な余裕のあるときは、小問が終わるごとに、まとめてマークする。終盤、時間が残り少なくなってきたら、1つできるごとにマークしてください。
5.重要事項の最終チェックを行ってください。
6.試験時、解答に詰まったら、見切る勇気を持ってください。より易しい問題が、後続に控えています。トータルで得点をUPしてください。
7.不安のある教科があるのなら、東京出版の合格マニュアルシリーズを購入し、最終チェックしてください。
得点力が2割がたUPします。(うそではありません。)
8.国語に関しては、国語便覧の後ろにある、漢文の句形チェックをおすすめします。句形を暗唱してください。
重要古語の最終チェックをお忘れなく。
9.化学に関しては、有機化学、無機化学の有名な実験を復習しよう。実験の目的、結果、考察までしっかり確認しよう。勿論、化学反応式も忘れずチェックしよう。
10.日頃使い慣れた、参考書、問題集、ノート、実力試験問題、対外模試問題などを振り返り、弱点を補強しよう。
(すべての教科)
11.近くの神社にお参りをして、必勝祈願をしよう。
手力押神社(岐阜県各務原市那加)は、信長が必勝祈願した神社というだけあって、ご利益あり!!
名古屋3大天神社は、上野天満宮、山田天満宮、桜天神社です。
苦しい時の神頼み。きっと貴方を救ってくれます。
貴方の成功をこころより願っております。
「目指せ、センター810点越え!!」
第1位 汚れちまった悲しみに・・・ 中原中也詩集
林先生コメント:中也に詩に、純粋な魂の叫びを感じていない人はいないでしょう。
第2位 我輩は猫である 夏目漱石
林先生コメント:僕にとって漱石のダントツのナンバー1は『猫』なんです。
第3位 堕落論 坂口安吾
林先生コメント:生きよ、墜ちよー この安吾の言葉は、いつもボ僕の心の中にあります。
以上3冊、珠玉の名作だと思います。
以前(相当むかし?)NHK-FMの番組で、キャスター役の女性が、中原中也を「なかはらなかや」さんからのお手紙ですといってサーカスの一節紹介した。「違うだろう、なかはらちゅうやだろう。」といぶかしく思った。次の週、何の前触れも無く、そのキャスターは降板させられていた。知性と教養が疑われたのだろう。
堕落論を入れるところはさすが林修先生!坂口安吾の日本文化私観などは、時代を超越した卓見といえる。
泣いても、笑っても、時間は容赦なく過ぎ去ってゆく。
ここは、一つ落ち着くことだ。
今までやってきたことをもう一度見直す大切さに気をつけてください。
どの科目も、時間攻めに苦しい展開ですが、効率よく解答してください。
例年注意することですが、
1.自分の解答を記録すること。(正確な自己採点に必要です。)
2.一日目の結果の採点は全ての試験が終了してからにしましょう。
3.計算の必要な数学、理科では計算途中も暗算をせず、筆算の結果を残しておこう。(見直しに必要です。)
計算したら1桁の数字になったが、結果は問題を見ると2桁とミスを自覚したときに、計算過程が残っていれば見
直しも効率よく行えます。
4.ぎりぎりまで解答に向かい会え。関連事項を思い出せ。
5.試験直前まで、復習を徹底的に行え。きっと勝利の女神は君に微笑んでくれる。
以上。
スタンフォード大学の名物教授Knuth(クヌース)氏が開発したTeX(テフ)は組版システムの標準となった。もともとKnuth教授がご自身の本を出版するとき、出来上がりがあまりに貧弱だったので、自分の本を希望通りの出来栄えにするために、組版システムを作ってしまったというエピソードをもつTeX。オープン・ソースであり、誰でも自由に使える優れた組版システムだ。特に数式処理に優れており、数学関係の書籍、論文は今やこのTeXによってほとんど作成されているといっても過言ではない。当初はUnix(ユニックス)上のシステムであったが、TeXも、現在ではwindows,Linux,FreeBSD上で使用可能なシステムとなり、機種に依存しない組版システムである。一口にTeXといっても、様々なシステムが普及しており、ランパート氏作成のLaTeX(ラテフ)が広く普及している。pLaTeX、あるいはupLaTeXが普及し言語に左右されない組版システムとしての地位を獲得したTeX。理系の人は早めに導入されることをお勧めする。
さて、スタンフォード大学といえば、サンフランシスコ郊外のシリコンバレーにある私立大学であり、全米一の高額な学費と優秀な学生で有名です。ゼロックス社、アップル社、サンマイクロシステムズ社といった企業に多くの卒業生を送り出しています。何年か前の卒業式で、アップル社のCEOだった故スティーブ・ジョブズ氏が祝辞を述べたのも記憶に新しい。(その模様はYOUTUBEで確認できます。)広い敷地に南陽性の植物が豊富で、落ち着いた大学です。一瞬図書館かと思わせるほど巨大な生協の書籍部。理工学書から人文系書籍まで取りそろえており、まずほしい本は必ずおいてありました。日本ではお目にかかれなかった、Tanenbaum氏の「Mt.XINU」はその場で即、購入した。マウウント・シニュー?何のことはない「Unix TM」を逆さにしただけの書籍で、UNIXのカーネルを含めたOSのソースファイルが記述されたものだった。これさえあれば、自前でコンピュータが作成できると考えたのは、私だけではなかった。後年、Sonyが発売した、ワークスステーションのNews(ニューズ)を開発したT氏はじめ開発スタッフもこのTanenbaum氏の書籍の熱心な愛読者だったという。OSのソースファイルが見れる!なんと魅力的な本だったのだろう。ビジネスには不向きと言われたUNIXをカーネルレベルでsync-timeを調整し、信頼性を上げることができたのも、このTanenbaum氏の本のおかげだった。
仕事柄、頻繁に数式を扱うことが多い。たしかにマイクロソフトのワードとか、数研出版のStudy.aidでも、以前よりはるかに容易に数式を入力可能可能となったのも事実ではあります。しかし、TeXと比べた、その表現力は雲泥の差があります。
無限の表現力を備えたTeX。興味をもたれた方は、以下の書籍を参考に、TeXの魅力を存分にお楽しみください。
改定第6版 「LaTeX2ε 美文書作成入門」 奥村晴彦/黒木祐介 著 技術評論社 定価(本体3200円+税)
DVD-ROM for Windows, Mac, Linux, etc
この本は初版が1991年であり以後3年に1回改定されてきました。著者のお一人の奥村さんは、現在三重大学教育学部の先生です。
インストールは約1時間です。3000弱のファイルからなる壮大なシステムは圧巻です。入力からプレビューまでが一貫していて、初心者も楽にTeXの恩恵に良くすることが出来ます。(正確には、プレビューではなく、最終的なPDFファイルが出来上がります。)