「試験時間の延長かつ面接の廃止」と大幅な試験制度の変更が今年度からなされます。近年、これだけの大きな変更はなかっただけに、その狙いはどこにあるのだろうといった疑問が出されます。
「試験結果が全てであり、面接が重要なファクターではない。」ことを公式に表明した形です。
事実、これまでの面接では、父兄の方お一人と、受験生本人の3者による面談であった。その時間も、概ね5分。内容も志望動機、中学で希望する部活動、将来の希望進路等、特に変った質問項目などはなかった。「まともな受け答えができるかどうか。」が最低限のクリアすべきポイントであることは、他校の面接とほとんど同様でした。試験時間のトータル20分の延長から、面接カットは必然の流れかも知れません。何らかの「反省」に立っての入試制度変革でしょうが、いったいどのような「反省」があったのでしょうか。このところ東大理科三類の合格者が出ないことなどによる自己反省?なのでしょうか。優秀な生徒が他校(海陽の特別枠、その他に、流出をし始めたのでしょうか。)優秀な生徒を集め、優れた教育を施すことが急務なのかもしれません。