風そよぐ部屋

ウォーキングと映画の無味感想ノート

79回ピースボート、スリランカ3・キャンディ市・仏歯寺

2013年08月31日 | 79回ピースボート
4月15日(月) 

キャンディ市は、スリランカ中部州の州都で、シンハラ人のキャンディ王国(1469年~1815年)の最後の都でした。
市内に、紀元前543年にインドで仏陀を火葬した際に手に入れたと言われる仏歯が祀られている仏歯寺があります。
仏歯は王権の象徴でもあり、今も仏教徒の信仰を集めています。
イギリスの植民地時代、気候が温暖なこの地に、多数のイギリス人が入植し、コロニアル様式と言われる多数の建物が建てられました。

朝食後、朝8時ホテル出発
  
刑務所
  
クィーンズホテル[世界遺産・植民地時代の名残の建物]   エントランス[私は、堂々と入ってトイレを借りました。] 世界遺産の登録証
  
仏歯寺入り口 スリランカ独立後最初の首相の像
   
沙羅双樹の木と実と花
  
仏歯寺 [休日と相まってたくさんの参拝者でした。]
 
仏歯寺の王の屋敷跡 [参拝者にカメラを向けるとOKでした。]
 
  
永平寺から贈られた鐘
    

                            棺室
  
 
仏壇入り口
  
 
 
  
  
   
釈迦の歯が納められている仏舎利のレプリカ
  
真ん中の明るい部分が、仏歯寺の本尊・釈迦の歯が納められている仏舎利です。
 
釈迦の仏歯が納められた仏舎利塔が公開されるのは一日三回だけ、午前中は9時半からで、凄い混雑です。
ガイドのロハンさんからスリへの注意は全くなく、アドバイスは遠慮しないで人を押しのけて前進しなさい、でした。
信仰しない私たちが現地の人を押しのけるのは気が引けますが、わがまましました。
目の前までは行列が出来ていてとても行けず、10mほど後方から撮りました。
 
自由時間が少しあり、キャンディ市内のごくごく一部を歩きました。
狭い路地にはひりませんでしたが、家族連れでとても賑わっていました。
 
 
  
  
  
   
スーパーマーケット
 
 
 
 
賽銭箱
  
ツアーに付きものの、お店巡りは、昨日はシルクお店、香辛料・薬草などのお店、そして今日は宝石店でした。
宝石店では、客より店員の数が倍以上でした。さすが高価なので誰も買わなかったようです。
私は、ピースボートに興味のある店員と暫く英語でお話しすることが出来楽しかったです。
シルク店ではさんざん試着しても買わない人もいて私は驚きましたが、少なくない人が買い物したようです。
  
  
  
昼食時入ったレストランは、ビールが解禁されたので、ビールを飲みました。写真は撮り忘れました。
昨日と今日とやはり暑いので、そうとう疲れたようで少し酔いが回ったようです
2時半頃ホテルに戻り、2時間ほど昼寝タイムがありましたので、私はシャワーをして40分ほど昼寝をしました。
キャンディアンダンス鑑賞[夕方、4時半から]
    
   
     
火を使ったショーは大人気で、チップが沢山でした。
キャンディ市内のホテルに連泊、夕飯の写真は撮り忘れました。
WEBは、昨夜から通じなくなりました。理由はわかりません。        

4月16日(火) コロンボ
今日は、コロンボ市へ移動し、その後船に合流したあと、再度下船し少しコロンボ市を歩きました。
朝、出発まで少し時間があったので、パソコンを開いたのですが、電源が入りませんでした。
おいおいパソコンまで壊れたのかヨと大慌てしました。
色々試みた後、バッテリィーを一度外して再セットしたら起動しました。とにかく色々なことが起こるものです。
ホテル8時出発
 
 
オオコウモリ                             キングオブバナナ(1本150ルピー約135円)、味は値段ほどではありませんでした。
 
カシューナッツ店でトイレ休憩
  
コロンボ市内に入る前にハンドメイドのお土産屋に案内されました。
私は500ルピーほど(約450円)残っていたので、安い細々したものを買いました。
 
  
 
 
市庁舎(ホワイトハウスを真似ています。)
 
シナモン7番街は高級住宅街で各国の大使館が軒を連ねます。 日本大使館 
 
国際劇場
 
バンダラナイケ国際会議場[バンダラナイケさんは世界初の女性首相]
 
独立記念堂
  
独立記念堂内の壁のレリーフ
 
潅漑省
  

昼食は、ヒルトン・コロンボホテルの日本食レストランでした。 
  
刺身・天ぷらなどのセットメニューでした。価格は20米ドルほどで、ビールは3ドルですので決して高くはありません。
私は、帰船後コロンボ市内を散策がてらハウスキーパーへの買い忘れたお土産を買うために下船するつもりでしたので、
ビールを注文しなかったのですが、スリランカツアーでお世話になったFさんがビールをごちそうしてくれました。
カメラのバッテリーがなくなり、予備のカメラを使いました。使い勝手が良くなく、ピンぼけになりました。
午後3時過ぎ、ツアーが終了し船に合流しました。
部屋でカメラのバッテリーを暫く充電し、荷物を整理して、再びコロンボ市内の散策に出かけました。
船から港出口までシャトルバスで5分ほどです。
港を出るには、乗船IDカードを見せなければなりません。
すると職員がどこに行くのかと聞くので、地図を見せて、このモスクに行くと言うと、「タクシーに乗れ」と言うのです。
治安が良くないのかと一瞬の思いましたが、家族連れが歩いているので、私は、歩きたいと答えました。
港を出ると、三輪タクシー、オートバイタクシーの客引きが猛烈で、断っても断っても次から次まで押し寄せます。
振り切って、街に出ると、猛烈な暑さとたくさんの人々の熱気と、ゴミの饐えたような臭いでむせかえるようでした。
でも、これもアジアの魅力の一つだと私は思いました。
 
モスクの前で写真を撮っていると、モスクから出てきた人が中に入れと手招きします。
私は、日本人でブッティストですと答えると、英語で“I'm Moslem.”と言って、私を招き入れてくれました。
この一帯は、市場街です。おそらく正月休も重なり、もの凄い人手です。
でも、気温が高いせいでしょうか、人々の歩みもどこかゆったりです。
私は、一度だけ人にぶつかりましたが、お互いが「ソリー」でした。
もちろんスリや置き引きには万全の注意を払わなければなりませんが、通りのあちこちに警官がいるので安心です。
もちろん細い路地には入るのは厳禁です。
モスク                   。              ヒンズー教の寺院
 
 
スリランカの農村の穏やかで緑あふれる風景や、人々の優しい微笑みを見たことがない人にとっては、
コロンボ市内のこの雑踏とゴミと猛烈な暑さがスリランカだと思い、
私の「スリランカは豊かな国」と言う発言が、共感を得ず、怪訝な顔をされたのは当然かもしれません。
短い時間、限られた地域だけの見聞で、その地域や国を判断することの危うさに気づかされました。
首都には、仕事や富を求めてたくさんの人が押し寄せます。清掃は追いつきませんし、スリや置き引きも頻発します。
でも、私は、全く不安はありませんでした。都会のエネルギッシュな雑踏もこれまた魅力ですし、
たくさんの警官が巡回していました。これは安全ではないとことの裏返しでもありますが、
人々と社会が、安全と清潔さへを求め、そのことが成功しつつあるのではと私は思いました。
市場です。                               こちらは旧市場
 
 
コロンボ・フォート駅もむせかえるような人でした。
ちょうど電車が出発したところでしたが、どの位の乗客が乗っているかはわかりませんでした。
コロンボ駅
  
  
ここから、1キロほど先に大統領官邸があります。バスを待っている人に場所を聞いたら、彼は知りませんでした。
うろうろしていると装甲車が目に入り、大統領官邸の前でした。銃を持った兵士がいたので、
「日本人の旅行者だが、先に行って写真を撮ることが出来ますか?」と聞くと、先に行くのはだめだが、
ここで写真を撮っても良いという返事でした。
ちょっと見づらいですが、この奥は大統領官邸です。
  
大統領官邸周辺は、中央銀行やヒルトンホテルやトレードセンターなどの山の手です。
  
 
暑いので、サンダルで来たら靴擦れになって来ましたので残念ながら帰ることにしました。
大統領官邸から港はすぐ近くです。シャトルバスの停留所=港3ゲートが入り口なのですが、そこはここから少し遠いのです。
それ以外の入り口がないかと、地図を見ていると、そこは税関入り口で、職員があちらから入れると指さしました。
行ってみると、そこは、警察署本部と港を結ぶ通路でした。
セント・ピーターズ教会                          税関事務所
 

この階段を降りると港です。入り口はどこかとうろうろしていると、警官が通って良いと言います。
おそらくそこは一般の通路では無く、警察官港に入れる通路なのでしょう。
IDカードを見せ通ると「煙草を持っているか?」 私は吸わないというと、「仕方ないな」と言う表情で通してくれました。
船に向かって、てくてく100mほど歩くとシャトルバスが止まりました。
そのバスの運転手は、行きに乗ったバスの運転手で、私が帰りのバス停を聞いたのを覚えてくれていたのでしょうか。
ピースボートから大量のゴミを出していました。
 
キャビンに戻り、シャワーをして早めの夕食を取りました。体重を量ると1キロほど太っていました。
オーバーランドツアーでの食事はバッフェスタイルで脂っこい中国料理の後は、
おいしいカレー料理とお正月の珍しいスイーツなのでどうしても食べ過ぎたようです。
10時過ぎには、床に入りました。                            【続く】


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