風そよぐ部屋

ウォーキングと映画の無味感想ノート

霧降高原・日光への遠足

2009年05月22日 | 国内旅行
霧降高原・日光への遠足 2009/5/21


妻と二人で、霧降高原・日光へ遠足に行った。
久しぶりの日光であった。
子どもがまだ小さかった頃、戦場ヶ原・華厳の滝などを旅した。
大宮→春日部10:05[東武線・スペーシア特急]→東武日光11:20、2250円ほど。
バスで霧降高原へ、乗客は3人。ニッコウキスゲはまだで、ツツジがちらほら咲いていた。

レストハウスで、そばとおにぎりとビールを食べ、少し上り始めた。木陰は風がひんやりするが、
外は日射しが強く、少し登っても景色はそんなに良くならないので、引き返した。
当初の計画では、霧降高原だけで帰る予定だったが、時間が余ったので、東照宮に行くことにした。



さて、日光山は、天台宗の輪王寺、徳川家康を祀った東照宮、男体山を始めとする二荒山神社の三つから成っている。
家康は江戸城の鬼門に当たるこの地を重視し、三代将軍家光が今日の東照宮を造った。
その後世界文化遺産となった。
日本人は少なく、外国人観光客が目立った。

輪王寺【りんのうじ】
黒門

宝物殿【左】                    逍遙園入口【右】と内部

三仏殿と三尊[右から、千手観音・阿弥陀如来・馬頭観音]【引用】

相輪藷N【そうりんとう】                    鐘楼

護摩堂                      護法天堂


東照宮[家康の霊廟と同時に神となった家康を祀る神社でもある]

入口                           石鳥居

五重塔

仁王門

神厩舎                      三猿

御水舎                      輪蔵【経堂】

陽明門全景、右が鐘楼、左は鼓楼

陽明門

廻灯籠と                      一本灯籠

神楽殿                           祈祷殿

これより奥宮と眠り猫【別途入場料必要、今回はパスした】

唐門、その背後が拝殿・本殿と続く

神輿舎

本地堂とその内部・天上の鳴龍【引用】


二荒山神社
東照宮から二荒山神社に至る参道

楼門                          境内全景

拝殿                         常行堂【神門を出て大猷院廟に向かう途中にある】

神門                          縁結びの樹


大猷院廟[家光廟]                 

仁王門                         

二天門

持国天と広目天             門の裏面は“風神・雷神”像

夜叉門その背面

鼓楼と鐘楼【右】

唐門                      金閣殿本殿

皇嘉門[家光廟に行く門]

参道、右は二荒山神社・左は常行堂・真ん中が大猷院・手前が西参道出口


日光山参拝はよらない予定だった、慌ただしかった。
拝観料[¥1300]が必要なことはかまわないが、奥院・眠猫は共通券では入れない、
内部は写真撮影が一切禁止、修行僧は説明で合掌を強制していた。
合掌するかしないかは個人の信仰・考えなのだから「よろしければ手を合わせて下さい」くらいが良い。

バスは英語韓国語中国語の案内があったが、日光山ではチケットを買っても案内リーフレットもくれなかったし、
境内には日本語の案内・掲示さえ少なくわかりにくかった。

日光は江戸の鬼門にあたり、そのために作られたと言われるが、実際はほとんど真北である。
陰陽道の信仰・思想は日本では今日ではあまり一般的では無いようだが実際はどうなのだろうか、
風水の考えは、中国・香港・シンガポールではまだまだ根強く残っているようだ。
日本でも町中に小さな神社を祀る風習はまだ残っているし、トイレ・風呂場の方向云々を言う人もいる。
家康は死んで神となり、仏教・山岳信仰・陰陽道が渾然一体となっているのはおもしろくもあり、不思議でもある。
左甚五郎の有名な三猿の彫刻が飾られているのは神厩舎である。
猿は邪気を払う力があり、江戸時代は特に厩舎を守るとされ、信仰されたようだ。
マサルに通じる猿はだじゃれだが、江戸時代、馬は大事であり馬頭観音信仰もこれによるのだろう。

家光にとって東照宮建設は諸大名に巨大な普請代を負担させながら同時に彼らに恭順を強いる一石三鳥の策ではあった。
いずれにしろ、ここは権力者がその権力を誇示・発揮して作ったもので、
大衆的信仰の対象・聖地というのではない。
おそらく江戸時代は、物見遊山の観光地だったのだろうと思う。
急な坂道・階段がたくさんある。
将軍達は、果たして歩いたのだろうか、輿だったのだろうか。

近いうちに一人でのんびり来てみたいと思う。
慌ただしく写真を撮ったので説明が間違っているかもしれれない。
帰りは、駅弁をつまみに缶ウイスキーを飲みながら帰った。
先のピースボートの旅で愛用コンパクトデジカメラに水をかぶらせてしまった。
調子が悪くだましだまし使って来たのだが旅先で全壊は困るので思い切って新しいのを買った。
パナソニック=LUMIX-DMC-FX500の新機種で、広角のある機種では一番安い17800円だった。
ISO100~1600選択出来ること、25ミリの広角レンズ、シャッタースピードを調節できることが魅力である。
一番の不満はバッテリーだ。充電リチウム電池の持ちが少ないのが困る。
前のはアルカリ乾電池で便利であった。
“MENU/SET”ボタンも使いにくい。
一長一短ではある。

このブログを以下に投稿した。
霧降高原


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