風そよぐ部屋

ウォーキングと映画の無味感想ノート

鶴見=鶴見總持寺を歩く

2011年01月24日 | ウォーキング
1月22日、鶴見にある曹洞宗大本山總持寺に行ってきた。



境内は自由に入ることができるが、諸堂内を拝観するには400円必要。
時間は10、11、13、14、15時から、1時間(予約は不要)、ボランティアガイドが説明する(以前は修行僧がしたと思うが)。
私は、11時から拝観した。4人だった。
私は、まず諸堂拝観を行い、その後、一人で外から伽藍を巡った。
境内図の番号に概ねそって記して行くことにします。

三松関(さんしょうかん)


三門(さんもん)
  

三松閣(さんしょうかく)


香積台【総受付】(こうしゃくだい) 入ると大きなすりこぎとしゃもじ、ここで拝観の申し込みをします。 奥に1.8mあまりの大黒様があります。
  
百間廊下(ひゃっけんろうか)
  
待鳳館(たいほうかん)[いわば迎賓館にあたる] 

紫雲臺(しうんたい) 貫首と相見する部屋                         
 
曹洞宗の祖・達磨が木の枝に乗って川を渡る珍しい絵

 
倚松庵(いしょうあん)茶室、未公開

侍局【跳龍室】(じきょく)貫首の住居               中からの入り口
 
大祖堂(だいそどう)
 
御霊殿(ごれいでん)入れない            聖観音像
 
仏殿(ぶつでん)中は入れない                   釈迦三尊像
 
放光堂(ほうこうどう)旧本堂、工事中

鐘鼓楼(しょうくろう)
 
衆寮(しゅりょう)一般の座禅堂
 
大僧堂(だいそうどう)修行僧の修行道場、非公開
 
寶物殿(ほうもつでん)、平日は予約必要(300円) 
 総持寺HPより転載



中雀門(ちゅうじゃくもん)                       大僧堂と百間廊下を結ぶ廊下・門
 
玉兔門(ぎょくともん)                         金鶏門(きんけいもん)
 
向唐門(むかいからもん)表                     裏
 
梅壽庵(ばいじゅあん)                       穴熊稲荷(あなぐまいなり)    
 
大梵鐘(だいぼんしょう)                      三寶殿(さんぼうでん)
 
芭蕉碑                      自由党碑
  
總持寺は曹洞宗=禅宗のお寺である。
曹洞宗の初祖は、道元禅師で永平寺を開いた。
能登の總持寺祖院を開いたのは瑩山禅師で、後醍醐天皇から「第一道場」の綸旨をもらい、以降曹洞宗の中心道場となった。
しかし、明治44年の大火災で多くの伽藍が焼失しその後、横浜鶴見に總持寺が作られ、以降鶴見の總持寺を総本山とした。
こうして、大本山永平寺・大本山總持寺祖院・大本山總持寺の三寺院が大本山となった。
一口に仏教と括るが、仏教は今日、十三宗五十六派、多くのセクトに分かれていると言われる。
南無阿弥陀佛、南無妙法蓮華経などを唱え、仏に帰依すれば救われるとする他力本願の浄土宗・浄土真宗や日蓮宗と、
座禅を通して悟りを開き自力解放を求める禅宗とは同じ仏教と言うがその趣が大きく違うように私には思える。
それは大乗仏教と小乗仏教、或いは出家と在家などの宗教観の違いなどがある様に思う。
前者のお寺には、帰依する対象の仏の具体的現れてとして多くの仏像や宗祖(日蓮や親鸞)像があるが、
後者のお寺には、それらはあまりないようだ。
曹洞宗では食事・入浴等生活の全てが修行であるという。
そして日常生活の所作の作法も細かく決められている言われる。
形式をとても大切にし、私には形式美を求めている様にさえ思える。
だが、座禅や修行を行わない民衆は、どのように救われるのだろうか。

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東福寺
 

成願寺                                  天王院
      【終わり】 
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