風そよぐ部屋

ウォーキングと映画の無味感想ノート

スペインの旅、トレド

2011年06月29日 | スペインの旅
6月1日 トレド1日目




6月1日、10時20分発の特急でトレドに向かった。
トレドは、二日間取ったので気分的にすごく楽だ。
マドリッドからノンストップ、30分であっという間に着いた。
トレドの駅

まさに新市街地、駅前にはBARもほとんど無い。
車両は6両くらいだったか、ほぼ満席だった。
駅の中に、インフォがあり、カウンターに着くや、マップをくれ、きわめて手短にわかりやすく説明してくれた。
駅を出て右に150mほど行くと旧市街地中心地に行くバス停がある。0.95ユーロ。往きはバスで行ったが、帰りは歩いた。
歩いも10分ちょっとなので歩いた方がいい。

さて、今日の目標は、冒頭の写真を撮れる所に行くことだった。旧市街地が一望できるポイントだ。
このポイントまでは、1時間に1本の7.1バス[これも0.95ユーロ]に乗るのだが、アルカサル前がバス停だという。
場所が分からず、途中で時間待ちしていたバスの女性運転手に聞いたら、最初のバスで降りた所の目の前だった。
でも、11:45発のバスがあり、15分ほど待つとバスが来た。
運転手に、もらった地図で絶景ポイントらしき“Emita del Vaalle”を示し乗車。
すると、そこに着くと、バスの乗客の何人もが、私を指さし、「ワイワイ」、ここで降りろと言うことらしいので降りた。
どうもそこはバス停ではないらしかったのだが、どうやら運転手が私に「ここだ」と教えてくれたらしい。
すると私としては、バス停でないので、帰りのバスの時刻が心配であったが迷わず、降りた。
しばらく川に沿って歩くと、このポイントに着いた。
アルカサルなどが見えるので、バスで戻らず歩くことにした。
川と旧市街地を左に見てなだかな坂を下ると、
新アルカタンタラ橋[手前]とアルカンタラ橋が目に入ってくる。
 
おそらく30分はかからず、旧市街地に入ったと思う。
アルカンタラ橋                                
  
新市街地からの門     橋の中程の金具にソウルで見かけたのと同様の鍵 旧市街地側の門
  

旧市街地に入ると急な坂を上り、アルカサルの近くの木陰のベンチで、いったサンドイッチや果物の弁当をで食べた。

サンタ・クルス美術館[小さな考古学博物館も併設され、無料]、展示場が十字になっているので、
右回りに回っていくと一周できとても見やすい。         中庭
 
博物館
 
二階もある                               グレコの絵が多い
   
   
  
  
                                     二階から、教会を見る
 
サンタ・クルス美術館前庭の彫刻[同様の作品を市内でいくつか見た] 市中心地ソコドベール広場への門 
  

この後は、特別の目的場所を決めないで、旧市街の北側をあちこち歩いた。
左は自動車道、右は広場方向       ここから壁の外の新市街地の街並
 

太陽の門                                                      その近くの教会
  

ビサグラ新門[これから先は新市街地]
 
旧市街地に戻り
 
   
 

アルカンタラ橋に戻るとトレド駅はすぐ先だ。
アルカンタラ橋を見下ろす丘の上に建つ城跡[Castillo de San Servando ]、現在はユースホステルとして使われているようだ。


天気予報では、トレドは25度・快晴であったが、冷たい風が吹き、長袖ティシャツ2枚でも寒く、更に長袖ワイシャツを着た。
もちろん、歩き出せばワイシャツは脱いだが。
不思議なのは、電車賃、行きは10.60ユーロ、帰りは14.99ユーロ、行きが3分だけ時間が長かっただけなのだがぁ。
トレドは二日間にして、良かった。のんびり出来ることと、目的を決めないで街を歩くのも良いものですから。
夕食(12.45ユーロ)                夕食後の散歩
  
 

6月2日 トレド2日目
昨日と同じ電車でトレドに向かう。二日目となると余裕で、最後に電車を降り、ゆっくり歩いて旧市街地に向かった。
歩いて10分足らずで、アルカンタラ橋に着く。門を潜ると旧市街地=城壁の中だ。
ここからかなり急勾配の坂を上るか、もっと急な階段を上るかすると、中心地ソコトベール広場に着く。
市内を一周し、昨日の絶景ポイントまで行くソコトレンというミニ観光バスがある。昨日は乗れなかったので、午後3時のチケットを購入した。
ここから市内観光に出たのだが、すっかり道に迷ってしまった。
エル・グレコ美術館ともいえるサント・トメ教会を私が混同したことにあるのだが、
とにかくガイドブックの地図は小さいし、マップはスペイン語でとてもわかりにくいのだ。
San Ildefonso教会                              Visigoth and culture博物館
  
サント・トメ教会の表・教会側 教会入り口 この建物もサント・トメ教会で、いわばグレコ美術館[私はグレコの家=グレコ美術館と思ってしまったのだ。]
     
迷いに迷い町外れのサン・フアン・デ・ロス・レイエス教会にたどり着き、そのチケット売り場で、
「ここはレイエス教会ですか」と聞いて、やっと自分のいる地点がわかったと言う次第であった。
この大きな教会がサン・フアン・デ・ロス・レイエス教会 中に入る余裕もなく、引き返したのであった。教会の入り口
 
サンタ・マリア・ラ・ブランカ教会(4.40ユーロ)、ユダヤ人教会
 

トランシト教会                             Victorio Macho美術館
 
トランシト教会の前の公園のベンチでお弁当を食べた。遠足の小学生もここでお弁当。公園内にトイレがあった。

エル・グレコの家の裏門                      これこそエル・グレコの家(7ユーロ)の入り口
 
エル・グレコの生家[『エル・グレコの家』の中にあります。]
 
  
   
 
  
カテドラル[7ユーロ、撮影禁]                     カテドラル参道、夏に向けて日除けを作っている
  
                     中を見ることが出来る入り口[無料]
   
ソコトレン[404ユーロ]で市内を一周 以下、その上から撮ったもの
 
嬉しいことに、例の絶景ポイントにも行きました
  
 
その後、ソコトレン出発の時間が来て入れなかったカテドラルの先にあるサンマクロスカルチャーセンター[無料]に行った。2枚目は背後から撮影。
   
  
アルカサルの一部 アルカサルは修理、改築され軍事博物館になっている
  

その後、ゆっくり駅に向かい、昨日と同じ電車で帰った。                             夕食(12.45ユーロ) 
   【続く】 


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