風そよぐ部屋

ウォーキングと映画の無味感想ノート

映画/グッバイ、サマー

2017年01月26日 | 映画



原題は、Microbe et gasoil、微生物とガソリンと言うことです。
ダニエルは、女の子の様な顔・体つきで、、Microbeは、微生物で「チビスケ」と言う意味のようです。
左はテオ、右がダニエルですが二人の足の格好が見事な演出です。

この二人が、50ccのエンジンの「小屋車」で一夏の冒険に出る話です。

物語はテンポ良く進むのですが、後半はアイデア不足、すっかり息切れ、失速してしまいました。
「性」への関心の強い中学2年生で、いくつか面白いエピソードも添えられています。
下の写真の右は、ダニエルの母、なんとあの「アメリ」のオドレイ・トトゥです。ちょっと年をとりましたが、
ベジタリアンになったり、ちょっと神経過敏症なちょっと飛んでいる面白いキャラを演じていました。

フランス映画のしゃれた会話も楽しいです。しかし、結末は少し残酷でした。
彼らのクラスメートがテオをけなした時、ダニエルはテオから教わった「必殺技」で彼を一撃で倒します。
ダニエルが恋心を抱くローラは、この一件でダニエルに惹かれます。
学校の呼び出しを受けて帰る時、ローラの「振り返って」の願いに構わず、彼は敢然として立ち去り、映画は終わります。
わざわざ映画館に赴いて見るほどではありませんが、十分楽しめますし、何たってトトゥも見られます。 【1月23日】


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。