マッシーパパの遠吠え

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G20の李大統領VS管首相のAPEC 市民の協力をねぎらう大統領と成果を強調する首相のどっちに軍配!?

2010-11-17 19:47:25 | Weblog
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韓国の李明博大統領は嫌味なことをなさる。横浜で開催するAPECの首脳会議(13~14日)、前日の11~12日にソウルでG20首脳会議を開催した。

これではまるで、マスコミに、さも日韓議長国の比較をしてくださいというようなものでないだろうか。

しかも、APECの前にG20をセットするとは考えようによっては凄い戦略。

ヨーロッパ勢とブラジルを除くまったく同じメンバーが、お疲れ様の身体に鞭打って、日本に赴くのでは、いくら、首脳会議が「お祭り」とはいえ、そのハンディは大きいといわざるを得ない。

だからか、中国メディアが早速、『G20とAPECを比較「韓国が日本を圧倒、外交力の差による』と、韓国の機先を制した外交・広報活動をほめ、

韓国で開催されたG20は、熱い呼応を得た一方、日本で開かれたAPECは、寒々とした印象を与えた」と評価したとか(http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=1116&f=politics_1116_003.shtml)。

尤も、尖閣問題で日中最悪の状態だから、相当のバイアスがかかっても仕方ないと思うけど、どうやらそれだけの理由でもなさそう。

韓国紙の中央日報は日経新聞の、『動く李大統領、動けぬ菅首相』の記事を引用、

リスクが伴っても少しでも具体的な成果を追求しようとする李大統領に対し、あらかじめ準備したシナリオを失敗なく演出するのにとどまり、何か物足りない印象が否めない管首相」、で差が出たという(http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=134947&servcode=A00§code=A10)。

又、朝鮮日報などは、ご丁寧にも日中両国の記事を並べて外交比較。しかも、一番えげつない記事を書いている別の中国紙の、

ソウルでスーツを着て激しい論議を繰り広げた各国首脳は、横浜ではリラックスし、のんびりと未来を話し合った」の記事で結んでいる(http://www.chosunonline.com/news/20101116000022)。

ま~、これとて、小中華の国の新聞。何でも日本より上でないと気に食わないのだから、コケにされても仕方ないとして、情けないのは管内閣の外交。いくら、「日経」の言うように、

中国・ロシアとの会談、在日米軍基地問題などでこじれた米国との関係回復など「大国外交」にすがり、APECでのリーダーシップ発揮は当初から難しかった」のはわかるとしても、問題はその「大国外交」の成果。

「会いたい、会いたい」とまるで片思いでラブコールを送った肝心の胡錦濤氏に会ってはもらえたものの、わざわざ「会談」ではない中国語に言うところの「会見」より格下の「会晤」と念を押される始末。

いや、そんなことはどうでもいい。問題は何を(主席に)注文つけたのか話し合ったのかちっともわからないこと。

菅氏は、「尖閣は日本の領土」と伝えたというが、聞く耳持たないお人に言っても、当然、「釣魚島は中国の領土」と答えが返ってくるのは小学生でもわかる道理。

だとすれば、嫌がっているのにストーカーまがいをしてまで会う必要があったのか、その意味がまったく理解できない。

それに、日露首脳会談も聞きようによってはお笑い。

「国後島に訪問は困ります」といったのはいいが、「なぜ悪い。大統領として当然のことだ」とこれまた、やぶへび。

おまけに「領土問題より経済協力をまず先に」と完全に上から目線でいなされている。

なのに、それをこの御仁、14日、閉幕後の記者会見で、

「(日中関係は)基本的には首相就任時の6月に戻すことができた」とし、「(領土問題も)日露間の経済的な協力関係が深まる中で、良い影響が出てくることは十分あり得る」だって・・。

いやはや、どこまで、ノー天気な首相なのか。まことに、口惜しいけど、この勝負、マッシーパパも李氏に軍配をあげざるを得ない。

何しろ、李氏はサミットの成功について、「市民の意識に最高点をつけたい」と、警備の混乱を避けるため、市民に車両規制を強いたその協力に謝辞を述べたこと。

翻って、わが首相は、上述のように、不便な思いをして、協力した横浜市民のことは無視、ただ己の成果を強調するとは、何たることをサンタルチアである。

はあ!やっぱ、この差は歴然か?

だからといようか、お国の世論調査でも、方や、大統領は支持率が右肩上がり、メディアの調査でも各社50%を超えているとか。それも、G20効果だと言われている。

一方、こなた、13、14の両日実施した「朝日」の世論調査では27%に急落したと聞く。

もはや、マッシーパパがどうのこうの言わなくとも、両国の国民が判断したようである!・・。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。ご批判ご賛同、なんでもいいですからコメントもいただければ幸いです。♪

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