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「共同通信」のニュースに『原口前総務相が「再仕分け」批判』とある。
記事は、みのもんた氏の「朝ズバッ」に生出演した原口一博氏が「再仕分け」で、自分の総務相時代に実施を決めた「フューチャースクール推進事業」が「廃止」と判定されたことに激怒、反論を試みたというものだ。
いや、さすがTBS。15日の原口御仁の過激な発言、「本当に浅はかなパフォーマンスで子供たちの未来を切るんであれば、その刀はあなたたちに返ってきます。(この結果を)内閣が受け入れたら総辞職ものだ」に注目。
みのもんたの「8時またぎ」で、仕分け人と対峙させたら絵になると読んだのであろう。
勿論、そこは大臣を外され、TV出番の減った原口氏も願ってもないチャンス。露出と世論を味方にできると、おっとり刀で出てきたのではないか。
それにしても、「共同通信」もお騒がせ。この記事だけ読めば、原口氏の方に言い分があると錯覚させかねない。
それでなくとも、世の中は、「事業仕分け」自体が逆風。ましてや、「再仕分け」なら何でも批判すればいいという風潮。
せめて、このニュースだけでなく、「産経」の今ひとつの記事、『「再仕分け」民主も族議員化、仕分け閉幕論も』、を読まないと片手落ちになると思うのだが。
つまり、「政権交代を国民に実感させた事業仕分けの舞台で、民主党を含む与党議員の“族議員化”が進んでいる。何が何でも予算をカットしたい仕分け人に対し、省庁を代表して出席する政務三役が激しく反論する場面が目立ってきた」というもの。
この「フューチャースクール推進事業」もご多分にもれず、総務省の森田政務官(国民新党)が族議員化しているというのだ。
閑話休題。本題に戻そう。「廃止」で激怒した原口氏の「朝ズバッ」での言い分は実際、どうだったのか?
対決相手の必殺仕分け人、土井慶応大教授と見届け人のコメンテーターを、彼の得意のディベートを駆使して、いかにたぶらかしたのだろうか。
結論から言うと、終始、議論はかみ合っていなかった。
何よりも、廃止理由であるこの事業の進め方。東西5校ずつモデルを選んでやるというのが先の事業仕分けで否定されているのに、事業の名前を変えてそのまま復活させている問題点。
又、事業のIT化は文科省でも同様のものが見られるが、総務省はまったく無視、別個にやるという。
つまり、これこそが無駄であり、「廃止」の結論になったというのに、原口御仁は、
①「IT化は韓国でもシンガポールでも実施されており、それが、あのサムスンの快進撃だ」と、まず得意のはぐらかしで、問題のすり替えをはじめる。
②次に取った手は、議論の相手をほめまくる。すなわち、自分の土俵に乗せるため、教育の大事さを訴えて、「先生もわかっていただけるはず」とそれ以上の議論にしないようにする。
③しかも、コメンテーターのTBS解説員・川戸恵子女史から、「無駄を省くためには(省庁間の)横串をまず、通すことでは」と横槍が入りかけたら、すぐに言葉をさえぎって、自説を押し付ける。
因みにこの男、どんなに自分がしゃべっている途中でもみのがしゃべり出すとぴたっとやめる。ここにも、権力を持つものには迎合し、くみしやすいものには上から目線のいやな性格をもろに出す。
④そして、極め付きは「管内閣でもこの事業は閣議決定されている」と主張するが、よく聞けば、閣議決定されたのは「新成長戦略」、勿論、「フューチャー」事業も入っているがまさか、お忙しい閣僚たちが事業の各論まで決めたわけでもなかろう。
だからこそ、仕分けるほうも具体論の段階で、無駄を指摘、事業内容を改めてくださいと「廃止」決定したはず。
これこそ、詭弁といわずして何といおうかである。
ともあれ、「信用できない人」というのは決まって、都合悪くなると、「はぐらかし」と「詭弁」を使う。
処が、この御仁、それだけでなく、権力者に擦り寄るという、日本人の一番嫌いな面を持ち合わせているのだ。
ま~、こういういやな面を見せ付けられると、もう仕分け人も仕分けられる族議員もどちらも不要。
ましてや、権力者に媚(こび)つらって、国民目線をたぶらかす議員など尚、要らないというのが実感でないだろうか・・。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。ご批判ご賛同、なんでもいいですからコメントもいただければ幸いです。♪
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「共同通信」のニュースに『原口前総務相が「再仕分け」批判』とある。
記事は、みのもんた氏の「朝ズバッ」に生出演した原口一博氏が「再仕分け」で、自分の総務相時代に実施を決めた「フューチャースクール推進事業」が「廃止」と判定されたことに激怒、反論を試みたというものだ。
いや、さすがTBS。15日の原口御仁の過激な発言、「本当に浅はかなパフォーマンスで子供たちの未来を切るんであれば、その刀はあなたたちに返ってきます。(この結果を)内閣が受け入れたら総辞職ものだ」に注目。
みのもんたの「8時またぎ」で、仕分け人と対峙させたら絵になると読んだのであろう。
勿論、そこは大臣を外され、TV出番の減った原口氏も願ってもないチャンス。露出と世論を味方にできると、おっとり刀で出てきたのではないか。
それにしても、「共同通信」もお騒がせ。この記事だけ読めば、原口氏の方に言い分があると錯覚させかねない。
それでなくとも、世の中は、「事業仕分け」自体が逆風。ましてや、「再仕分け」なら何でも批判すればいいという風潮。
せめて、このニュースだけでなく、「産経」の今ひとつの記事、『「再仕分け」民主も族議員化、仕分け閉幕論も』、を読まないと片手落ちになると思うのだが。
つまり、「政権交代を国民に実感させた事業仕分けの舞台で、民主党を含む与党議員の“族議員化”が進んでいる。何が何でも予算をカットしたい仕分け人に対し、省庁を代表して出席する政務三役が激しく反論する場面が目立ってきた」というもの。
この「フューチャースクール推進事業」もご多分にもれず、総務省の森田政務官(国民新党)が族議員化しているというのだ。
閑話休題。本題に戻そう。「廃止」で激怒した原口氏の「朝ズバッ」での言い分は実際、どうだったのか?
対決相手の必殺仕分け人、土井慶応大教授と見届け人のコメンテーターを、彼の得意のディベートを駆使して、いかにたぶらかしたのだろうか。
結論から言うと、終始、議論はかみ合っていなかった。
何よりも、廃止理由であるこの事業の進め方。東西5校ずつモデルを選んでやるというのが先の事業仕分けで否定されているのに、事業の名前を変えてそのまま復活させている問題点。
又、事業のIT化は文科省でも同様のものが見られるが、総務省はまったく無視、別個にやるという。
つまり、これこそが無駄であり、「廃止」の結論になったというのに、原口御仁は、
①「IT化は韓国でもシンガポールでも実施されており、それが、あのサムスンの快進撃だ」と、まず得意のはぐらかしで、問題のすり替えをはじめる。
②次に取った手は、議論の相手をほめまくる。すなわち、自分の土俵に乗せるため、教育の大事さを訴えて、「先生もわかっていただけるはず」とそれ以上の議論にしないようにする。
③しかも、コメンテーターのTBS解説員・川戸恵子女史から、「無駄を省くためには(省庁間の)横串をまず、通すことでは」と横槍が入りかけたら、すぐに言葉をさえぎって、自説を押し付ける。
因みにこの男、どんなに自分がしゃべっている途中でもみのがしゃべり出すとぴたっとやめる。ここにも、権力を持つものには迎合し、くみしやすいものには上から目線のいやな性格をもろに出す。
④そして、極め付きは「管内閣でもこの事業は閣議決定されている」と主張するが、よく聞けば、閣議決定されたのは「新成長戦略」、勿論、「フューチャー」事業も入っているがまさか、お忙しい閣僚たちが事業の各論まで決めたわけでもなかろう。
だからこそ、仕分けるほうも具体論の段階で、無駄を指摘、事業内容を改めてくださいと「廃止」決定したはず。
これこそ、詭弁といわずして何といおうかである。
ともあれ、「信用できない人」というのは決まって、都合悪くなると、「はぐらかし」と「詭弁」を使う。
処が、この御仁、それだけでなく、権力者に擦り寄るという、日本人の一番嫌いな面を持ち合わせているのだ。
ま~、こういういやな面を見せ付けられると、もう仕分け人も仕分けられる族議員もどちらも不要。
ましてや、権力者に媚(こび)つらって、国民目線をたぶらかす議員など尚、要らないというのが実感でないだろうか・・。
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