マッシーパパの遠吠え

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再仕分けの愚を恥じない民主党といまだに事業仕分けを期待するバカ!?

2010-11-11 19:43:56 | Weblog
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10日16時45分ごろ、チャンネルサーフィンをしていたら、国会中継で山内康一氏が「再仕訳け」の質問。

この人のブログ「蟷螂の斧」に共感するところが多いので、さぞかし質問も期待できるかと興味を持って、しばしお付き合いしたら、途中からおかしな具合。

多分、山内先生、「事業仕分けの結果を(党が)フォローしていれば再仕分けの必要はない。無駄な政治ショーは無意味」と追求したかったのでしょうが、蓮舫大臣の答弁が目立って、なにやら提灯持ちの様相を呈してきた。

本来なら、質問は相手の答弁のウィークポイントを付いて、二の矢、三の矢を放たねばならないのにその用意がないのか、逆に蓮舫大臣の主張だけが目立つ展開で、なんとも迫力のない、お粗末な質問になってしまった。

やっぱ、文のたつのと口の立つのは別か、時間がなかったこともわかるが、今後、デイベートを勉強されるのも必要かも・・。

処で、「再仕訳け」だが、来週月曜日から「事業仕分け第三弾ー後半戦」として実施することが決まったということだが、常識で考えればおかしな話。

なにがおかしいかと言って、

(1)公開の場で、事業廃止か縮小、又は事業の見直しを結論付けたのに、なぜ、「見直し不十分」や「看板のかけかえ」で復活するのか?

(2)党がフォローしておれば再仕分けの必要がないのに何ゆえ、又ぞろ公開するのか?である。

(1)の件は幸い、10日の「スパモニ」が元キャリアの岸博幸氏のコメントを借りその理由を明かしている。

すなわち、一つは、公務員の仕事の成果が無駄を省くのでなく、予算を分捕ってナンボ。省庁の権益を広げて評価される。

今一つは、「事業仕分け」は法的根拠がなく、強制力がない。ならば、従う必要もないから、得意の面従腹背。あの手この手の悪知恵は公務員の得意中の得意だという。

早い話、これだけでも再仕分けは茶番劇、山内先生のいうように無駄な政治ショーだとわかる。

次に、(2)の件だが、これにもスパモニのコメンテーターは、

「再仕分けをやらねばならないのは官僚になめられている証拠、政治主導に欠けるから」で、「何も、公開の場でやらなくとも、所管の政務三役と大臣が予算を認めなければいいだけ」と口を揃えて、政治ショーだと認めている。

マスコミにここまで読まれても、それでもやるというのは、おそらく、やらねばならない理由が存在するからであろう。

マッシーパパはそこで、考えてみました。それほど民主党がパフォーマンスしたいものとは何か?

それがこれ。

民主党に「政治主導」がないのでなく、「官僚が悪いせい」だと世論に印象付けたい。

このことは奇しくも蓮舫女史が山内先生に、「1回事業仕分けで評価されたことを素直に認めない意識が(省庁側に)あるのだとおもう」と答えたことで明らかだろう。

だからといって、、官僚と全面対決するほど根性がある訳でないから、今一度、公開の場に持ち出して、国民の声を聞いてみましょうというのである。

つまり、官僚の一番嫌がる「公開の場」を持ち出して、国民対官僚の図式に変えようという企みなのだ。

それに、何よりも今、トンチン管内閣で唯一、人気の残っている「事業仕分け」と蓮舫大臣を再登場させることで低下した支持率浮上を図る狙いもある。

言うならば、いくら、色あせたといい、定番の月9ドラマに頼らなければならないという民主のお家事情も見え隠れするのだ。

ま、それはわかるとしても、問題は視聴率。TVの番組で取り上げて、熱烈歓迎してもらえないとこの企みも功を奏しない。

ご案内のように、「スパモニ」のコメンテーターは今回は珍しく、批判に転じたので一寸サポートは期待できないのだが、ではどこに期待する?

ハイ、それがありました。熱烈、蓮舫ファンのトンチキが・・。

皆さんご存知、蓮舫ファンの「朝ズバッ」のみのもんた。早速、10日の「8時またぎ」で取り上げ、「期待していますよ、蓮舫さん!」だって。

しかも、「再仕分け」に至った政治責任には一切、触れず、ただ、官僚を叩く間抜けぶり。

まさに、民主の期待するのはこのような官僚悪者論の単純思考。こんな単純バカが世の中にいるうちは民主も天下泰平。

せっせと、政治ショーに励むことでしょう。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。ご批判ご賛同、なんでもいいですからコメントもいただければ幸いです。♪

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