鳩山内閣というのは、「政治とカネ」や「在日外国人の処遇」問題には閣内で議論を尽くさず、つまらないところで力を入れるようである。
気象庁が1日、南米チリで起きた巨大地震による津波について、「予測が過大だった」などと謝罪した件について、前原国交相は謝罪するには当たらない」と態々、気象庁に伝えたという。
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ま~、確かに、謝罪すべきかどうか、世論も賛否両論。「謝罪に当たらない」とするものは、総じて、「大事故になるよりは少々大げさのほうがいい」と不便さより安全をとる。
一方、気象庁の「予測が過大すぎた」と批判するほうは、何時間も避難場所に釘付けにされたり、TVに大きく表示される津波情報に、アニメも野球も邪魔された人々のブーイングが大きいようだ(http://news.aimu-net.com/read.cgi/newsplus/1267403100/)。
ま~、マッシーパパもTVをよく見るほうだが、あの表示はいただけない。表示の絵図はでかいし、いつ終わるとも知れず延々と画面に居座っていた。
これでは怒るなというほうが先ず無理。それよか、災害王国の日本として何とか知恵がないのかとつい愚痴りたくもなる。
だからこそ、中井防災担当相も、「もう少し大津波警報あるいは津波警報のレベルダウンをすばやくできなかったのか」とか、「大津波と津波警報の間にもう1ランク設けることができないか」と、前原大臣の発言に待ったをかけたのであろう。
いや~、この発言良しで、そもそも人が謝るというのは非を認めるからだし、当然、その裏には反省がある。それを、所管大臣が己の責任に累を及さぬよう、即刻、「無問題」というのは、そのほうが極めて問題。
しかも、中井大臣の言うように、こういう大げさな情報を流していれば、次回の警報が信用されなくなる恐れもあり、むしろ、そのほうが重大事である。
まさか、前原大臣が鳩山首相から、例の「個所付け」の件で、民主党を通じて地方自治体に伝わった問題について「無用の混乱や誤解を招くことのないように」と口頭で注意されたことに、意趣(?)あってのことか。
口では「厳粛に受け止める。今回の反省を踏まえ改善していきたい」と言っているが、ホントは腹にもなく、そのあてつけに、「あなたは誤っていない」と気象庁を擁護したのではないのか(?)とかんぐりたくもなる・・。
ともあれ、何度もいうが、どんなものも二度と同じ誤りを犯さないためにも常に総括が必要。そして、世論にも耳を貸すものである。
それを、賛否両論ある中で、唯我独尊のように、勝手に判断。しかも、専門家が「誤っていた」と認めているものを、ど素人が、「大は小をかねる」という、ばかげた理論を振りかざすようでは、どこに「科学大国」を誇れるのかといいたい。
過ちを正すことに少々甘い民主党さん!もう少し、謙虚になるべきでは・・。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。ご批判ご賛同、なんでもいいですからコメントもいただければ幸いです。♪
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