<続き>
みよし風土記の丘古墳群の出土遺物が展示されていた。それを紹介して『みよし風土記の丘ミュージアム』と題した連載を終える。
ジオラマ右の建物がミュージアム、白抜きの丸印内が古墳群である。
須恵器窯を復元した模型が展示してある。その断面模型で内部構造が理解できるが、これとほぼ同形状の窖窯(あながま)が北タイのワンヌア窯である。片や5世紀前後の須恵器窯、片や14世紀頃の北タイの窖窯である。北タイでは、その窖窯で鉄絵装飾の陶磁を焼成したのである。
須恵器窯では、鉄絵装飾の器物は焼成されなかったが、特徴をもつ形状の器物が多く焼成された。
<了>
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます