過日、出雲で開催の『しきしまの大和』展を観覧してきた。東京・神奈川・福岡・島根の4箇所巡回展とのこと。何故か島根・出雲開催展は国宝・重要文化財を含む24件を特別に追加展示するという。
『八雲立つ出雲』で『磯城島の大和』展とは何かありそうだ。追加24件のオールカラーの展示品カタログが無料配布されていた。大和の出雲への配慮か?
同時配付の展示品目録に従って展示品を順次紹介する。入口の眼を引く展示場所は、『世界最大の円筒埴輪』から始まり、先ずは縄文時代の展示遺物である。
見るからに縄文土器である。採取した木の実などを保管していたのである。この時代には富の蓄積は進まなかった。従って大和、出雲の抗争も何もない平和な時代であったろう。
<続く>
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