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チェンマイニュース2題

2022-08-17 07:43:46 | チェンマイ

最近のChiangmaiNewsから2題を紹介する。初めはチェンマイの南であるランプーン県の伝統行事『サラークヨーム』である。それはランプーンに居住するタイ・ヨーン族のタンブン(功徳を積む)儀礼の一つである。タイ・ヨーン族とはシーサンパンナ(西双版納)に居住する民族の一つで、ミャンマー・シャン州に移動し、そこから北タイのランプーンに移住してきた人々である。彼らのタンブン儀礼の『サラークヨーム』は、ワット・ハリプンチャイを中心に、今年は9月4日ー8日にかけて挙行されるという。

サラークヨーム』は、タイ北部のランナー暦の12月(現9月)の満月に寺院へ寄進する品々をバスケットに納める。そのバスケットには番号がつけてあり、僧侶が籤(くじ)をひき、その籤の番号の寄進物(バスケット)を受け取るという伝統行事である。

その寄進物は、5-6mもの高さの丸太にお供え物をつけたものを並べる。この供え物を『サラークヨーム』と呼んでいる。寄進する品を一つずつ竹ひごに括り付け、その竹ひごを丸太に巻いてある藁の部分に突き刺してある。サラークとは籤札のことである。

毎年10mを超す巨大なサラークヨームが15本ほど集まる。そのパレードはランプーン市街の中心通りを進み、クワン川の方を回って、ワット・ハリプンチャイまで練り歩く・・・という行事である。

それらが、ワット・ハリプンチャイに集合した姿は圧巻そのものである。

二つ目の話題は、チェンマイ空港近くのエアーポート・プラザで『屋台村INチェンマイ』が開催されたとのこと。

チェンマイの日本文化も半端ではなくなったようで、年々盛大になっていくようだ。当該ブロガーが出向した1995年ー1999年は、日本食レストランといえば3軒程度だったが、最近は3桁にまで増加し、ポピュラーな食べ物になってきたようである。

見ると、桜の造花も半端ない大きさで、コスプレの若い女性もたくさん写真に映っている。チェンマイの日本ブームは何処までいくのであろうか。

<了>

<追記>

チェンマイの日本食レストランで思い出した。1995年4月に出向した当初は、『山水』と呼ぶ日本食料理屋で夕食を摂るのが日課だった。佐茂さんとよぶ方がオーナーで、当地の女性と結婚しておられた。中東のホテルのコックさんをしておられ、腕は確かなものであった。あれから27年、どのようにしておられるのか気になり調べると、ウアライ通りに『千春』なる店を出店しておられるようだ。『山水』も営業中とのこと。次回、訪チェンマイ時は訪問してみたいものだ。

<追記・了>

 



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