ワット・プラユーンの仏塔はパガン様式と云うが、何をもってパガン様式と云うのか?・・・、確かにタビィ二ュ(Thatbyinnyu)寺院の仏塔と似てはいる。パガン朝はビルマ族初の王朝で、ピュー(驃)国を征服して樹立された。そのピュー朝はピュー族と共にモン(MON)族も居住していた。ハリプンチャイ朝はMON族国家である。そのMON繋がりのパガン様式かと思われるが、残念ながら根拠を持ち合わせていない。
仏塔の四面に仏龕が穿たれ、そこに立像が安置されている。それをもって立像の寺院を意味するワット・プラユーンと呼ばれている。日本で云う九輪に相当する仏塔の頂部は、確かにビルマの仏塔の様式に似ている。
それよりもビックリしたのはラムヤイ(龍眼)の大木が境内に聳えていることだった。全くの当てずっぽうだが樹齢100年は超えているであろう。
それもラムヤイが実る時期で、沢山の実をつけていたことから、ラムヤイの木とわかっただけで、実がなければ気が付かなかった。
当てずっぽうながら樹齢は100年以上と思われる大木である。従来樹高の低いラムヤイの木しか知らなかったが、これだけの大木になるのか。何だか寿命が延びた気がした。
<了>
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