世界の街角

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Kantary House BKK

2014-12-23 13:02:55 | バンコク
 12月21日早朝にドンムアン空港に着陸し、まだ空が明けぬ早朝に宿泊先のKantary HouseにTAXIで到着した。ドンムアン空港ターミナルの端にあるTAXIスタンドで行先を告げると、料金は空港立入り料50Bと、後はTAXIメーター表示料金だというが、実際TAXIに乗るとメーターを使わず、料金は500Bと云う。
 20年前と何ら変わっていない。早速洗礼を受けることになった。TAXIの運ちゃんも吹っかける相手が悪かった。当方はさっそく200Bで応対する(相手の言い値の半額以下を呈示するのが基本)。結局300Bで交渉成立(当地の日本語情報誌によると300-400Bが相場らしい)。
 日本で予約しておいたKantary Houseは、日本人居住比率50%とのことだが、建築後20年以上は経過しており、メンテナンスはできているものの、施設が全体的に時代遅れになっている。そのことをマネージャーに告げると正直なもので、確かにそうで、別の宿泊施設まで紹介してくれ、移ってもらっても良いという。
 夫婦2人で朝食付き月額18万円にもなるので、新しいところがよいのだが、そう簡単に代わりの宿泊先を探し出すわけにもいかないので、とりあえず1か月間入居することにした。
 下の写真3枚は、Kantary HouseのHPに掲載されているものと同じだが、写真と実物は施設が経年すると、大いに異なるもので、例えばシミなどは写真に写らず、よく見間違えるものである。



 しかし出来た当初は日本人出向者村であったものと思われ、その残渣が現在の居住比率50%であろう。なるほどエレベーターにはKantary House日本人ゴルフ同好会なる張り紙がしてある。それにしてはその方々の顔をみない。
 到着時換金していなかったので、支払いができなかった。そこで宿泊先から300M先の運河からボートで、サイアムスクエアー横のプラトゥーナーム桟橋まで行けるという。乗ると料金は19Bで、その桟橋まで40分を要し、そのうち満員になった。

 両替は評判の通称”オレンジ”でおこなった。成程長蛇の列である。なかでも中国人が多い。10月のチェンマイでもそうであったが、中国人観光客をやけに目にするようになった。中国人にアジア諸国が占領される悪夢、悪夢が現実味を帯びてきた。