網創漠蓄

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トンペティ達はどうやって駆けつけたか

2013-01-06 15:03:30 | その他漫画

ジョジョの奇妙な冒険から気になったことを考察してみます。
まずは表題のこのこと。こんな考察もあったのでそれも参照しながら。

チベットにいたはずのトンペティとその弟子。ジョジョとツェペリが出会ってから
この時までの時間は2週間位しかなく、その間に手紙が届き、駆け付けるまでの
ことが起きている計算になる。参照した考察の結論以外の可能性を考えてみます。

それには作中時間当時、19世紀後半イギリスの郵便・交通の事情を考えねば
なりません。またダイアーの台詞に「君が ツェペリさんから学んだ実力を~」とあり
またウインドナイツ・ロットをスピードワゴンが探り当てて以降に出した手紙と
思われるので、実は考えうるタイムスパンはもっと短くなります。
(ダイアーの言い方からこの一通に文字通り全てが書かれていると思われるため) 

そして手紙をよく見ると切手のようなものが見られ、それにより近代郵便制度
範疇内で差し出された様子があり、そうすると発送先はイギリス国内と思われます。
右に「VLA」と読める字があるが、年代がライト兄弟以前にあたるため無視します。

つまり単純に「当時トンペティ達はイギリス国内にいた」と考えるのが妥当なようです。
そうすると問題は、なぜイギリスに来ていたのかということになります。実はこれは
最初から「ツェペリを伴って4人で渡英していた」とかではないかと。

複雑骨折という症状から、屋敷での戦いからツェペリとの出会いまでは数か月、
最低でも3ヶ月は経過していると思われる。その間にツェペリは情報を入手、
石仮面の関与を疑い駈けつけようとしたところをダイアー辺りの呼びかけで
仲間を募ったところトンペティ自ら動こうという話になったのではと。

そしてツェペリがジョジョに波紋を教えている間、他の三人は恐らく個別の
ゾンビ出現に対処しながら独自に行方を探って、また波紋による治療等で
旅費などを稼いで個別に行動していたのではと。またツェペリも
「自分の手で対処を」という想いが強かったために詳しい話は最後の手紙で
全てという形になったのではないかと推測してみます。



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