網創漠蓄

網(ネット)上で、創作物などを、漠然と、蓄えていこうとするページです。

Stage.59特記事項

2014-11-27 23:51:38 | UQ HOLDER!

狂人と聖人は紙一重とも言う。

ふと思ったが、九郎丸には吸血鬼に対抗する技術もあるはずではある。前回の対決では
首狙いをやっただけ。その後に出す予定だったとは思うが、それはつまり動きを止めてから
でないと出来ない技法だったのでは。つまりこのバトルでは出す間はなさそうだなと。

「カウンターハンター」というのはあったなぁ。もっとハンターという職業が一般化している
世界でないと分かりにくい名乗りだしうまく対応する日本語もないか。何かの正義を定めると
それに対して消え去るしかない奴というのは意外とたくさんできる。つまり二人とも実は・・・

三太がそう思い込んでいたということはそういう道を自分が選ぶということに納得できるという
ことでもある。そして目撃者の小夜子はそうは思わなかった。考え合わせるとこの件の真相は
自殺強要辺りが近かったりしそう。あるいは事故に近い形とか。「逃げのびる」経緯が不明だが。

復讐自体は実は取り込んだ死霊の実質的多数の願いだったんじゃないかな。自殺者以外も
恐らく相当。それらの敵意の対象が重なり合ってぼやけた結果、「あいつら」という形で世界の、
むしろ人間たち相手に変質したのかも。小夜子自身の「復讐」は多分もう終わっている感じも。

一つの推測として、小夜子の相手は自身の死霊術だけでは抵抗できないほど強力な戦力を
持っていたとか。それで死霊の力を吸収して自分の復讐はすぐに遂げたが(それが最初の事件)
その後は取り込んだ死霊の想いと同化して現在のような目的意識と化したんじゃないかと。