網創漠蓄

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エニアグラムの理論について

2014-03-01 23:58:48 | エニアグラム

神楽:type 8にいただいたコメントのお返事として長くなるので独立記事で。

前置きとして私は基本、どんな理論にも全ては仮説という態度で扱っています。
つまりエニアグラム理論自体という枠組みの中で、主流っぽいリソハドソン系に対し
究極のエニアグラムの理論は大きく違う部分もありますが、基本的に現状どちらの
理論も誤りや明確でない部分を多く含む仮説段階のものだと思います。

どちらの(どの)理論を使うかで判別結果に差が出てくる場合も多いと思いますし、
その場合にもどちらが正しいかというより「実はどちらも間違っていた」ということが
結構あるのではないかと思います。特にワークショップに呼ぶことのできない
架空人物などを判別する場合には、判別に使える要素も限られてきますし。

そのため私の場合には、例えば本能型・感情型・思考型の判別にはエニアグラムの
理論自体より脳科学方面から判断するようにしています。究極のエニアグラムからは
意識を向ける対象などをよく使います。リソハドソン系からは受容型とかそこら辺を。

元々リソハドソン系の本はワークショップ前提っぽい本が多く、明確にそうではない
究極のエニアグラムは指針としてもかなり役に立っています。尤も実際の判別と
なると私にはレニー バロン&エリザベス ウェイゲルの方が役に立つようです。
判別の仕方の正解も一つではないと思いますのでこれは私自身の性質としてですが。

本当は内向・外向など別の要素にも脳科学のような深く強力な根拠を援用したいのですが
今のところ十分なものは見つからず、それでかなりの部分を感覚に頼る形になっています。
エニアグラム理論自体まだ発展途上だと思いますのでこれからに期待、という部分も大きい
と思います。つまり結局私自身もどちらを根拠にして、という感じではありません。

正直あまりよくまとめられなかった感じですが、今のところはこんな感じです。
コメントありがとうございました。