まさおっちの眼

生きている「今」をどう見るか。まさおっちの発言集です。

ファシズム国家をめざす安倍首相!

2013-12-14 | 発言
「労働者派遣法」がまたまた改正され、企業にとっては自由に派遣が使えるようになり、正社員も派遣に切り替えられるようになった。
次いで、「原子力発電」も、もんじゅのリサイクルも含め、すべて「復活」することになった。

「強きものをさらに強くすれば、暮らしはよくなる」

これは自民党の終始一貫した、妄想にも近い理論である。

安倍首相はその理論をまさに極右的に、国民が口を開けてぼんやりしている間に、急進的に展開している。

安倍にとって、さらに強くすべきものとは何か。

それは「国家」「財界・大企業」である。

往時、第二次大戦中に、日本の兵士が現地を匍匐し、ふっと顔を上げたら、「三菱○○所有土地」という看板が目に入った。その時、兵士は気づいたという。「ああ、俺は日本のために戦っているのではない。この企業の為に生死を賭けていたんだ」と・・

「平和な国、日本」が、今、急進的に「変質」しつつある。

国民庶民をそっちのけにし、「国家」、それを統率する「官僚」、そして「財界・大企業」をさらに強くしようとしている。

国家を強くするために、「特別秘密保護法」で、マスコミや言論を弾圧し、「愛国心」を法制化することで、「お国のために死する」ことを強要し、「共謀罪」を盛り込むことによって、集会やデモを摘発する。
まさに戦前の日本を彷彿とさせる国づくりである。

そして核弾頭をいつでも持てるように「原子力発電」は保持することになった。
非核三原則もそのうち霧化してしまうだろう。

また経済的には「大企業優先」の円安をしかけ、為替レート改善で、輸出企業はウハウハの儲けである。
その一方、小泉時代に成立した「労働者派遣法」によって、今や企業の内部留保は260兆円を超えている。
企業はいろいろ理屈をこねて、給料に還元しないことは当たり前である。
その体制のなかで、さらに労働者派遣法を改正して、派遣を文字通り自由化するというのだから、庶民はますます困窮していくだろう。

言論は弾圧され、税金は上がり、物価は上がり、これは国民のための政策とは真逆である。

一将功なりて、万骨枯るる

民主国家日本が、まさに戦前に逆戻りである。

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2 コメント

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日本国民が選んだ道 (koh)
2013-12-15 16:26:26
年収が1000万円に満たないのに自民党や公明党に投票する人達の考え方が全く理解できません。

KFCの繁栄を応援している鶏に見えてしまいます。

あるいは肉屋を応援している豚、でもいいのですが^^
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kohさんへ (まさおっち)
2013-12-16 09:54:06
まったくその通りですね。
日本人はおとなしいし、「長いものには巻かれろ」っていう意識は相変わらず健在なんですね。
格差はますます広がるだろうし、キナ臭い世の中になっても、自民・公明の投票率は下がらない。投票する人は何も考えてないんでしょうね。
木鐸であるべき新聞・テレビなどのマスコミが体制側に立って洗脳しているから、そうなるんでしょうね。
マスコミの罪は重いです。
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