まさおっちの眼

生きている「今」をどう見るか。まさおっちの発言集です。

遊びをせんとや生まれけむ!

2011-09-04 | 政治
長女に女の子が生まれた。名前は「絆夏(はんな)」という。おいらの時代と違って、いまどきの親はみんな難しい名前をつけるのが流行っているらしい。上記の写真がその取りたて3時間後の赤ちゃんである。何もないところから、こうしてこの世にぽっこり命が誕生する。じっと見ているとなんだか不思議でもあり、神聖な気持ちになってくる。そのあどけない姿を窓越しに見ていると、ふっと、梁塵秘抄の中に収められている歌を思い出した。江戸時代、遊郭の娼婦が身動きがとれないわが身を詠んだ歌である。「 遊びをせんとや生まれけむ 戯れせんとや生まれけむ 遊ぶ子供の声きけば わが身さえこそ揺るがるれ 」。そうだよなあ、本来、遊ぶためにこの世に生まれ出たんだよなあ、戯れするために生まれて来たんだよなあ、でも長い人生のなかで苦境に立つことは何度もあるし、「苦を楽しむ」っていう心の余裕があれば最高だけどなあ。このはんなちゃんもこれからどんな人生を歩むのかな、人生を、この世を楽しく遊べるかなあ、思わず両手を合わせてお祈りしちゃいました。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿