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「もんじゅ」の再稼働と配偶者控除の廃止。

2016-10-20 23:31:46 | 政治
原子力規制委員会が福井県にある高速増殖炉「もんじゅ」の存続検討を

訴えているのに対して、文部科学省はこれまで通りに存続する意志を示している。

「もんじゅ」で使われる核燃料は普通の原子炉とは違い高濃度プルトニウムを

使用しており、軍事目的での使用が可能で1997年に事故を起こした東海村に

保存管理されていた。

このプルトニウムは研究用として米国からレンタルされていたのだが、今年

2016年の3月に返還した。

しかし9月になって再び、「もんじゅ」のある地元福井県から再稼働への期待が

出てきてしまった。再稼働には数千億円規模の予算が必要となるので安易には

結論を出すことが出来ないのだが、皮肉なことに「もんじゅ」再稼働の話が出てからは

その予算の皺寄せか、一体どこから出て来たのか配偶者控除の廃止の話題が

世間を賑わせた。早ければ2017年から廃止への検討が進むらしい。


須らくもそうでは無いと思うが、「もんじゅ」再稼働の予算を配偶者控除枠から

引っ張り出して来る試算でもあるのならば、今度こそフルボッコに叩かれる。


「もんじゅ」のある福井県は日本一共働き率が高い地域で、いわば配偶者控除に

依存しておらず、配偶者控除が廃止になってもデメリットが少ない場所でもある。

原発交付金で財政が潤い、共働き多数で有利にあるのを理由に配偶者控除を削るなんて

大胆不敵にもしたたか過ぎだ。これまでの福井県の印象とは少し違ってくる。


福井県出身の国会議員を見てみるとガチガチのアレで北朝鮮からのミサイル問題で

何も出来なかった防衛相大臣の稲田朋美を始め、国家公安委員会委員長で小笠原の

サンゴ密漁の大義名分を自らの尖閣諸島不法上陸で中国側に与えてしまった山谷えりこ、

そして山本拓の嫁は高市早苗でガチの原発推進派、稲田、山谷、高市で日本のネオナチ団体と

在特会に震災後に写真に納まった3人だ。


考え方によっては、日本のネオナチこと国家社会主義日本労働者党(NSJAP)の

山田一成代表は良い仕事をしてくれる。自ら悪い看板になって有害な存在を晒し者にして

くれるのだから、もしかすると「もんじゅ」の再稼働は甘い汁の交付金と引き換えに

これまで指摘される事の無かった原発推進派の交付金の流れを断ち切るかもしれない。

3.11震災の後に高まった原発の安全稼働の意識に沿って、地元への交付金としてではなく、

安全性の向上と銘打った予算を組み立てる事が望ましい。原発村の存在そのものが否定

される時が来るかもしれない。






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