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「次世代の党」と「維新の党」のシコリと「俺屍」

2014-12-04 23:38:23 | 政治
野党による票の奪い合いが勃発しそうな選挙戦序盤ですが、
今のところ選挙戦3日目にして次世代の党と公明党が正面衝突
するような構図が票の奪い合いが最も典型的な例として挙げられる。

それに加え次世代の党に共産党が噛みつくような態度が表れている。
おっととそれを尻目に自民党はぽっかりと空いた台風の目の中で
比較的強風を受けない位置で高見の見物でもしようかというほどに
選挙予想が好成績を示している。

そこで私が今回の2014総選挙で注目しているのが次世代の党なのだが
早くも選挙戦の第一線から陥落しそうな状況なのだよ。
政策については殆ど似非右翼の在特会の訴えとダブる内容に呆れる。

思い起こせば維新の党の橋下代表と在特会との鍔迫り合いがネット上では
話題となったのだが、それが次世代の党関係の抱える維新の会分裂時に
出来た蟠りというか遺恨や仇だな、これに在特会が一役買ったようにも
見受けられる程に次世代の党≒在特会の主張なのにも呆れる。


次世代の党(石原新党)立ち上げの際に維新の会から分裂したことは
間違い無い事実のだが、その際に分裂した国会議員の人数分の政党活動費が
配分されると打算していた石原新党が、後々名古屋で行われてた分党への
東西協議において政党分離しても政党活動費は分割されない事実を知り、
目当てにしていた維新の金が飛ぶ鳥の献立だったという失態を名古屋で繰り広げた。

これが維新の党と次世代の党との名古屋での分裂協議における溝であった。
再三の協議が行われた末に半ばごり押しのように政党活動費を維新の会を
結いの党との解党と合体再編成をさせることでどうにか政治資金を獲得できた。

これらの事から今後も維新の党と次世代の党は対立することもあるであろう。
それにしても次世代の党の四面楚歌振りは、2014年になってもネット拡散による
ネトウヨ活動を田母神候補の都知事選から進歩もなく常套手段としているところに
最大の原因があるといえる。

他の候補者の選挙活動にしても目に余るような下手な工作がおなか一杯になるまで
拝めるのはここまで来るとコメディとも印象を受ける。
杉田水脈の街宣車による選挙演説妨害の事件などかなり笑えるものだ。

党の重鎮である石原慎太郎の東京ブロックの比例区で名簿順位4位に置くことは
石原が維新の会に合流する時に持ちかけた画策でもあるが、その時は確か橋下代表の意見で
名簿順1位に石原が置かれた。その焼き回しで今回は名簿順で最下位に位置しているのだが
橋下代表の意見は「策略的な選挙の在り方を講じるのは有権者に不信感を与える」としていた。
中々橋下代表は隠れた処で政治家として誠実さを持っているようでもある。

これを『葉隠』による武士道の「死ぬ理由を見つけたり」に肖ろうとしているが
実際はネットゲームの「俺の屍を超えて行け」のCMのパクリだと思うんだよな。
言っちゃうとネタバレするからいけなかったかもね。タブーブタもその流れだろうな。


これまでの処、自民党の選挙戦術が功を奏して野党の票の取り合いが激化している。
野党同士が潰し合いをしてくれるほうが自民党にとっては嬉しい限りでもある。
しかしそれが何時で持つかは解らない。そして安倍総理にとっては総選挙の伏線でもある
裏タイトルに自民内の打倒石破茂派閥を持ってきている以上はどこかで右派思想を持つ
ネトウヨ議員の整理が有ると思う。それも総選挙の楽しみだったりする。
前回の総選挙では加藤紘一がその餌食になったけどな。

意外と小渕優子元経産大臣よりも稲田朋美や山谷えり子、高市早苗などが危ないと思われる
場面があってもヒヤヒヤもので見てみたいんだよな。

『俺の屍を超えて行けCMシリーズ』






コメント
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