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あだちの再生工房 日記2

機械類の修理を楽しんでいます。その日々の活動記録の積りでしたが、最近は修理とは関係のない記事が多くなっています

PC-9801VX 内蔵フロッピードライブのケーブル

2022年03月19日 16時16分03秒 | PC-9801
先日、PC-9801VXに3.5インチFDDを内蔵した記事を書きましたが、接続ケーブルの作成の詳細を追記します。

5インチFDD(FD1155D)です。 34極のカードエッジで左端裏側が1番です。


3.5インチFDD(FD1137D)です。 34極のオスコネクタで左端下が1番です。
(このコネクタには切り欠きがありませんが、切欠きは下側にあるというイメージです。
ピンアサインはFD1155Dと同じです。(資料は色々なサイトにあるので省略します)。


マザーボード上のフロッピーコネクタです。 右端 上側が1番です。


5インチ2台内蔵用のオリジナルのケーブルです。
これと同じ配列となるように、5インチ+3.5インチ用ケーブルを作成しました。


作成したケーブルです。 フラットケーブルは一直線上にFDDが並んでる場合には問題ないのですが、
方向がずれている場合には方向偏向しにくいので、すだれ形オキフレックスを使いました。


5インチFDDのカードエッジ型コネクタです。
3Mの5934-0001やHRS 34が該当するらしいですが、手に入らなかったのでヤフオクに
出品されていたものを購入しました。
(ただ、最近の出品されているものはコネクタに仕切り板がないものが多いようです)。


3.5インチFDDとマザーボード上の34pin コネクタです。
スリーエム(3M)の No.3414(入手できず)、第一電子工業(DDK) FRC5-A034(モノタロウ)、
RS Pro 304シリーズ(モノタロウ) など結構見つかります。
今回はFC-34P (共立エレショップ)を使いました。
コネクタ(圧接型)のカシメは専用工具を持っていないので、卓上の小型の万力にゴム板を挟んでカシメました。


また、すだれ形オキフレックス(沖Flex)はカラータイプを使いました。これも共立エレショップで購入。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (大阪のM)
2022-03-21 07:52:17
大阪のMです。
早々にアップしていただき有難うございます。
非常にわかりやすい解説で永久保存版にしておきます。
ヤフオク!では5FDD、3.5FDDの混在PCをみかけます。
とりあえず、5FD→3.5FD変換はお世話になり
うまくいっているので、すぐにする必要は無いのですが5FDDより、3.5FDDの方が耐久性が高いような
気がするのと、部材も掲載頂き、安価なので
おりをみて挑戦したいと思います。
情報有難うございました。
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Unknown (masaharu221208)
2022-03-21 12:12:50
私のイメージでは5インチのドライブは3.5インチに比べ頑強なのでドライブとしては5インチが優れ、フロッピーディスクは5インチの方がカビが生えていることが多かったので、ディスクは3.5の方が優れるという印象を持っています。 両方を勘案すると どちらも優劣つけ難いと思っています。 (あくまで私の漠然とした印象です)。
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Unknown (masaharu221208)
2022-03-21 12:15:51
あえて言えば5インチのあのガチャガチャという音が懐かしく好きです。 
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Unknown (大阪のM)
2022-03-21 12:27:05
そうですね。FDの音は5インチFDがいいです。8インチの太鼓をたたくような音も最高です。用もないのに、FDコピーをして満足することがあります。
( ´艸`)
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