HP67のカードリーダーの修理を先日行ったのですが、安易な方法だったのでモーター軸が滑って、カードを吸い込まなくなりました。
前回の修理のブログです。
https://blog.goo.ne.jp/masaharu221208/e/f8ec0eeac24eab8163f454eba16fd3ab
そこで、今回はしっかりと固定することにしました。
お勧めのシリコンシーラントではなく、硬化しても弾性があるセメダイン EP001Nを使うことにしました。
また、色々なサイトにローラー軸が偏芯させてあり、押しつけ力を調整できるとあるので、その真意も確認しました。
もともと充填してあった樹脂は硬化しており、簡単にほじくり出すことができ、ウォーム軸とアルミパイプを分離できました。
0.2mmのピアノ線3本と、熱収縮チューブを使って、下図のようにウォーム軸とアルミパイプを同軸になるように組みました。
この状態で、セメダインを適量流し込んだ後、モーター軸を挿入しました。
モーター軸を挿入した状態です。 このセメダインは20分ほどで固まり始めるので、10分ほどしてから、熱収取チューブやピアノ線を外し、モーター定位置に固定し、ウォーム軸の先端をスラストを受けるボール球に当てて、軸芯を確保しました。
この状態で1日放置し、完全に固まるまで待ちました。
ローラー軸の偏芯の確認
ローラー軸です。 一見したところでは偏芯しているのは分かりません。
真上から拡大すると、わずかに偏芯していることが確認できます。その量は0.1mm程度と思われます。
今回は、押しつけ力が一番低くなる位置で軸を挿入しました。
この状態でも、カードの読み書きは問題なくできることを確認しました。
以上で、修理は完了です。
前回の修理のブログです。
https://blog.goo.ne.jp/masaharu221208/e/f8ec0eeac24eab8163f454eba16fd3ab
そこで、今回はしっかりと固定することにしました。
お勧めのシリコンシーラントではなく、硬化しても弾性があるセメダイン EP001Nを使うことにしました。
また、色々なサイトにローラー軸が偏芯させてあり、押しつけ力を調整できるとあるので、その真意も確認しました。
もともと充填してあった樹脂は硬化しており、簡単にほじくり出すことができ、ウォーム軸とアルミパイプを分離できました。
0.2mmのピアノ線3本と、熱収縮チューブを使って、下図のようにウォーム軸とアルミパイプを同軸になるように組みました。
この状態で、セメダインを適量流し込んだ後、モーター軸を挿入しました。
モーター軸を挿入した状態です。 このセメダインは20分ほどで固まり始めるので、10分ほどしてから、熱収取チューブやピアノ線を外し、モーター定位置に固定し、ウォーム軸の先端をスラストを受けるボール球に当てて、軸芯を確保しました。
この状態で1日放置し、完全に固まるまで待ちました。
ローラー軸の偏芯の確認
ローラー軸です。 一見したところでは偏芯しているのは分かりません。
真上から拡大すると、わずかに偏芯していることが確認できます。その量は0.1mm程度と思われます。
今回は、押しつけ力が一番低くなる位置で軸を挿入しました。
この状態でも、カードの読み書きは問題なくできることを確認しました。
以上で、修理は完了です。