552『自然と人間の歴史・世界篇』戦後の東南アジア(東ティモール)
16世紀前半、リウライ(王)が割拠し、王国が乱立している中で、ポルトガルが東ティモールに白檀(びゃくだん)を求めて来航し、ティモール島を征服しました。17世紀半ばには、オランダが西ティモールを占領しました。1701年、ポルトガルがティモール全島の領有を宣言しました。1859年、ポルトガルとオランダの間でリスボン条約が結ばれ、それぞれ東西ティモールを分割し、植民地支配を本格的に開始しました。
1942年、「大東亜共栄圏」を掲げアジア全域に侵略のため進出の足を伸ばしていた日本が、ティモール全島を占領しました。1945年、第2次世界大戦終了後、ポルトガルによる東ティモールの支配が回復しましたが、西ティモールについてはインドネシアの一部として独立を果たしました。
(続く)
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