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株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

外人勢がクリスマス休暇では

2007-12-19 11:25:11 | 株に出会う
前場は寄り付きに久し振りに買い優勢で始まったためか、先物がシカゴよりも85円安く寄りついたこともあり、当初は買い上がりがありましたが、引けにかけてはジリ下げでした。

持ち越し玉は、その過程で利確しましたが、5707東邦亜鉛だけは、今日の鉄鋼・金属関連の地合の良さを確認しないで615円で売ったのは失敗でした。

その後落ち続けていた4062イビデンを7560円で拾ったものの、こちらはその後の更なる下落の過程で-3Kで撤退。これは昨日のブログで7530円での待ち伏せと言っておきながら、早めに反発するのではないかとの勝手な思い込みからの早めの買いでした。自分としてのもう1つのルール、つまり、落ち目の株は3分足のMACDがシグナル線をきちんと抜けるまで待つというルールにも違反しておりました。

この株、10時頃7500円割れを起こしております。その直前にシグナル線を抜いておりました。しかし、ここからが今日のこの株の真骨頂が試される時だったようです。7500円を大きく割り込み、再びシグナル線を上から下に抜けることなく、そこを耐え抜いておりました。そして5本MAラインを下から抜いてからは25MAラインをも抜き、前場はその状態で水平飛行に入っております。その水平飛行のラインがちょうど筆者が先んじて買ってしまったあたりとなります。

このように、タイミングを計らないと、その後の下落で手放す羽目になるか、もうすこし地合を見極めるにしても、一歩間違えば更に損失が膨らむことになります。このイビデンの場合は7500円どころに28K程の買い板がずっと鎮座しておりました。これが崩されるのを見ると、7530円の抵抗線を破られた上に、大台も破られたのでは、普通の神経では「今日はあかん」とばかりに損切りすることになるのではないでしょうか。

しかし、ここのところの判断が勝敗を分けるのが株の難しいところでもあり、面白いところとも言えます。つまり、テクニカルな理論だけでは決して勝てないということですが、それなら状況に応じてテクニカル指標を使い分けるのも人間の知恵というものですね。というのも、こうした錯綜した状態の中で、単なる勘だけでは勝率が上がるとも思えないからです。株はある意味で確率の勝負ですから、ここに自分だけのテクニカル指標が役に立つ要素があると思います。

ここは、上に述べたとおりに3分足のMACDがシグナル線を下から抜いて、7500円割れでも耐えていることを冷静に確認してから、リスクをとっての買いに入るのが正解だったようです。もしシグナル線を割ればそこで撤退すればよいことです。

まあ、こうした試行錯誤からの教訓を今後になかなか生かし切れないのも人間の弱さです。一度に複数のファクターを頭に入れながらの行動はそもそも無理なようです。

ところで、買いが続かないものの、先物のOSCは+2%の43%、日経平均は-1%の44%ですがプラ転、マザーズ指数も+1%の40%でのプラ転と、相場全体としては悪くはありません。

後場は何らかのニュースなりをきっかけにして、15300円あたりまで上昇する可能性があると思います。そうでない限り、また明日以降の相場を悲観しての売りが優勢になるのかも知れません。
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明日のモニタリング銘柄(12.19.07)

2007-12-18 21:43:57 | 明日のモニタリング銘柄
今日は久方ぶりに3銘柄引け際に買っての持ち越しです。

日経平均は下げはしましたが、安値からは200円ほども切り返し、雰囲気が昨日とは大違いです。売り方の買い戻しもあるでしょうが、海運や不動産など売り込まれていた銘柄にも「救いの手」が伸びていたということは、自律調整の一環かと思います。

またNYダウも2日連続で売り一辺倒で終了しておりますが、こんなことは記録を取りだして以来ありません。OSCは39%まで落ちて、11月26日に並んでおりますが、このあたりで一旦反発することを期待。夜に入って円安の方向にも振れております。

ユーロ・USドルが最悪期を脱した感があります。今、ちょうど1.44ドルを回復。これにピッタリ呼応するのがゴールドです。このところのドル高は専門家も首をひねる不可解さでした。利下げ期待がなくなったことと、年末の資金需要からのドル買いでの上昇はある程度理解できるのですが、中央銀行の資金供給があったということとドル高がどうも今ひとつ理解不能なのです。オークション方式の採用ということで、個別銀行が中央銀行から資金の供給を受けるため、ドル不足に陥ったということなのでしょうか?

どなたか、最近のドル高についてすっきりした理由をご存じでしたらお教え下さい。

しかしそろそろドル高もピークを迎えつつあるようです。そして、日本国債先物は今日も少し上げて、節目のOSC52%に届きました。折しも、日経平均が12月12日のOSC62%から、昨日は41%まで下落し、今日は45%にコンバージェンス。大体、逆相関の関係に沿った動きとなっております。

こうしたことも、明日は日経平均が上げ、国債先物は下げる(金利上昇)という流れを予想している理由です。

さて、新興市場もいち早くリバウンドしましたが、明日のモニタリング銘柄です。

1.2150ケアネット
 14日の安値を綺麗に下抜き、OSCもプラス6%の38%と回復。

2.3846エイチアイ
 押しに押された分だけ回復度が遅いのですが、322Kさえ明日は死守できれば、最悪期を脱した模様。

3.2127GCA
 まだ売り圧力がありましたが、何とかOSCも+2%の27%にしての終了。押された分だけ、上げる時のイナーシャがかかるもの。明日も押し目狙い。

4.7974任天堂
 この株だけやけに押されておりましたが、これでOSCが33%です。この値はこの株の今年の最低値。指数値はまだ高めですが、明日も押されるようだと、そこからの反転は必至かと。

5.5410新日本製鐵
 この巨漢株、出来高も増えてOSCを+1%の39%にまで持ってきました。ここからは持久戦です。デイトレ対象銘柄ではありません。じっくりと行きたい方向け。筆者を除く団塊の世代向けかも知れません。何しろ、電話でコールセンターにおっとりと指し値注文しても間に合います。しかし、鉄は早いうちに打てとも言います。やはり、幾ら団塊の世代でも、このご時世にコールセンターはもうないでしょう。自力でインターネットを何とかすべきです。
 
6.6486イーグル工業
 今日は原発関連が冴えませんでしたが、それでも後場には前場からのリバウンドを成し遂げております。これも昨日安値を奪還。OSCは+4%の42%とコンバージェンス。指数値面からもここは一発大きく回復するかどうか?

7.9793ダイセキ
 明日は今日の安値の3230円をキープできるかどうかが焦点。RSIも20%まで下げました。OSCは+2%の34%です。この株としては異例の25MAからの乖離も8%まで拡大。ここは明日の少々の押し目からの反発狙いです。

8.5711三菱マテリアル
 これも今日の470円の安値を巡る攻防に注目。

9.4062イビデン
 この優良株が押しに押されて、今日も反発しないとは株も分からないものです。しきりに買いのレポートが出てはいるのですが、その「よいしょ」が仇となっているのか?つまり、誰かによいしょと御輿を担がせたい輩がいるのかも知れません。しかし、そろそろ押し目買いの時期でしょう。しかし、そのためには何らかの根拠がいりますね。この株のOSCの最低値は筆者が損切りした8月17日の31%です。今日はまだ34%です。このような時は更に翌日は押されることを覚悟した方がよいのが過去のデータからも言えます。ずばり、明日は7530円近辺で待ち伏せる戦法。但しこれは地合が悪い時。良いときは、今日の安値の7640円近辺での待ち伏せです。

10.5310東洋炭素
 今日、この株を監視から外したのは見事に失敗でした。気づいた時は遅きに失しました。それでもまだOSCも37%です。押し目をじっくりと待つ戦法ですが、9500円に届く勢いが寄り付きからある場合はその限りにあらず。

11.6519エネサーブ
 今日の後場から監視しておりましたが、微動だにしませんでした。つまり、仕手筋の資金が入らない限り、お呼びではない株です。PERは50倍と高いのですが、PBRが0.55倍であることが、食指を動かされる所以かも知れません。とにかく動かない限り買いに動かないこと。

12.7014名村造船所
 今日も蚊帳の外。ついにOSCは29%に。前日より高く始まらないと、その日は皆さん戦意喪失のようです。ましてや、明日造船銘柄が反動安にでもなれば、ますます蚊帳の外どころか、塀の外まで追いやられるでしょう。しかし、時折出来高を伴って、ズドーンと来ることがあります。そろそろ導火線まで後わずかのようですので、呉々も鎧甲を身に纏って用意の程を。もし、思いも寄らぬ大砲でも飛んでくれば、鎧甲は何の役にも立ちませんので、そこは覚悟の上で。

13.9113乾汽船
 船舶では25MAからの乖離がまだ17%もあるこの株に注目。その点は名村よりも押されております。

以上です。
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乗り遅れまいとの焦りの罠

2007-12-18 11:24:31 | 株に出会う
今日もどうせチョイ上げては下がるだろうと、タカをくくって相場をみておりましたが、15000円割れはならず、気が付けばマザーズ指数が突出して上げてきておりました。そこで反応のなかった押されすぎ銘柄が動意づいた節があったので、つい442Kでの高値掴みをしてしまいました。

こういう出来高の少ない株こそ、下値をじっくりと見定めて悠長な買い方をしなければ痛い目に遭います。案の定、30枚ほどの売り板が442Kに現れ、成り売りする動きが見られましたので、やむなく437Kで撤退。その後前場に423Kまで落ちておりますので、全く見る目がなかった失敗トレードでした。

それに輪をかけてアホなトレードをやらかしたのは、6330東洋エンジニアリングでした。先物の反転に合わせてぐんぐんと上に行くのを追っかけて582Kで待っていた玉がさらわれ、下にいく「そぶり」が見えたので、咄嗟に高値掴みの愚をまた犯したものと考え、何と-1Kで売ってしまいました。後で気が付いたのですが、その581円というラインは5本と25本の移動平均が交錯するポイントだったのです。その証拠?にしきりに、581円を指し値をして拾う方々がおりました。そして、案の定と言うべきか、先物が上げにかかるにつれ、この25MAラインをぐんぐんと抜いていきました。+10円では抜けたものが-1Kです。何とも状況判断が冷静にできなかったものです。

この敗因は予想に反してあまり押されずに、マザーズ指数や押されていた1部銘柄が切り返すのを見て、乗り遅れまいと焦ったことです。

焦りは次の一手を狂わします。上がると思って焦った買ったのに、そこから調整に入るそぶりが見えると、高値掴みをしたのではないかと、心理的に逆転をするのですね。

もう1つ心理的に狂わされたのは、3856リアルコムです。これも一時の停滞から再度上げにかかった268Kで買い、一時は+6Kぐらいまでスルスルと上がったのですが、マザーズ指数の落下ペースが1部市場よりも早く始まったようです。結局、東洋エンジニアリングが上げている間にも、買値近くに戻ったため、+1Kで手放しました。これはその後、25MAラインを割り込んでからは更に加速がついて259Kまで落下。

この段階で2度目の失敗をやらかしました。ここまで落ちたから、新興市場特有の自律反発があるだろうと勝手に思い込み、再度262Kでエントリー。ところが落下の大波は2波ぐらいでは収まりませんでした。まさにナイフを掴んだ感じでした。やむなくこれも-3Kで撤退です。

これらのすべては、ひとえにタイトルにあるように、乗り遅れまいとの心理的な焦りがもたらしたものでした。だから株をやるときは淡々と冷静に自分の勝ちパターンに来るまでは売買しないという、サッチャーのような鉄の意志が必要と言われる所以です。

そんなこと、鉄の女でもないのになかなか出来ないことを痛感。いっそ女に変身でもして、イギリスに株留学をして、イギリス国教会にでも”仮装”入信でもして心を改めれば、ひょっとしてこうした罠に入らずに済むのかも知れません。しかし、仮装がばれた時、まだピンピンしている鉄の女サッチャーに鉄の一撃を食らわされる覚悟が必要かも。。

今日のこの失敗は過去何度も繰り返しているものですが、それでも更に繰り返すのは一体全体何なのだろう?ジェイコム君も同じ人間なのに。。。
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明日のモニタリング銘柄(12.18.07)

2007-12-17 20:04:17 | 明日のモニタリング銘柄
いやはや何ともまあ、後場の寄り付きから先物主導で派手に下げたものです。

前場に+50円で食い逃げした5310東洋炭素や話題に挙げた3715ドワンゴがストップ安です。任天堂も最後に息切れです。先物もイーブニングセッションに入ってまだ40円下げております。

日経平均のOSCはそれでもまだ-9%の41%です。11月19日の37%、11月12日の31%がベースラインですので、まだ下げ余地がありそうです。RSIも51%と高めです。指数値も11月19日のそれに比してまだ600ポイントほども高め。調整過程が更に続くかと思います。

逆にマザーズ指数とヘラクレス指数が、崖っぷちまで追い込まれております。

OSCがマザーズ指数が前日比-6%の33%、ヘラクレス指数は-7%の32%です。DeNAがいなくなったからと言って、ここまで派手に下げることもないでしょうに。

マザーズ指数の今日の安値は11月22日と11月12日の780ポイント少々に超接近しておりますので、これで下げ止まりと思われるでしょうが、真の高値・安値を勘案した指数値では、まだ50ポイントほどの下げがないと、11月の安値には届きません。ということは、大胆に予測すると、マザーズ指数の明日以降の抵抗ラインは、8月17日の安値の687ポイントとなります。それが簡単に突破されるようなら、OSCで20%台前半までの突入も覚悟せねばなりません。9月18日に23%をマークし、その日の安値618ポイントを付けておりますが、そうした感じの下落です。マザーズ指数のRSIもOSCで23%を付けた時のように、10%台にまではまだ落ちておりません。今日でまだ40%もあります。

もちろん、今日の夜にNYが持ち直せば、一旦反発には転じるでしょうが、その後また環境の悪化で下を目指すのではないでしょうか。

そのNYダウは、先週末段階でのOSCが-7%の48%、RSIは67%です。これもOSCが30%台へ、RSIも30%近辺へ降りないと反発に転じておりませんので、少々きつい感じです。但し、金曜日は売り一辺倒で終わっておりますので、今晩は下げても比較的穏便かと思います。これは今年の3月からのデータが物語っているところです。計12回あったうち、下げたのは4回のみです。確率的には上げる確率が高いようです。

こんな悲観的な状況の中で、明日のモニタリング銘柄を詳述するのもある種のむなしさを覚えますので、単純にOSCが30%を切っている銘柄と、指数値(真の高値・安値を基準とした)が8月来での最低値更新(IPO銘柄は上場来安値)の押されすぎ銘柄の2つに絞って列記しておきます。

一応注意すべきは、今日の4238ミライアルのように、何か不穏なニュースが隠れていることがあるのが、押されすぎ銘柄でもあります。そこは短期勝負にとりあえずは徹するのがよいかと思います。

【OSCが20%台の銘柄】括弧内はRSI%

・6254野村マイクロ・サイエンス(42%)
・8732マネーパートナーズ(45%)
・2138ウェブドゥジャパン36%)
・3789ソネットエンタテインメント25%)
・2126GCAホールディングス(36%)

 以上、新興市場銘柄。

・2432DeNA(28%)
・2371カカクコム(50%)
・9984ソフトバンク(32%)
・8411みずほフィナンシャルG(42%)
・7718スター精密(37%)
・9843ニトリ(40%)
・5310東洋炭素(20%)
・8868アーバンコーポレイション(22%)
・8874ジョイント・コーポレーション(29%)
・7456松田産業(29%)

【指数値が8月以来の安値更新銘柄】
 IPO銘柄は上場来安値、括弧内はOSC値、NA:データなし

・3858ユビキタス(NA)
・2167ウェブマネー(NA)
・3859シナジーマーケティング(36%)
・8728M2J(32%)
・6254野村マイクロ・サイエンス(28%)
・3838AQインタラクティブ(32%)
・3856リアルコム(32%)
・6256ニューフレアテクノロジー(30%)
・2148アイティメディア(37%)
・2150ケアネット(32%)
・3846エイチアイ(35%)
・2138ウェブドゥジャパン(28%)
・2432DeNA(25%)
・2461ファンコミュニケーションズ(34%)
・4238ミライアル(30%)まだ落ちるか。。。
・8941レイコフ(32%)
・2126GCAホールディングス(25%)
・4644イマジニア(37%)
・2389オプト(37%)
・4080田中化学研究所(34%)
・6432竹内製作所(37%)

以上、新興市場銘柄

・6519エネサーブ(34%)
・9130共栄タンカー(30%)
・7014名村造船所(36%)
・9110新和海運(37%)
・9132第一中央汽船(40%)
・9113乾汽船(38%)
・8802三菱地所(33%)
・8031三井物産(43%)
・8058三菱商事(45%)
・5405住友金属工業(43%)
・5401新日鐵(38%)
・6492岡野バルブ(31%)
・7011三菱重工業(38%)
・7001三井造船(38%)
・3436SUMCO(32%)
・5333日本碍子(35%)
・5302日本カーボン(30%)
・7012川崎重工業(38%)
・5711三菱マテリアル(37%)
・9104商船三井(39%)
・9107川崎汽船(34%)
・5310東洋炭素(29%)
・8868アーバンコーポレイション(27%)
・8874ジョイント・コーポレーション(28%)
・5727東邦チタニウム(34%)
・5713住友鉱山(40%)
・4601アサヒプリテック(38%)
・5480冶金工業(42%)
・6767ミツミ電機(33%)
・5202日本板硝子(31%)
・4229中国塗料(35%)
・6457グローリー(43%)
・5707東邦亜鉛(31%)
・5479日本金属工業(45%)
・4587松田産業(27%)

以上です。こんなにあるとは思いませんでした。こんなことならもっと絞れば良かった。途中で止める訳にもいかず、疲れました。これで明日取れなければ、これを「徒労」と言います。疲れすぎて、明日はまるで勝てる気がしなくなって来ました。

もうここらで愚痴と講釈は止めます。このブログの読者ならどこを見ればよいかお分かりかと。。。。
不動産と船舶など業種が全滅のものもありますね。

最後にもう1つだけ。(しつこいね。筆者も)

登録全銘柄は201銘柄です。上記に挙げたのは60銘柄です。約3割。筆者がどういった銘柄を監視しているかもこれでかなりお分かりになったことでしょう。なお、後場はイビデンでの-30円のみ。当然ながらキャッシュ100%です。
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波長の一歩先を読むのが難解

2007-12-17 11:23:20 | 株に出会う
今日の前場の流れは、下記のようなものになります。

1.シカゴCMEより50円安く先物が始まった。
2.それを見ての買い優勢となった。
3.先物の1分足MACDがゼロ値近辺に近づいて頭打ち。
4.9時半を境にして円高が進んだ。
5.先物が始値まで戻した。
6.しかし3分足のMACDでは9本のシグナル線を割らなかった。
7.円高が落ち着くと共に先物が25本MAを抜いた。
8.その後は再度買い優勢となった。
9.先物の1分足MACDは今度はゼロ値を超えた。
10.そして+20まで達したところで頭打ちとなった。
11.前場終了前から先物の1分足が明らかにシグナル線を上から下に抜けた。

ということになりますが、買い場は2で買い3で売るのと、7で買い11で売るの2回だけでした。

寄り付きに上げているのを見て、シカゴCMEの15490円近辺で買った人は、その後の下げで損切りを余儀なくされたことでしょう。また、15500円の節目を抜けてから買った人は、まだ利益がほとんど出ていない状態のことと思われます。後場に下がれば、買値を下回って行き、損切り撤退の可能性もあります。

と言う訳ですので、寄り付きの上昇に乗れなかった方(筆者もそうです)は、7で買うのが正解でした。

前場は、その7で押しに押されていた5310東洋炭素が下げ止まりを見せて、3分足のMACDでも明らかにシグナル線を下から抜いていたので9140円で買いエントリー。その後1分足MACDがシグナル線を上から下に抜けて来たので、9210円で売り指しするも、ジョインベストが指し値確認の画面を今日からご丁寧にも出すようになったので、その分0.5秒ほど間に合わずに売り逃しました。仕方なく9190円で売りました。

これは今のところ上記の先物の波長の一歩先を読んでの売買でしたので、薄利でしたが満足のいくトレードでした。

今日は、先物も新興市場も共に想定通りの下げを演じております。日経平均のOSCは-4%の46%、マザーズ指数のそれは-2%の37%です。今回はマザーズ指数でいうと30%台の前半までの下落を想定しておりますので、段々ときつくなってきております。もうマザーズではありませんが、2432DeNAがプラスから-50Kと沈んでいるのも雰囲気を悪くしておりますね。3715ドワンゴもおつきあい。

仕手株の1518三井松島あたりが気を吐いておりますが、堅実系の9793ダイセキあたりに寄り付きの押し目に乗っているのが正解だったようです。あまりに堅実なので、いつ底を打ったのかいつ節目が変わったのか分かりませんでした。あまり先物の10時過ぎからの切り返しなどには反応しない、唯我独尊の株ですね。それはそれとして筆者としては好感が持てます。

後場も波長の一歩先を読む訓練に励みたいと思っている次第です。なかなか楽に勝たしてくれませんね。近頃の相場は。
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