前場は寄り付きに久し振りに買い優勢で始まったためか、先物がシカゴよりも85円安く寄りついたこともあり、当初は買い上がりがありましたが、引けにかけてはジリ下げでした。
持ち越し玉は、その過程で利確しましたが、5707東邦亜鉛だけは、今日の鉄鋼・金属関連の地合の良さを確認しないで615円で売ったのは失敗でした。
その後落ち続けていた4062イビデンを7560円で拾ったものの、こちらはその後の更なる下落の過程で-3Kで撤退。これは昨日のブログで7530円での待ち伏せと言っておきながら、早めに反発するのではないかとの勝手な思い込みからの早めの買いでした。自分としてのもう1つのルール、つまり、落ち目の株は3分足のMACDがシグナル線をきちんと抜けるまで待つというルールにも違反しておりました。
この株、10時頃7500円割れを起こしております。その直前にシグナル線を抜いておりました。しかし、ここからが今日のこの株の真骨頂が試される時だったようです。7500円を大きく割り込み、再びシグナル線を上から下に抜けることなく、そこを耐え抜いておりました。そして5本MAラインを下から抜いてからは25MAラインをも抜き、前場はその状態で水平飛行に入っております。その水平飛行のラインがちょうど筆者が先んじて買ってしまったあたりとなります。
このように、タイミングを計らないと、その後の下落で手放す羽目になるか、もうすこし地合を見極めるにしても、一歩間違えば更に損失が膨らむことになります。このイビデンの場合は7500円どころに28K程の買い板がずっと鎮座しておりました。これが崩されるのを見ると、7530円の抵抗線を破られた上に、大台も破られたのでは、普通の神経では「今日はあかん」とばかりに損切りすることになるのではないでしょうか。
しかし、ここのところの判断が勝敗を分けるのが株の難しいところでもあり、面白いところとも言えます。つまり、テクニカルな理論だけでは決して勝てないということですが、それなら状況に応じてテクニカル指標を使い分けるのも人間の知恵というものですね。というのも、こうした錯綜した状態の中で、単なる勘だけでは勝率が上がるとも思えないからです。株はある意味で確率の勝負ですから、ここに自分だけのテクニカル指標が役に立つ要素があると思います。
ここは、上に述べたとおりに3分足のMACDがシグナル線を下から抜いて、7500円割れでも耐えていることを冷静に確認してから、リスクをとっての買いに入るのが正解だったようです。もしシグナル線を割ればそこで撤退すればよいことです。
まあ、こうした試行錯誤からの教訓を今後になかなか生かし切れないのも人間の弱さです。一度に複数のファクターを頭に入れながらの行動はそもそも無理なようです。
ところで、買いが続かないものの、先物のOSCは+2%の43%、日経平均は-1%の44%ですがプラ転、マザーズ指数も+1%の40%でのプラ転と、相場全体としては悪くはありません。
後場は何らかのニュースなりをきっかけにして、15300円あたりまで上昇する可能性があると思います。そうでない限り、また明日以降の相場を悲観しての売りが優勢になるのかも知れません。
持ち越し玉は、その過程で利確しましたが、5707東邦亜鉛だけは、今日の鉄鋼・金属関連の地合の良さを確認しないで615円で売ったのは失敗でした。
その後落ち続けていた4062イビデンを7560円で拾ったものの、こちらはその後の更なる下落の過程で-3Kで撤退。これは昨日のブログで7530円での待ち伏せと言っておきながら、早めに反発するのではないかとの勝手な思い込みからの早めの買いでした。自分としてのもう1つのルール、つまり、落ち目の株は3分足のMACDがシグナル線をきちんと抜けるまで待つというルールにも違反しておりました。
この株、10時頃7500円割れを起こしております。その直前にシグナル線を抜いておりました。しかし、ここからが今日のこの株の真骨頂が試される時だったようです。7500円を大きく割り込み、再びシグナル線を上から下に抜けることなく、そこを耐え抜いておりました。そして5本MAラインを下から抜いてからは25MAラインをも抜き、前場はその状態で水平飛行に入っております。その水平飛行のラインがちょうど筆者が先んじて買ってしまったあたりとなります。
このように、タイミングを計らないと、その後の下落で手放す羽目になるか、もうすこし地合を見極めるにしても、一歩間違えば更に損失が膨らむことになります。このイビデンの場合は7500円どころに28K程の買い板がずっと鎮座しておりました。これが崩されるのを見ると、7530円の抵抗線を破られた上に、大台も破られたのでは、普通の神経では「今日はあかん」とばかりに損切りすることになるのではないでしょうか。
しかし、ここのところの判断が勝敗を分けるのが株の難しいところでもあり、面白いところとも言えます。つまり、テクニカルな理論だけでは決して勝てないということですが、それなら状況に応じてテクニカル指標を使い分けるのも人間の知恵というものですね。というのも、こうした錯綜した状態の中で、単なる勘だけでは勝率が上がるとも思えないからです。株はある意味で確率の勝負ですから、ここに自分だけのテクニカル指標が役に立つ要素があると思います。
ここは、上に述べたとおりに3分足のMACDがシグナル線を下から抜いて、7500円割れでも耐えていることを冷静に確認してから、リスクをとっての買いに入るのが正解だったようです。もしシグナル線を割ればそこで撤退すればよいことです。
まあ、こうした試行錯誤からの教訓を今後になかなか生かし切れないのも人間の弱さです。一度に複数のファクターを頭に入れながらの行動はそもそも無理なようです。
ところで、買いが続かないものの、先物のOSCは+2%の43%、日経平均は-1%の44%ですがプラ転、マザーズ指数も+1%の40%でのプラ転と、相場全体としては悪くはありません。
後場は何らかのニュースなりをきっかけにして、15300円あたりまで上昇する可能性があると思います。そうでない限り、また明日以降の相場を悲観しての売りが優勢になるのかも知れません。