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健全なる反発

2009-10-07 11:23:19 | 株に出会う
ここまで欧米の株価が戻しては、日本市場もそれなりの反応をしない訳にはいかなかったようです。何しろ、湾岸バスケット通貨に円も曲がりなりにも入っております。

円高も場が始まってからは一時89円を奪還するなど落ち着いております。

しかし、ダウは25日移動平均に後少し、日経平均はまだ4%下方乖離中です。この壁がきちんと突破されない限り、戻り売り攻勢に、明日以降、しかもSQを金曜日に控えての荒れる前日に何か起こりそうな気配です。

全般には、これまで押し込まれていた非鉄や鉄鋼、それに銀行、不動産が良いようです。逆にディフェンシブ銘柄は今日は売られております。

日経平均のOSCは+7%の38%で、これは10月5日の28%を底にして、その前日のOSCを3%上回り、かつ安値・高値ともに前日よりも上回っておりますので、これはタイトルにあるとおりに健全なる反発です。

人間ドックを恐る恐る受けた熟年男女が、とりあえず当日のクイック問診では、重篤な病は見つからなかったと判断され、少しほっとしている状態に似ております。しかしながら、人間ドックというのは1種のビジネスです。たったあれだけで5-6万円も取れるのですから、医療機関にとってはドル箱です。新たな設備も人材もいらず、急を要する処置もなく、ただただ人数をこなすだけで利益が落ちます。

金融の世界もこうした人間ドック的な機関が色々とあり、それが世界経済を健康にしているかというと決してそうではありませんでした。あの格付け機関というのが、その最たるものでした。

その格付け機関に格付けされた金融機関のアナリストが、別の金融機関の投資判断を顧客に対して行い、それを受けるかのように、当該被格付金融機関のアナリストがその「お返し」として、当初の金融機関に対して格付けをするなどと言う世界が、一体、この市場において許されるべきなのかどうか?

今更ながらですが、どうも釈然としませんね。

持ち越し株は適当な利が乗っているところで一旦処分。ノーホールド状態です。今日持ち越すかどうかは、本来ならYesですが、どうも綾戻しの騙しの可能性もありますので、今日はしない予定です。

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