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臼のような重さ

2008-12-10 11:35:56 | 株に出会う
その昔、ヨーロッパなどの埋葬の習慣では、復活を願って、立派な棺にそのまま亡き人を入れて土の中に埋めます。ところが、医学が発達していない当時は、棺の中で急遽蘇生した人々が大勢いたようです。

単なる心臓ショック死のようなものなら、何かの拍子で元に戻ることもあるのでしょうね。問題は、その死の眠りから覚めた人々の心のうちです。真っ暗闇の中で自らの身体が棺の中に収められていることを程なく知ります。

その時の絶望感といったら、どう表現して良いのか、筆者はたまに「悪夢」として似たような夢を見る程度ですが、実に想像を絶します。自分は死者としてこうして埋葬されている、しかもお棺には釘まで打たれてしまっている。(釘か鍵かはこの際不問に付しておきましょう。)ところが意識が戻って、お腹もすいて、この上もなくこの世が恋しくなるばかり。

こういう絶望感の中で、生き返った人々はそれこそ力の限り叫んでみたことでしょう。「我、ここに生き返り!」と。しかし、既に墓守も帰宅して一杯ひっかけている最中です。その叫びは誰の耳にも届きません。

何だか、今の世の中、こうした目に見えないけれども、ずしりと重たい空気が漂っているようです。

それを映し出してか、相場の方もずしりと重たい空気が立ちこめております。しかし、蘇った死者の必死の叫びで、前場の終盤にかけては8500円近くまで戻しました。

地上に出るまで、後ひと息です。ところが、この臼のような重たい蓋を、息も絶え絶えの人間がこじ開けることが出来るのか、些か心許ない限りです。

それを先取りして、冷や水をかぶせる人間もあちこちに出没する始末。

この窮状をどう打開すべきか。ここはテレパシーか何かを使って、「生前」に可愛がっていた犬でも呼び戻す以外にないでしょう。嗅覚を使ってわんわんと吠えさせれば、誰かその異変に気づくというものです。そのために、棺の中には、生前死者が、そして愛犬が大好きだった食べ物を入れておいたのです。

今日の後場の相場は、この「犬役」を演じることのできるお方がどうしても必要なようです。一体誰が犬役を演じることができるのか、それが問題です。

年金資金は、風聞によれば葬式の時しか参列しないと言うし、外国人は今回の間違った葬儀を裏で演出しており、いまさら自首する訳もないし。国内の機関投資家は、自らの体力を高めるための増資Exerciseとやらで忙しく、とても、こうしたことに構ってられないようです。

さて、どうしたものか。隣の犬はこの際役立たずだし、我が家の猫達はずぼらだし。どうも決め手が見あたりません。この際、日本発で、世界をあっと言わせなければなりません。ここは、個人投資家の決起しか残されていないようですが、筆者も含めて、単に様子見の姿勢だと、ますます窮地に追い込まれるだけか??

今日のところは、どうも「落ち」がうまく決まりませんでした。どうも落ち着かない。。。きっと、ブログのデザインが変わったせいでしょう。

最初に「お知らせ」なるPRが出てくるのがどうも落ち着かない。。。それに切手とスタンプが、変なところに浮き出ているのも気にくわない。。。

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