ここ数年、筆者が採用しているラリー・ウィリアムズの相場に勝つ本に紹介されているUltimate Oscillator(OSC)に基づき、始値・高値・安値・終値のたった4つの指標を使って、買い時・売り時のテクニカルな判定時期の試みをしてきました。
前提条件として、OSCの算出に際しては、真の高値・安値を調整している点にあります。よく、窓を開けて始まることがありますが、この窓を調整して、真の高値・安値を調整する訳です。
いわば、この点のみが筆者が長年に亘ってOSC分析として採用してきた理由となります。他人と同じテクニカル指標を使っていては、長い目で見て相場には勝てる筈がないとの考えに基づくものです。
しかし、ご承知のように相場は時々に置いて全く異なる顔つきを見せます。当然に眼の前の値動きのそうした奔放な動きに翻弄されることになります。様々な指標の関連性を、この間追求してきましたが、こちらを立てれば、あちらが立たずといった、いわばもぐらたたきの様相を呈していたことも事実です。
そして、艱難辛苦といいますか、数年の試行錯誤の末、やっと1つの法則らしきものがOSC分析を通して見渡せるようになりました。到達してみれば、極めて単純な事実でした。
それは、以下の事実です。
1.相場は二番底からの立ち上がりを狙う手法が最も有効である。
2.二番底からの立ち上がりの確認は、前々日の指数値を上回っていることが
条件である。
実は、上記の2番目の点はこれまでも薄々承知しておりましたが、今回の検証でやっと合点が行きました。相場は念には念を入れてから立ち上がるということですね。
これは皆さんの経験則にも合っているかと思います。
以上の新たな視点をベースに、監視銘柄の立ち上がりポイントをテクニカルなサインが明確に出るように完成したいと思っております。
以上は底値からの立ち上がりポイントですが、高値からの下落ポイントについても同様な考えが出来ます。
以上です。
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