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休日のバッハ(4.28.12)

2012-04-28 10:51:14 | 休日のバッハ
今日の「休日のバッハ」は、カンタータ第62番(「いざ来ませ、異邦人の救い主」)より、冒頭の合唱です。

この細やかに刻まれるストリングスを聴いて、何かの奇跡が起こるのを予感させるような気分になりますが、今まさに救い主たるイエス・キリストを待ち望んでいる、それを歌った合唱です。コラールカンタータの名曲の1つ。

歌詞は次のようになっております。(小林英夫 訳)

Nun komm,der Heiden Heiland   どうぞ来て下さい、すべての民の救い主よ、
der Jungfrauen Kind erkannt,   乙女から生まれる御子と預言された方よ。
des sich wundert alle Welt,   全世界が驚嘆するのを承知の上で、
Gott solch Geburt ihm bestellt. 神は御子の誕生をこのように あらかじめ定めておかれたのです。

このところ立て続けに、バッハの協奏曲の名曲、ブランデンブルグと管弦楽組曲のCDを取り寄せ聴きましたが、これまで何度となく繰り返し聴き、またコンサートでも聴き過ぎているせいか、新たな感動というのはあまり湧き出てきませんでした。

ところが、バッハのカンタータの中には、このような有名な協奏曲に勝るとも劣らない曲がコラールの合唱と合わさって沢山残されております。

キリスト教の宗教的な背景から作曲されているだけに、音楽性は有名な協奏曲よりも遙かに高い。

演奏は2つ。ヘルムート・リリングとジョン・エリオット・ガーディナーです。より劇的な演奏がリリングといった違いはありますが、双方ともほぼ同じような演奏ぶりですね。

いつものように、ここをクリックして、ウィンドウズ・メディア・プレイヤーでお聴き下さい。

BWV62Coroとなっている方がヘルムート・リリングの演奏です。

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