10月4日(金)のレーザーテック研究です。
朝方だけ少し見ておりましたが、今日の安値の23380円は、まさにS1抵抗線の23410円にほぼ合致。ここから更に落ちる可能性もあったので、逆指値は入れられませんでした。何せ場が始まって3分後での安値マークですから、これは事前に予測して仕込んで置かなければならず、そんな忍者のような技は当方持ち合わせておりません。
1つの教訓ですが、このようにS1ラインの下抜けを見逃したとしても、そこからの上昇と下降のサイクルを、レーザーテックは必ず繰り返します。その場合の見方ですが、下値が明らかにジリジリと切り上がっているかどうかを注視すべし、ということになります。
ちなみに分足を見ると9時半少し前の押し目は、23140円の朝一の押し目より上。その直後の押し目は更に少し上。この9時半ちょっと前の押し目を見逃さずに拾った方は、その後の10時前にかけての駆け上がりの恩恵を受けることが出来たはず。
そこからは、例によって何かが起こる10時頃にかけて、再度の押し目に見舞われております。しかし、その押し目もジリ上げ基調での押し目でした。その10時の押し目で拾うのが正解。その後10時半頃にかけて今日の高値をマーク。
これをボリンジャーバンドで見てみると、最初の押し目は-3δ割れで買い。次の押し目も-3δより少し上。10時の押し目の時は-2δと明らかに切り上がっておりました。やはり、大勢としてはこの10時過ぎでの買いが本日のハイライトとなります。
さて、何だかんだと言いながら、レーザーテックは総合指数を1.484まで上げました。27日の1.778以来の1.000奪還。それ以前に遡ると、8月19日が1.083で奪還。
27日の奪還時は1.778と上げ過ぎでした。今日の1.484もここ2-3年の水準から大きくかけ離れております。それだけボラティリティの高い値動きにレーザーも晒されており、来週はどのような値動きになるのかを読み解くのはかなり困難。
OSCもまだ40%台ですので、これがジワリと上がっていけば、待てば海路の日和ありといった感じになりそうですが、まずは23720円レベルをきちんと死守することですね。その上は24500円レベルまでギャップがありますので、しばらくは23500-24500円の間での揉み合いとなる公算が大。
以上です。