株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

底値買いと高値売りの関数式

2024-05-11 10:26:32 | テクニカル分析
5月5日にMIN/MAX指数値の自動売買手法という記事をアップしました。

これは、以下のステップでデータの変化を補足します。(高値売りケース)

1.IndexMatchのMAX値が点灯したときの終値
2.当日も引き続き好調ならこのMAX値が連続点灯します。
3.ところが、その買いも継続せず、消灯するタイミングがあります。
4.そのタイミングを捉えて、当日に「高値売り」と点灯させます。

レーザーテックの例でいうと、5月8日の値動きでこの高値売りが点灯。そのタイミングは、

① 寄り付きから高値更新(42660円)この段階でMAX値が点灯。
② ほどなく前日高値の42660円を割り込みます。
③ その後に前日終値の42390円を割り込んだ時に「高値売り」点灯。
④ その後に前日終値を回復した時に「高値売り」消灯。
⑤ 確かなトレンド形成で前日終値の回復が見られないと判断して「売り」

こうした流れになります。ポイントは、強気の流れの中で一旦前日高値を更新し、その後の利確の動きの中で前日安値を割り込み、その後押し目が入り前日終値までも割り込むことが確かとなった段階で「売り」という判断です。

逆の底値買いのシグナル点灯は、レーザーテックの4月26日のケース。

① 前日-1230円と沈みIndexMatchのMIN値が点灯。
② 寄り付きはかなり高く始まって34050円でした。
③ その後利確売り攻勢に晒され、33360円まで落とされます。
④ しかし、ポイントは前日安値までは割り込んでいなかったことです。
⑤ この日は安値=前日終値でしたが、当日の現在値>前日終値で買い。
  33400円か33500円あたり。終値は34000円超え。

まとめると、前日高値<当日高値、前日終値>現在値(売り)
      前日安値<当日安値、現在値>前日終値(買い)

試行錯誤の末、以上の単純明快な公式での判断が有効と結論。

このやり方で、ここしばらくはトレーディングの試行を重ねて行きたいと思っております。

以上です。


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NY市場概況(5.10・2024)

2024-05-11 07:27:10 | NY市場概況
5月10日(金)のNY市場概況です。

1.NYダウ
 3日連続でMAX関数値を更新。8日から強気トレンドへと転換。OSCも68.5%と高水準。2月23日の68.6%に超接近。サイクル的にはここを乗り越えるか、弾き返されるかで、来週の相場展開は明暗を分けそうです。なお、売買判断総合指数では0.122まで上昇。これは2月12日と2月2日にマークした0.123に次ぐ高水準。これを抜けば年初のような活況を呈しそうですが、果たしてどうか?

2.Nasdaq
 こちらはもたつき中。21MAX指数値も2日連続でマイナス転換。強気も弱気もサインは未点灯。14日RSIは72.8%と高水準。4月19日からのラリーはそろそろ天井を迎えそうです。

3.ドル・円
 じわりと円安へと戻しております。総合指数は0.015となり、3日の0.002からは穏便な上昇。0.044が直近の高値(円安)ですが、そこに向けて進行中といったところか。

4.CME日経225先物
 38195円で日経225の終値比35円安。

5.米10年債利回り 4.5%(-0.004%)

6.VIX指数 12.55(-0.14)

7.SOX指数 4808(+48)

8.バルチック海運指数 2166(-37)

9.レーザーテックADR株価 41248円(+308円)

以上です。
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