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独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

MIN/MAX指数値の自動売買収支予測

2024-05-04 19:13:21 | テクニカル分析
休日の間、このところチューニングを施していた、エクセルのリアルタイムデータを使った売買手法について、1つのシミュレーションをしてみました。

それは、21日間のMIN/MAX指数値のトレンドを見て、売買のシグナルを検知し、自動的な売買を仕掛けるというものです。

注意点は、MIN/MAXの指数値は、当日に変化するものと、固定しているものの2種類あることです。シミュレーションには固定しているものを使うのが妥当です。なぜなら、当日変化するということは、サインが点灯したり消灯したりするからです。

変化しないということは、当日の寄り付きで点灯したサインは、終日消えないということを意味します。

その売買サインが変化しないケースに限ってのシミュレーション結果を以下に示します。前提は寄り付きで買いまたは売りを仕掛、大引けにその反対取引をするというものです。以下は、その試算結果です。単位は最低の100株とします。

 1.6920レーザーテック
  売り:629500円(10勝0敗)買い:432500円(7勝0敗)

 2.6501日立
  売り:154700円(16勝3敗)買い:42200円(4勝1敗)

 3.6861キーエンス
  売り:500000円(8勝1敗)買い:763000円(9勝1敗)

 4.9984ソフトバンク
   売り:36600円(5勝1敗)買い:32300円(5勝4敗)

 5.9983ファーストリテーリング
   売り:173000円(4勝1敗)買い:70300円(2勝0敗)

 6.7974任天堂
  売り:6100円(1勝0敗)買い25200円(4勝0敗)

 7.1326ゴールドシェア
  売り:60000円(8勝4敗)買い:該当なし。

 8.8035東京エレクトロン
  売り:463000円(9勝1敗)買い:該当なし。

 9.3696SHIFT
  売り:-44000円(1勝2敗)買い:390000円(8勝0敗)

10.6146ディスコ
  売り:569000円(7勝1敗)買い:該当なし。

11.6857アドバンテスト
  売り:34500円(3勝0敗)買い:15200円(1勝0敗)

12.7735SCREEN
    売り:300500円(7勝0敗)買い:9000円(1勝0敗)

以上、出来高が多くデータの豊富な銘柄を中心に実績を出してみました。
レーザー、キーエンス、東エレ、ディスコ、SCREENなどが好成績ですね。
また、SHIFTの売りは駄目。バンクはどうやらうまく当てはまらないようです。任天堂は異端児だけあってうまく捕まらないようです。

上記は寄り付きと大引けでの売買ですが、場が始まれば「売り」「買い」のサインが前日までのデータに基づき表示され、これは終日変わりません。従って、売りと出た場合は、寄り付きより上で売れば売るほど、大引けにかけての利益が積まれれるということにもなります。買いはその逆で下で買えば買うほど利益が積まれます。当然ですが。

従って、上の戦績はあくまでも1つの目安です。

これで、このサインの点灯による売買にかなりの信憑性があることが分かりました。じっくりと、相性のよい銘柄を中心に実際の売買で検証をしていきたいと思います。1つ心がけるのは、場中の動きに惑わされないことです。

以上です。


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NY市場概況(5.3.2024)

2024-05-04 08:18:36 | NY市場概況
5月3日(金)のNY市場概況です。

1.NYダウ
 弱気相場の中での高騰。21日MIN指数値が下落せず、MAX指数値だけ上昇を続けている状態。全般的には4月4日からは弱気相場継続中。OSCは47.3%と、まだ強気相場のような50%超には至っておりません。

2.Nasdaq
 こちらは、4月16日からの弱気相場。19日には一旦底打ちしております。それ以降は、強弱ともシグナルが出ず、OSCも50%を超えては下げというのを繰り返しております。しかし、ダウともども各MAラインは突破してきております。強気転換なるのかどうかの正念場。

3.ドル・円
 こちらは形の上では、まだ円安方向への強気相場が続いております。これは1月10日以来の継続。弱気相場が始まったのは昨年の11月20日。ここから年明けまでは弱気相場で、以降は3月8日と11日に弱気相場になりかけましたが、それを3月19日に跳ね返しての強気相場の継続中。しかし、OSCが52%まで落ちてきました。OSCが50%を割れるとこれは円高亢進となりそうです。今回の円安ラリーが始まったのが3月12日のOSC50%です。その後48%に落ちてから53%にすぐ回復しての円安ラリーです。50%割れを演じるかどうかが来週の見どころ。

4.CME日経225先物
 38360円で終了し、日経225の終値比で124円高。

5.米10年債利回り 4.509%(-0.059%)

6.VIX指数 13.49(-1.19)大幅下落。

7.SOX指数 4716(+111)

8.バルチック海運指数 1774(+86)

9.レーザーテックADR株価 41060円(+390円)

以上です。
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