6月18日(月)の市場概況です。 先物は午後3時15分現在。 下に18日の海外市況
◆日経先物:8730円(+170円)OSC58%(+2%)6月4日のOSC45%、終値8290円から切り返し中。 RSIは55%(+6%)
◆日経平均:8721円(+152円)OSC54%(+-0%)6月4日のOSC46%、終値8296円から切り返し中。 RSIは52%(+3%)
◆TOPIX:739(+12)OSC56%(-2%)6月4日のOSC45%、終値696ポイントから切り返し中。 RSIは55%(+2%)
◆マザーズ指数:334(+8)OSC68%(+-0%)5月28日のOSC31%、終値304ポイントから切り返し中。RSIは67%(+1%)
◆騰落レシオ(25日間)
東証1部:91.41%(+8.78%)-6月18日現在。
マザーズ:97.50%(+9.9%)-6月18日現在。
先物はSQ値の8613円をいきなり突破。ギリシャ選挙を好感してのものですが、肝心のスペインが大変な状況です。
今日の日経ビジネスオンラインによれば、不動産開発業者向けだけでの融資関連の6割(1840億ユーロ)が不良資産を占めております。2000年から2008年にかけて、スペインでの不動産バブルで平均で2.5倍にも上がった不動産は、現在、まだそこから28%(2000年からはまだ1.8倍)にしか下げておりません。
日本のバブルで28%下げたところで止まったでしょうか?後8割も2000年よりも高い。
上述の1840億ユーロはまさに氷山の一角でしょう。スペインは政府債務の対GDP比は73%程度ですが、民間企業と世帯の債務をあわせれば、400兆円にも及ぶ借金を抱えているのが、日本と全く事情が異なります。GDPの3.6倍です。日本は政府債務だけですが、GDPの2.2倍。そして、最も安い国債金利が危険水域の7%ということは、28兆円の利払いという単純計算です。住宅ローンを組んでいる所帯では金利10%がのしかかってくるとして、300万円の年収に対して200万円にも及ぶ利払い。これが一体返せるのか??不可能ですね。しかも、まだまだ不動産価格は下がる一方。
このスペイン問題、これからはかなりの波乱含みですね。
【以下は18日の海外市況】
◆ドル・円:79.1円(+48銭)OSC44%(-+1%)6月12日のOSC60%、終値79.51円から円高トレンドに転じたか?RSIは46%(+6%)-18日現在。
◆ユーロ・ドル:1.258ドル(-0.005ドル)OSC44%(-4%)RSIは55%(-1%)6月14日のOSC52%、終値1.263ドルからユーロ安に転じたか?-15日現在。
◆USドルインデックス:81.95(+0.32)50MA(80.76)を目指して下落中。-18日現在。
◆10年債利回り:1.59%(-0.01%)50MA(1.82%)を割り込み、下落トレンド線上で落下中。
◆米3ヶ月国債:0.1%(+0.01%)対10年債スプレッド:1.49%(-0.02)3%切ると要注意。
◆NYダウ:12742ドル(-25ドル)OSC57%(+1%)RSIは55%(-4%)6月5日のOSC39%、終値12128ドルから切り返し中。
◆ナスダック:2895ドル(+23ドル)OSC58%(+7%)、RSIは53%(-1%)5月18日のOSC22%、終値2779ドルから切り返し中。
◆DAX指数:6248(+19)OSC47%(-1%)RSIは40%(-4%)、6月5日のOSC35%、終値5969から切り返し中。
◆上海総合:2316(+9)OSC50%(+4%)RSIは34%(-5%)6月8日のOSC30%、終値2281から切り返し中。
◆VIX指数:18.32(-2.79)50MA(20.55)の下値抵抗線を一気に割り込み下落。
◆CRB指数:274(+1)50MA(290)を割り込んで落下してから揉み合い中。
◆WTI原油先物:83.19ドル(-0.76ドル)200MA(96.38ドル)をも割り込んで急落して揉み合い中。
◆NY金:1629ドル(+-0ドル)50MA(1615ドル)の上値抵抗線(やっと上向き)をジリジリ突破中。
◆セミコンダクターインデックス:381(+5)200MA(390)の下値抵抗線を突破し急落するも反発途上での停滞。
◆シカゴCME(円建て):8695円(-35円)
ギリシャ問題が一段落するも、次のスペイン情勢への懸念から各市場ともまちまちの展開。FOMCが明日から始まるため、このスペインへの飛び火(=米銀への飛び火)を見越しての、何らかの処置がとられるのではとの思惑から、大きく反落するには至っておりません。
商品も停滞ですが、VIX指数だけはなぜか大きく下げております。
為替はスペイン情勢の悪化からユーロが再度売り込まれております。逆にドルインデックスは上昇。円は79円近辺で揉み合い。
◆日経先物:8730円(+170円)OSC58%(+2%)6月4日のOSC45%、終値8290円から切り返し中。 RSIは55%(+6%)
◆日経平均:8721円(+152円)OSC54%(+-0%)6月4日のOSC46%、終値8296円から切り返し中。 RSIは52%(+3%)
◆TOPIX:739(+12)OSC56%(-2%)6月4日のOSC45%、終値696ポイントから切り返し中。 RSIは55%(+2%)
◆マザーズ指数:334(+8)OSC68%(+-0%)5月28日のOSC31%、終値304ポイントから切り返し中。RSIは67%(+1%)
◆騰落レシオ(25日間)
東証1部:91.41%(+8.78%)-6月18日現在。
マザーズ:97.50%(+9.9%)-6月18日現在。
先物はSQ値の8613円をいきなり突破。ギリシャ選挙を好感してのものですが、肝心のスペインが大変な状況です。
今日の日経ビジネスオンラインによれば、不動産開発業者向けだけでの融資関連の6割(1840億ユーロ)が不良資産を占めております。2000年から2008年にかけて、スペインでの不動産バブルで平均で2.5倍にも上がった不動産は、現在、まだそこから28%(2000年からはまだ1.8倍)にしか下げておりません。
日本のバブルで28%下げたところで止まったでしょうか?後8割も2000年よりも高い。
上述の1840億ユーロはまさに氷山の一角でしょう。スペインは政府債務の対GDP比は73%程度ですが、民間企業と世帯の債務をあわせれば、400兆円にも及ぶ借金を抱えているのが、日本と全く事情が異なります。GDPの3.6倍です。日本は政府債務だけですが、GDPの2.2倍。そして、最も安い国債金利が危険水域の7%ということは、28兆円の利払いという単純計算です。住宅ローンを組んでいる所帯では金利10%がのしかかってくるとして、300万円の年収に対して200万円にも及ぶ利払い。これが一体返せるのか??不可能ですね。しかも、まだまだ不動産価格は下がる一方。
このスペイン問題、これからはかなりの波乱含みですね。
【以下は18日の海外市況】
◆ドル・円:79.1円(+48銭)OSC44%(-+1%)6月12日のOSC60%、終値79.51円から円高トレンドに転じたか?RSIは46%(+6%)-18日現在。
◆ユーロ・ドル:1.258ドル(-0.005ドル)OSC44%(-4%)RSIは55%(-1%)6月14日のOSC52%、終値1.263ドルからユーロ安に転じたか?-15日現在。
◆USドルインデックス:81.95(+0.32)50MA(80.76)を目指して下落中。-18日現在。
◆10年債利回り:1.59%(-0.01%)50MA(1.82%)を割り込み、下落トレンド線上で落下中。
◆米3ヶ月国債:0.1%(+0.01%)対10年債スプレッド:1.49%(-0.02)3%切ると要注意。
◆NYダウ:12742ドル(-25ドル)OSC57%(+1%)RSIは55%(-4%)6月5日のOSC39%、終値12128ドルから切り返し中。
◆ナスダック:2895ドル(+23ドル)OSC58%(+7%)、RSIは53%(-1%)5月18日のOSC22%、終値2779ドルから切り返し中。
◆DAX指数:6248(+19)OSC47%(-1%)RSIは40%(-4%)、6月5日のOSC35%、終値5969から切り返し中。
◆上海総合:2316(+9)OSC50%(+4%)RSIは34%(-5%)6月8日のOSC30%、終値2281から切り返し中。
◆VIX指数:18.32(-2.79)50MA(20.55)の下値抵抗線を一気に割り込み下落。
◆CRB指数:274(+1)50MA(290)を割り込んで落下してから揉み合い中。
◆WTI原油先物:83.19ドル(-0.76ドル)200MA(96.38ドル)をも割り込んで急落して揉み合い中。
◆NY金:1629ドル(+-0ドル)50MA(1615ドル)の上値抵抗線(やっと上向き)をジリジリ突破中。
◆セミコンダクターインデックス:381(+5)200MA(390)の下値抵抗線を突破し急落するも反発途上での停滞。
◆シカゴCME(円建て):8695円(-35円)
ギリシャ問題が一段落するも、次のスペイン情勢への懸念から各市場ともまちまちの展開。FOMCが明日から始まるため、このスペインへの飛び火(=米銀への飛び火)を見越しての、何らかの処置がとられるのではとの思惑から、大きく反落するには至っておりません。
商品も停滞ですが、VIX指数だけはなぜか大きく下げております。
為替はスペイン情勢の悪化からユーロが再度売り込まれております。逆にドルインデックスは上昇。円は79円近辺で揉み合い。