どっちにする?

人生って「どっちにする?」そんな選択の連続。あまたあるはずの選択肢。決めるのは自分\(^o^)/

伝統料理の継承

2005-11-03 23:49:06 | 徒然に

幼い日の私の記憶のなかで、母は手間をかけて、保存食を作ったり(味噌、甘酒、漬物、梅干)、季節の行事にあわせた料理を、時間をかけて丁寧に作っていた。子供たちは、その側で手伝ったり、遊んだり、味見をさせてもらったりして、その料理の過程の中に、自然に居たような気がする。成長過程の違いが手伝える内容の違いになって表れ、はやく大きくなって、あの主役級の混ぜる役どころをやりたいとか、思ったものだった。そうやって、自然に伝統料理は継承されてきたのだと思う。ところが、私にはそれが出来ない。途中までは記憶にあるが、その後が無い。日本人なら誰でも知っている、麹とか、見たこともないし、扱い方もまるで知らない。私が知らないから、その後の世代へ私から継承させていくことは出来ない。

友人と二人で料理を作ってみることにした。定期的に作ることを楽しもうとしている。二人とも料理に興味があって似ている。ちょっと面倒な料理は、作ってみたいが、一人では手が出なかったりするから、二人で挑戦してみようということになった。内容は、韓国伝統料理。大長今(チャングム)をみて、ハンサングン氏大好きの友人と、ミン・ジョンホ氏大好きの私が、チャングムがミン・ジョンホに差し入れた料理は何?から、始まった企画だから、韓国伝統料理となった。第一回目は、ケピトックという、餅料理。手間がかかったが、本当に美味しかったし、美しかった。(写真はそのうち公開)、レシピ通りに作ったら、味は京都の銘菓生八橋に似ていて、でもまたどこか、昔おばあちゃんが作ってくれた柏餅にも似ていた。私は柏餅が大好きでよく食べたが、おばあちゃんの味を出してくれものは、探してもなかった。ここにあったの?という、感動モノの味だった。次回の予定も決まった。継続は力なり。

しかし、ふと思う。北米で韓国伝統料理を作っている私たちって?日本の伝統料理も作れないのに・・・・。まっいいか!グローバルに物事を考えよう。世界の伝統料理に挑戦するくらいの気持ちを持てばいいのだからね。

 

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引越し

2005-11-01 18:51:15 | かたまった

引越しを迫られた。この忙しいときに・・・と、腹が立ってくる。夏に大家に会ったとき、とんでもない話を聞いていた。なかなか連絡が取れない彼らにそのことを話すと、家売っちゃった?みたいに、ニコッとされたのだ。え???どうやって暮してるの?キャンピングカーで、子供たちの所を転々と・・・。まさかと、言葉を失った。

ミシガンは寒いから、きっと強気の夏から一転して、車輪の着いていない安住の地が欲しくなったのだろうと、理解は出来る。

しかし、11月中にとか言ってくるから、困りもの。私は日本に行ってくるし、試験もやっと終わったけど、またあるし・・。でも、気持ちの中では、何があっても、一生懸命やって、切り抜けてみせると、思ってはいる。新しい家を探さなくては。。。これが大変なんだけど・・・。

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