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万月堂通信

知床半島、標津町にある民宿「万月堂」から日々の出来事やアウトドアー情報(登山、シーカヤック、釣り、狩猟等)を発信します。

キノコ採り

2017-09-24 | 山菜
 やっと暇ができたので、女将とキノコ採りに出かけました。

 今年のキノコは、イマイチと言ったとこでしょうか!

 うちの庭のシメジも出てはいますが、ボツボツといった感じ。近くの林のボリボリも大量発生はなく、ボツボツ。

 やっとラクヨウは、行けば一回分採れるか、という感じ。


 今日は、午前中雨が降ったので、午後から合羽を着てまずシメジの現場に・・・

 ダメでした!ひょっとしたらこれから出るのか?という気はしましたが。ボリボリはひとつもなくて、ツチスギタケの赤ちゃんがパラパラあるだけでした。


 次は、マイタケの現場に・・・

 一つ目の場所は

 ありました!が、まだ小さくて、後一週間くらいしてから採りに来ることにしました。

 今年は、7月に暑かったので、マイタケは期待してましたが、8月の低温と雨不足が不安材料でした。とりあえず次の現場に向かうことにしました。

 次の場所は

 一株でしたが、採り頃でした!

 帰りの藪漕ぎ中、シイタケもゲット!!

 合羽を着てたので、藪漕ぎで汗まみれになりました!

 10月に入ったら、いろんなキノコ採れそうです。


 余談ですが、今年はドングリの生りはよくありませんが、コクワ、ブドウは良さそうです。


 

山のシイタケ

2017-05-23 | 山菜
 いやぁ~寒いです!!

今まで暖かい日が続いたので、なおさら寒い気がします。

 今日は、曇ってたので、日中もストーブ焚きっぱなしです。


 うちの桜も4,5日前にやっと咲いたのですが、この気温でまだ七分咲きくらいでしょうか。
 まだ咲いてない木もあります。


 今日は、二回目の「タランボ」の収穫もした。そろそろ「ウド」の番ですが、女将からは「コゴミ」をいっぱい採ってこいとの御達しが出てます。

 ところで、今日はもうひとつ山菜採りに山に行ってきました。

 「シイタケ」です。いつもお世話になってる木です。

 パッと見、10個くらいかなと思いましたが、木の下側に結構付いてました。




 直径10センチ前後のものが、40個くらい収穫できました。

アイヌネギ採り

2017-05-05 | 山菜
 女将を誘って「アイヌネギ」を採りに行ってきました。





 黒い服を着てたら、まるで熊のようです!!実際、クマの足跡だらけの場所です。

 この時女将は、「シマフクロウ」の落とした羽根を拾いました。



 家に帰って、また冷たい水で良く洗い、今回のは、女将の田舎に送る予定です。

キノコ三昧

2016-10-07 | 山菜
 毎食山で採ったキノコが食材です。

 「ボリボリ」「エノキタケ」「ハタケシメジ」「ヌメリスギタケ」などなど・・・


 でも今回紹介するのは、

 「マツタケ」です。

 日高や阿寒の山で採れるという話は聞いてましたが、本物のマツタケじゃないのではと疑ってました。

 が実際見ると香りもするし(自分では本州のマツタケより香りが薄いかんじがしました)、まさしく「マツタケ」でした。

 酒蒸し、ご飯・・・美味しく頂きました。



 
 「エノキタケ」枯れた立ち木になってたので、倒したのですが、距離の目測を誤り車に当たって一部破損!!



 昨夜寝てる時「パラパラ」音がしてたのですが、窓を開けるとかすかに積もってました。


 この後、お客さんと鹿の早朝見回り。

 一頭獲った時、山は吹雪き模様でした。

カバノアナタケ

2016-02-23 | 山菜


 「カバノアナタケ」です。


 15年以上前でしょうか?

 「末期のガンにまで効いた!!」とか雑誌にまで載ってました。


 当時、自分はスノーモービルで仲間たちと山の奥まで行って遊んでたのですが、山には「ダケカンバ」の巨木が至る所にあり、そんな巨木の一部にこの「カバノアナタケ」がよく生えてました。

 せっかくなんで見つけては、採ってました。

 木も大きければ「カバノアナタケ」も大きいものがあり、ひとかたまりで10キロはあろうかという大物を二人がかりで約1時間かけて採ったこともあります。

 当時はキロ3万円とも言われてました!!実際自分も頼まれて売ったことがあります。確か10キロくらい、キロ1万円くらいだったと思います。

 現在は?と気になったのでネットで調べてみると、まだキロ1万5千円くらいで販売されているんですね!



 最近は冬の間、運動不足解消にたまに家の回りの森をスキーで歩くのですが、その森の中にもこの「カバノアナタケ」を見かけてました。


 自分は飲んではいないのですが、今でもたまに「分けてくれ!」と頼まれます。

 頭の中の「カバノアナタケ」地図も一杯になってきたので、せっかくなので少しずつ採ることにしました。




 この森には、大木はないので小ぶりのものしかありませんが・・・

 小一時間の散歩で2キロくらいの収穫でした。

 あと10キロ近くは採れるでしょう。

収穫

2015-10-22 | 山菜
 今年も畑のほうはあまり作物を育ててませんでしたが、「ヤーコン」は一週間くらい前に収穫。

 去年より良くできました。道産子の種芋から育てたせいでしょうか?

 カボチャは、苗付けが遅かったにもかかわらず、辛うじて一個{20センチくらい)収穫できました。戴き物のカボチャがあるので食べる分には困りません。


 シーズン最後に登場する「エノキダケ」

 今盛んに出てきました。

 今秋のキノコは、
マイタケ、シイタケはだめでした。
シメジも山はだめ。ボリボリは早生物はよかった。ラクヨウはまあまあと言ったところでした。


 昨日近くの山で「ヤマブドウ」を見つけたので今日女将を誘って収穫に行って来ました。


 木の天辺に見事な房が鈴生りです。


 でもこのヤマブドウよく観察すると途中で折れてます。わざわざ女将を連れてきたのは・・・

 実はこのヤマブドウ、クマに荒らされた後なんです。

 自分の空想だと

 細い桜の木に生った見事なヤマブドウ、さぞかしクマにとっても魅力なものだったに違いありません。

 食べやすい下方のほうを食べつくした後、枝につかまりながら上方に向かったのはいいのですが、なんせ細い桜です。

 枝が折れたようです。急な斜面なので当然クマも転がり落ちたと思います。

 諦めきれないのか?幹を齧ってます。



 幸いにも我々は辛うじて道具を使える脳みそがあったので、壊れた釣竿持参で上方に残ったブドウの蔓を落として収穫に成功しました。

 クマが固執したブドウだけあってすごく実のついた房です。自分の表現で言うならば、
普通のブドウは、「線香花火のパチパチ爆ぜる玉のような感じ」の実のつき方。
このブドウは、「タラバガニの卵みたい」に実が付いてる。
 タラバの卵なんて見たことがないでしょうから理解できないでしょうが・・・

 ついでに周りのブドウも収穫する。

 と言っても手の届く範囲は全てクマに食べられてしまっているので

 女将、重い体にムチ打って頑張りました。


 欲張って採ったわけではありませんでしたが、房から実をとるだけで2時間もかかりました。

 ジャム、焼酎漬け、ワインに加工します。


 今年は雪が早そうなので今日乗用車の方は、冬タイヤに交換しました。
 

 

シイタケ

2015-05-31 | 山菜
 先週まだ小さくて収穫にいたらなかったシイタケの様子を見に行ってきました。

 毎年その時期にしか会わない人はいるもので・・・今日も今時期にしか会わない人と山でばったり出くわしました。

 久しぶりにいろんな話をしました。

 帰り際「ただ今73歳、楽しんでます!!」と言われて別れた。元気いいです!!


 さて毎年お世話になってる木ですが、


 一杯生ってました。

 先週鉈で木をカンカン叩いていった効果でしょうか?

 せっかくなんで数えながら、「1個、2個、・・・180個」


 小さいのもこれ以上大きくはならないので数のうちですが、今までの記録でした。


 「コゴミ」もすっかり伸びて、これからは「ウド」「ワラビ」「フキ」の時期になります。

シーズン到来

2015-05-13 | 山菜
 雪解けで川水が増える前に朝一でアイヌネギ採りに行って来ました。

 



 もう遅いかとも?と心配でしたが、まだ早いくらいでした!

 積雪の違いで、出かたの差に開きがあるようです。

 かなり採りました。家に戻ってから水洗いして、早速女将の田舎に送ったり近所に少しずつ配りました。残りは、すぐ食べる分を除いていろんな形にして保存用にします。

クレソン

2015-03-22 | 山菜
 毎年決まって春一番の山菜の話題で登場する「クレソン」なんですが、今年はちょっと事情が違います。

 例年にない大雪の影響です。

 暖冬で凍れの影響がなかったので、本来なら豊作だったかもしれません。

 クレソンの自生地ですが、まったく緑っ気がないです。

 原因はシカによる食害です。

 大雪で笹の葉もまだほとんど雪の下です。シカが手軽に近寄れる川沿いのクレソンを狙うのも当然です。しかもごく限られた狭いところに集中するのでたまりません!

 写真手前の柳の皮まできれいに食われてます。




 春の楽しみにしていたので残念です。

 ただこれでクレソンが絶えてしまうことはないはずです。
 


 

珍しい山菜

2014-11-10 | 山菜
 この辺りの山にしては、とても珍しい山菜です。



 「ワサビ」です。

 家の近くの湧き水の流れている所に自生しています。


 かなり前からあるのは知ってました。近所の年寄りからは、「どこどこのナニナニさんが付けたもんだ。」と聞いてますが、真偽は判りません。


 久しぶりに行きましたが、かなり増えててビックリ!!

 以前は採るのに気が引けるくらいしかなかったのですが、最近の温暖化のせいでしょうか?
シカも食べないみたいだし、クマに守られて誰も採りに行かないところだし、条件がいいみたいです。

 今日はガバッと一株持ち帰りました。

 イナダ(小ブリ)の刺身を「本ワサビ」で頂こうと思います。