マルソータの道楽日記

東京湾・相模湾の沖釣りと釣り魚料理のブログです。今日も皆様の大漁をお祈りしています。

11月13日 マダイ釣り 久里浜沖の女神様

2010年11月13日 | コマセマダイ釣り
今日も定宿、五郎丸から哲ちゃんとマダイ釣りです。夜中の早くに目が覚めてしまい、いつもよりかなり早く港に着くとはやくも他船にはクーラーがいくつかおいてあり、車も何台かあります。五郎丸のマダイ船は先客がいなかったので、一番乗りでクーラーを置けました。
今日は小潮で満潮10:27。北東の風、トモかミヨシかかなり迷うところです。上げ潮勝負のミヨシにかけるか、下潮の頭狙いと釣りやすさを考えてトモにするか悩みに悩んだすえ、左ミヨシに釣り座を取りました。哲ちゃんは右ミヨシです。

船長から木曜までは(金曜は久里浜休み)ワラサがいたのでハリスを太くするよう指示が出て、最初はハリス6号で望みます。こういうとき気をつけたいのは針の大きさ。ワラサがガシガシ食うような場所ではワラサ仕掛け(ハリス6~8号、針ヒラマサ12号)を迷わず使うべきですが、マダイと両狙いのときはハリスは太くしても針はマダイを意識したサイズをつかいたいものです。今回の針はグレ9号をチョイスしました。

釣り場はいつもの久里浜沖50mの場所。

<久里浜名物三本煙突>



すると3ビシ目 ククンと竿が入り、あわせをくれるとなんとも軽い引き、でもマダイの0.3キロでした。その後、近くを流す他船ではときどき竿が曲がり、イシダイや小型マダイがあがりますが、こちらの船には何もあたらない状況が続きます。

<他船にまけてなるものか!!>


他船で釣っている人を観察していると、ビシを上げるときドラグを締めている。これは細ハリスにちげーねぇとおもいワラサをあきらめハリス3号2本針に仕掛けを換装。さらに餌取りがやたら多いので、ビシもLからFLに変えます。コマセの量を減らして2分のインターバルでマシンのようにコマセをまいていると・・・
ガクンと置き竿がはりました。さっきよりかなりいい手ごたえであがったのは0.9キロ。
これからどういうわけは一時間に一枚のペースでどんどん竿が入る、あがってくるのは0.3~1キロ級ですが、0.5キロを超えるとタイらしい引きを楽しめます。

下げ潮になり、釣り座的には不利になります。やはりトモの釣り人がワラサをあげたのですかさず、ハリス6号に戻しワラサ狙いにすると、またも竿が入ります。でも引きは軽く、マダイの0.5キロ。その後同じ位のと0.8キロを追加して沖あがりとなりました。

本日の釣果

マダイ 0.3キロ 2枚、0.5キロ 2枚 0.8、0.9、1.0キロ 各1枚の計7枚

全部で4.2キロ

<マダイ7枚>


ちなみに船中9名で11枚。2枚1名、1枚2名、ほかの5名様は残念ながら顔を見れませんでした。

食いダナはハリス6m、クッション1mで下から6.5m。全部下針にかかり、やはり秋のタイは底を釣れというセオリー通り。

今日はなぜか自分の竿ばかりアタリがあり、最後の方はちょっと恐縮してしまいました。
無理に理屈を考えれば、釣り座があたったこと、ビシをFLにしてインターバルを短く取ったこと。食いダナがあっていたことなどでしょうが、これを次回反復しても釣れるわけではないのは、過去に何度も体験してわかりきっていることです。
ただあきらかに言えることは、ストップウオッチをみているとアタリは例外なく竿掛けに置いてから20秒~50秒の間できています。この時間がコマセと針が同調する時間なのです。つまり、50秒から先の1分10秒はアタリ待ちのマージンでしかないということです。(ただ大ダイはこの限りではないので・・・)
それからハリスは3号で4枚、6号で3枚。今回の結果からはあまり相関関係がないように見えますが、以前に職漁でマダイの一本釣りをやっている船長さんからはハリスの号数を1上げると釣果が3枚減るとも聞きました。結論出しがたいテーマですね。

ま、釣れた理由をいろいろ考えてもあまり意味のないことかもしれません。

今日はたまたま久里浜沖の釣りの女神様がちょっと微笑んでくれただけのことなのですから。

<やっぱり置き竿ドカンがいいな>